去年末くらいから、DropboxとSugarSyncを使い始めました。 動機 – ATOK辞書同期 もともとのきっかけはそれより少し前、ATOKの辞書を異なるPC間で同期したいなーということでした。 現状、家にデスクトップPC、主に研究室でノートPCを使用していて、どちらにもIMEとしてATOK2009をインストールして使っているんですが、単語の登録をはじめとする学習が各PCで独立だったので、「自分のPCなのに○○が一発変換できない」とか「あの顔文字は…入ってないか」とかもったいない感じになっておりました。 が、学習内容が辞書ファイルで管理されているなら、同期くらいできるんじゃないの?というか今時そのくらい考えてるでしょ。と思って調べたところ、案の定、ATOK Syncというサービスが存在するわけです。 しかし問題は、同期の仕組みがinternetDiskというオンラインストレージ領域を介
パソコンの文字入力には「IME(Input Method Editor)」と呼ばれる日本語入力システムが使われていますが、今ではあらゆるデバイスを購入した時からIMEの機能がデフォルトで搭載されていて、買ったその場で日本語がスムーズに入力できるのが当たり前になっています。さらにシステムも進化して、ケータイやスマートフォンでは入力の途中から候補の文字列が表示される「予測変換」機能など、便利な機能が使えるようになってきています。 ビジネスシーンにおいては、有料のIMEや辞書を追加して入力環境を改善するのは、基本中の基本ともいえるハック・テクニック。それに対して、最近では無料でダウンロードできるものや、各分野に特化した辞書がいろいろ登場していて、それらから何を選んで使うかが上級テクニックになりつつあります。 現在、日本語IMEにはどのような機能があって、どんなプラットフォームで使えるのか。有料版
話題になっている Google 日本語入力を試してみた。いきなり「かな入力」で小さい「っ」が入力できないというトラブルに見舞われた。私は普段かな入力をしているのでローマ字入力だとかなり不便である。仕方なくローマ字入力でせっせと文章を書いてみた。 さて、この IME の売りは推測変換であるが、幾つかの点で大変気になった。 例えば、「まとを」まで入力すると「的を得」「的を得た」「的を射る」の候補が出る。もちろん「的を射る」が正しいのだが、誤用とされる表現が候補として挙がり何も指摘もなされない。この点、常用している ATOK 2009 では誤用の指摘をしてくれる。 「しゅみ」と入れると「シュミレーション」が候補に上がってくるのも困りものだ。ATOK なら「シミュレーションの誤用」として指摘され、直接修正された候補に確定できる。 これはネット上にある文章を機械的に取り込んでいるためだろう。効率がよ
2011年02月28日 ATOKは「もうダメ」だ。 ――「GoogleIMEに移行します」宣言しかないかも Tweet ATOKで困ってるので、GoogleのIMEである「Google日本語入力」に移行を画策中だ。 最初に、編集者という意味で「日本語のプロ」である私の日本語入力環境を振り返ってみる。 私はDOS時代からWindows時代に移行すると共に、自然と「デフォルトアプリ優先主義」になった。そのほうが自分の生産性が上がるから。日本語入力もDOS時代に愛用したWXPから標準のMS-IMEに変え使ってきた。 しかしこのMS-IMEが、日本開発から中国開発に移行してからというもの、どんどんおかしくなってきた。かな漢字変換のエンジンがおかしいし、辞書もおかしい。コストダウンが目的かもしれないが、日本語のコアに関する案件を中国で開発すれば、こうなるのは見えてる。その姿勢が疑問だ。 このあたりの
私が日本語入力について思っていることを書いてみる。 自分としては、デフォルト以外の日本語入力システムとして、ATOK と Google 日本語入力ぐらい(まあ、Baidu IME とかもあるが)しかないのが心の底から残念でたまらない。 雑誌の特集などで、Google 日本語入力と ATOK に単語や文章を変換させて精度を比較しているものを見かける。まあ総合的には同じぐらいの結果になっている。だが、実際に長い間使っているとわかるのだが、Google 日本語入力の間違え方のほうが「理不尽」なのだ。どうしてこれがこうなる? と思わず言いたくなるような。その点、ATOK は弱い部分が前もってわかる。アニメやゲームなど、マニアックな変換には弱い。しかし、ATOK である程度日本語の文章を打ち慣れた人にとっては、そういう「難しいだろうな」と思うようなところは、打つ前からそのことがわかるものだ。 ATO
こちらの記事に関して 「等幅フォント」の読み方 – 頭ん中 「Google IME なら『とうふく』でも出てくる(だから『とうふく』も正しい)」 という声が聞こえてきたんだけど、 そこが Google IME の恐いところでもあると思うんです。 例えば Google IME で「ふいんき」を変換すると 何の疑問もなく「雰囲気」に変換されてしまう。 これが ATOK だと 「言いたいことはわかるけどそれ違うよね」と指摘されます。 ことえりだと そもそも相手にされない。 もちろん言葉というのは常に変わり続けるものであるし ほとんどの自然言語はそもそも約束に基づいてつくられたものではなく たくさんの人が使っているうちに固まってきたものなので 何が「正しい」かを論ずるのは難しいと思います。 だから 「みんな言ってるし『ふいんき』でオッケー!ノープロブレム!」 ということになると、 この話はここでお
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