最近、理系の大学に進学した女性を「リケジョ」と呼ぶようになったようですが、わざわざそんな言葉が生まれたのは、女性が少ないから。 更に理系の中でも女性が集中している学科とほとんど居ない学科に極端に別れがちです。 理系でも女性が比較的多いのは生命、化学、建築などでしょうか。食品、化粧品、洋服の素材、デザインなど女性に好まれやすい仕事につながる学科には比較的女子学生が多くいるようです。 一方、女子学生が極端に少ないのは、私が所属する電気・電子・情報や機械。電気や機械は人数も多いですし、卒業後の産業界の裾野も広い。 電気というと「電機メーカー」と思われるかもしれませんが、自動車、IT、通信、電力・・・電気を必要とする産業は実に多いのです。 産業規模が大きく、就職が良いにもかかわらず、女子学生が極端に少ない。 こうした理系の卒業後の職場では、成果が数字で表しやすいため、比較的実力主義です。 技術者は