自宅サーバーではサーバー用の高価なハードディスクよりも家庭用の安価なハードディスクが使われることが多いと思いますが、家庭用ハードディスクはサーバー用のそれと比べて耐久性が低く壊れやすいと言えます。そこで今回は家庭用ハードディスクを複数個積んでRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)構成を取ることで耐障害性を上げることを考えてみたいと思います。 RAIDとは、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のストレージとみなして運用する技術のことです。RAIDを実現するにはRAIDボードと呼ばれる専用ハードウエアを使うハードウエアRAIDと、OSやソフトウエアの機能で実現するソフトウエアRAIDの2種類があります。 ハードウエアRAIDの場合、業務用で使われる高価なRAIDボードと家庭用で使われる安価なRAIDボードがありますが、自宅サーバ