海で山で、毎年何百人の人が亡くなる。そんな危険なところなら立入禁止にしてもよさそうだが、この社会はそういう選択を取らないことになっている。夏になれば海水浴をして楽しむ。冬山も楽しむ。禁じることをしない。リスクを承知で自然を楽しむ文化を私たちはもっている。火山も例外ではない。
海で山で、毎年何百人の人が亡くなる。そんな危険なところなら立入禁止にしてもよさそうだが、この社会はそういう選択を取らないことになっている。夏になれば海水浴をして楽しむ。冬山も楽しむ。禁じることをしない。リスクを承知で自然を楽しむ文化を私たちはもっている。火山も例外ではない。
探検部後輩Sから「瑞垣にクライミングに行きませんか」と誘われたので、金曜夜に中央本線穴山駅に向かった。 とはいえ現在、私は完全に北極モード。幅5センチほどの岩の割れ目に手を突っ込んで、ずりずり体をずりあげるクラッククライミングの技術は、北極ではなんの役にも立たないのでモチベーションがわかない。そこへ、合流したSが、都合のいいことにヘルメットを忘れたというので、強引に標高差2200メートルの甲斐駒ケ岳黒戸尾根ボッカ訓練に計画を変更してしまった。ビニール袋に水を詰め込み、ザックを重くして、土曜日に頂上まで登って来た。 山頂でボッカした水を放水する。大きくなれよ。 ところで登山中、最近はやりの若いトレイルランナーとたくさんすれ違った。いつでもスポーツドリンクを飲めるよう、ホースの伸びた小さなザックを背負い、流行りのカラフルな短パン、Tシャツに身を包んだ、雑誌から飛び出してきたようなさわやかな若者
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