昨今のゲーム業界を取り巻く流れとして、どのような障がいを持つ方でもゲームが遊べるようにというアクセシビリティ化の動きが加速しています。直近では、ある程度手足が動かせる方が買ってすぐプレイできるようにと、SIEがAccessコントローラーをリリースしたのも記憶に新しいでしょう。 しかし同時に、個々人がもつ身体的なハードルの高さ、そして各々を取り巻く環境は様々だと思います。ゲーム業界がプレイのハードルをなくす世界を望んでいることを感じながらも、未だ至らぬ点は多いはずです。そこで本記事では、そうしたアクセシビリティ問題の当事者の声を聴くべくインタビューを敢行しました。 今回お答えくださったのは、YouTubeで「りくおのへや【Chin Game Player】」というチャンネルを運営しているゲーマーの「りくお」さんです。「脳性麻痺のアテトーゼ型」という障がいを抱えながらも、顎を使ったプレイにて『