「高校進学は多くの人にとって一般的なこと。息子が公教育から排除されていることは理不尽」 ダウン症で重度の知的障害がある男性(16)の母親は訴える。男性は6月、公立高校の入学試験の合否判定で差別があっ…
「高校進学は多くの人にとって一般的なこと。息子が公教育から排除されていることは理不尽」 ダウン症で重度の知的障害がある男性(16)の母親は訴える。男性は6月、公立高校の入学試験の合否判定で差別があっ…
先日、突如「手話通訳不要論」という投稿がたくさんまわってきた。手話関係者が怒っている。あまりにも安直な手話に対する偏見を大量に並べる投稿が悪趣味だった。私も結構ツイートを投げていたので(試験前後の興奮で)一応まとめておこう。自分の分を。 >手話を第一言語としている人も その可能性は考えた。弁護士会で提言する際にも。しかし、手話と日本語が別言語ならば日本語の習熟に努めるべきだし、日本語字幕を見ても、よくわからない人は文盲と変わらない。そして字幕を見てもわからない内容を、どうやって手話で伝えることができるんだ。… https://t.co/4UoKEPBd8v — 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) July 24, 2024 この「日本語字幕を見てもわからない人は文盲」については、そもそも、そうした文盲、つまり非識字者のことを無視してきた歴史があり、今も日本語リテラシー関
親しい人の顔を覚えられなかったり、目の前にいる人の顔を識別できなかったりする「相貌失認」の人は、これまで考えられていたよりも多い可能性が研究で明らかになった。(PHOTOGRAPH BY BALLBURN_PHOTOGRAPHY, GETTY IMAGES) 伝説の霊長類学者ジェーン・グドール氏、俳優のブラッド・ピット氏、そして『妻と帽子をまちがえた男』の著者として知られる神経学者の故オリバー・サックス氏の共通点は何か? 答えは親しい人や有名人の顔を覚えられなかったり、見分けがつかなかったりする「相貌失認(そうぼうしつにん)」だ。 長年、相貌失認はまれな障害とされてきたが、2023年に学術誌「Cortex」に掲載された論文によれば、相貌失認の人はこれまで考えられていたよりも多い可能性があるという。この研究では、相貌失認の重さや症状は連続的で、その有無を単純に判定できず、使用する基準によって
女性であり、障害者である―。そんな複合的な「困難」を抱える女性障害者の性暴力被害を考える学習会(DPI女性障害者ネットワーク主催)が、京都市内であった。弱い立場にある女性障害者は性被害を受けやすく、支援にも課題が多い。京都の当事者や支援者が、障害者の性被害に求められる支援の在り方を考えた。 【写真】「障害者が性を持たない存在として扱われることを残酷に感じた」と話す女性 ■立場が弱く、声を上げづらい女性障害者 加害者と被害者の力関係を背景に、密室で行われる性暴力。被害者には障害があるケースが少なくない。特に立場の弱い女性障害者は声を上げづらく、被害者である自覚も持ちにくい。背景には、障害者が家族や施設に頼らざるを得ず、性を持つ存在として認識されていないことも関係している。 被害者の総合的なケアを担うのが、各都道府県の「ワンストップ支援センター」。ただ受け付けが電話のみなど、多くの拠点で障害者
トヨタがジャパンモビリティショーにステアリングを出展する。「NEO Steer」と名付けられたそれはランクル250に搭載されていたが、なんと手だけでクルマのすべての運転操作を行えるという。しかもかっこいいのよ……。 文:ベストカーWeb編集部/写真:池之平昌信
俳優の間瀬翔太さんが2023年9月14日、バスで障害者手帳を運転手に提示したところ、後ろの乗客から舌打ちされ、「早くしろよ」などの言葉をかけられたとブログで明かした。 間瀬さんは10万人に1人という難病「脳動静脈奇形」を患っていることを公表している。過去には、病気の後遺症で脳出血を起こし、てんかんを発症したため、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を交付されたことを明かしている。 「世の中の僕以外の障害者の方達もこういう扱いをされている事がある」 間瀬さんは「障害者手帳に舌打ち。コレで2度目」と題したブログで、「なんか障害者手帳を出したら舌打ちされたシチュエーション。懐かしいですね。これで2度目になりますが、良かったら聞いて下さい」と切り出した。 バスを利用した間瀬さんは、乗り込んだ際に手帳を運転手に提示。運転手は「あ、少々お待ち下さいね」と笑顔で応対してくれたそうだが、間瀬さんの後ろで乗
小学生にわいせつ行為を繰り返したとして、大阪府警捜査1課は3日、強制性交や強制わいせつなどの疑いで、府内在住の作業員の男(23)=強制性交などの罪で起訴=を逮捕、追送検したと発表した。男には中度の知的障害があるといい、「小学校の男子と女子どちらにも興味がある。体を触ったり、触ってもらったりすると興奮した」と供述。府警は計27人分の被害を裏付け、捜査を終えた。 逮捕、追送検容疑は平成31年4月~令和5年4月、府内の自宅に当時6~10歳の男児20人、女児7人を連れ込み、着衣をずらして体を触ったり、自身の体を触らせたりするなどのわいせつ行為を繰り返したとしている。 府警によると、男は「ゲームを一緒にしよう」「動画を見よう」などと誘い、自宅に連れ込んでいた。今年5月上旬、被害を受けた男児の母親から「男に性的なことをされた」と110番があり発覚。別の保護者も複数の児童が被害に遭っている旨を小学校に伝
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私が所属するTBSテレビ調査報道ユニットにある男性から情報が寄せられた。かみ砕くと次のような内容だった。「私は公共交通機関の運賃割引が適用される第一種の身体障害者です。3月18日に運賃の割引が適用される障…
Published 2022/12/18 17:09 (JST) Updated 2022/12/19 14:44 (JST) 北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)が運営するグループホームで、知的障害があるカップルらが結婚や同棲を希望する場合、男性はパイプカット手術、女性は避妊リングを装着する不妊処置を20年以上前から条件化し、8組16人が応じていたことが18日、分かった。「同意を得た」としているが、障害者が拒否した場合は就労支援を打ち切り、退所を求めていた。 樋口理事長は「養育不全になった時に誰が責任を取るのか。生まれてくる命の保証はしかねる」と主張した。厚生労働省は「障害の有無を問わず人としての尊厳は守られるべきで、事実なら不適切だ」としている。
彼と一緒にいた日々は本当に楽しかった 結婚も視野に入れてくれた彼だった だから、きっと、この人ならと思って打ち明けた。 結論から言うと、全く理解されることなくわたしたちは別れることとなった。 私はADHDとASD(自閉症スペクトラム症)医師から診断を受けている。 全く自覚はないが、その2つの特性が彼を苦しめていたらしい 何度も同じ話を繰り返ししてしまったり(もちろん過去に話したことは忘れている) 重要なことをうっかり忘れていたり 1発でみんなができることも なかなか身につくのが通常の人より遅かったり 不注意傾向が強いタイプの特性がよく出ていたように思う 彼に打ち明けた時、周囲に全くそういった人がいないから想像が難しいと正直に話してくれた だから理解できるように、勉強すると言ってくれた 嬉しかった 私からも、どういったことが苦手だとか、こういうふうに世界が見えているとか、 わかりやすそうなも
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Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 岐阜大学の研究チームが開発した「MEcholocation」は、舌打ちの反響音で周囲の障害物を把握する能力を体験できるVR(バーチャルリアリティー)システムだ。舌打ちした音が複数のボールとしてバーチャル内で見え、そのボールの跳ね返りを手掛かりに周囲の机や壁を把握する。実際の部屋を舞台に、舌打ちの反響音を確認しながら暗闇内の障害物を回避して部屋の脱出を目指す。 全盲のダニエル・キッシュさんは、目の代わりに舌打ちの音の反響によって世界を見ているという。これはコウモリやイルカが超音波の反響を用いて自身の位置を把握するエコロケーション(反響定位)に似ている。 舌打ちによる短い音を使い、物体に跳ね返
坂上慎一被告らの「減軽」を求めるオンライン署名の画面。10日夕時点で477人が賛同している(写真の一部を加工しています) 福岡市のNPO法人「さるく」の理事長、坂上慎一被告(57)らが「療育」と称し、障害のある中学生を監禁したとして逮捕された事件を巡り、被告にわが子を預けた保護者らが、寛大な処分を求める署名集めを始めた。「虐待」とも指摘される被告の指導を今も信用し、早期復帰を求める親たち。背景には、当事者や家族が十分な支援を受けられず孤立し、追い詰められている現状がある。 「心中するしかない状況」 「心中するしかない状況で助けられた」「力を借りたい人が全国で待っている」。感謝と復帰を願う言葉が並んでいた。被告の罪の「減軽」を訴えるインターネットの署名サイト。小学生の息子に療育を受けさせた大阪府の女性(41)が5日に開設し、10日夕刻時点で477人が賛同した。 福岡県内の50代女性も応じた一
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auなどを展開するKDDIは今月発生した大規模な通信障害について、利用者、数百万人に対して補償する方針を固めました。対象となるのは音声通話とデータ通信が全く使えなかった利用者で、これとは別に利用しづらかった人への対応も検討することにしています。 今月2日に発生し、全面復旧の発表までに86時間かかった大規模な通信障害について、KDDIは詳細な原因や影響の範囲などを特定するため、社内で専門チームを作って検証を進めてきました。 その結果、音声通話サービスのみの利用者を中心に長時間にわたり全く利用できない状態だった人が数百万人に上ることが分かりました。 会社の契約約款では、音声通話とデータ通信のサービスが24時間以上にわたって全く利用できない状態となった場合には、その期間の料金を計算し補償するとしていて、KDDIは該当する利用者、数百万人に対し一定の額を返金する方針を固めました。 一方、今回の通信
KDDIと沖縄セルラーの携帯回線で7月2日~3日にかけて発生した大規模な通信障害について、金子恭之総務大臣は「国民への周知が十分ではなかった」と苦言を呈した。また、携帯電話キャリアの通信障害としては異例となる職員派遣について「総理の指示を受け行った」と説明した。 通信障害は7月2日の未明に発生し、au、UQ mobile、povoなどの携帯回線や、KDDIがネットワークを提供するMVNOの回線において通話やデータ通信が長時間利用できない、または利用しづらい状況が続いた。KDDIは段階的に復旧作業を実施しており、3日10時に西日本エリアでの復旧作業を完了。17時30分には東日本エリアでの復旧作業も完了した。 3日19時現在は、ネットワーク試験の検証のため、平常時よりも通信速度を落とすなど、通信の制御を適用した状況でサービスを提供している。 ・KDDI“過去最大”の通信障害、発生の経緯は? 緊
通信大手KDDI(au)の携帯電話サービスで2日未明に発生した大規模な通信障害を受け、状況説明やWi―Fiの電波を求める客がauショップに詰めかける場面もあった。 東京都心部にあるauショップの副店長によると、通信障害関連で訪れた客が午後2時時点で40~50人に上り、通常の4~5倍にあたるという。「お客様にはいつ改善するか分からないとお伝えするしかなく、心苦しいです」と話した。 別のショップでは午後3時半ごろ、若い男性客が「通信障害はいつ終わるの? 謝って済むレベルじゃねえだろ」と怒りながら店員に詰め寄る姿もあった。Wi―Fiを求めて来店した中野区の会社員女性(26)は「この後友人と待ち合わせをしているが、電話もできず連絡が取れないので困っている。美容室にも行く予定だったが予約の電話もできなかった。本当に早く復旧してほしい」と嘆いた。
親より先に子どもが亡くなる。 それを望む親など、どこにもいないはずだ。 しかし、この日本には「子どもより1日でいいから長生きしたい」そう願わざるをえない親もいることを知った。 私が倒れたらわが子はどうなってしまうのか。 行き場が見つからず、親たちは不安を抱えている。 (社会部記者 周英煥) 今年3月、ある親子と出会った。 大阪・八尾市に住む松江佐枝子さん(73)。 娘の知美さん(45)と2人で暮らしている。 知美さんには、重度の知的障害のほか、両足にも障害がある。 会話はできず、表情やしぐさで感情を読み取らなくてはならない。 松江さんは、デイサービスなども利用しながら、これまで45年にわたって娘の介護を続けてきた。 5年前に夫を亡くしてからは、その役割を1人で担っている。 日常生活の全般でサポートが欠かせない知美さん。 食事の時は、ごはんを口に運んであげたり、おかずを食べやすい大きさに切り
NHKに寄せられた1通のメッセージ。 そこに書かれていたのは「被害者は私の娘、19才-」。性犯罪の被害に遭った知的障害などのある女性の母親からでした。 被害を訴える娘が直面した「大きな壁」を知ってほしいという母親の声。 詳しく話を伺うと、障害につけ込む悪質な性暴力の現実と、それに加えて、障害者が受けた性被害を立件することの難しさが見えてきました。 (大阪拠点放送局 記者 谷井健吾) 「被害者は私の娘、19才。障害者の性被害がなかなか立件されないなか、被害者が証言を頑張り、起訴まで持ち込みました」 去年9月、NHKの情報投稿サイト「ニュースポスト」に届いたこのメッセージは、娘のえりさん(仮名)が性被害に遭ったという、大阪に住む母親の和子さん(仮名)から寄せられました。 決して許されない、性暴力。 しかも、その性被害を刑事事件として立件することが障害者の場合は難しいとはいったいどういうことなの
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