あなたは、自分の電子メールが誰に読まれているのか知っているだろうか? 米国実態から分かったのは、世情を物語るものばかりだった。 あなたが社外に送信した電子メール――あなたの個人的なWebメールアカウントから送信したものであっても――会社に読まれている可能性が高いという事実を知って、あなたは行動を変えただろうか? この1年間で米国企業の4分の1以上が、電子メールに関するポリシーに違反したという理由で従業員を解雇したことを、あなたは知っていただろうか? これら3つの質問に対する答えがすべて「ノー」だとすれば、あなたも米国企業の従業員の多数派の一人であるということだ。それを聞いて、あなたは安堵のため息をついているかもしれない。しかしこれらの答えがどういう意味を持つのかを知れば、安心などしていられないだろう。あなたが今この記事を読んでいることも、社内の誰かに知られている可能性があるのだ。 米国企業