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角川グループホールディングス(角川GHD)ならびに角川コンテンツゲートとACCESSは6日、角川グループの電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」向けに、EPUB3.0準拠の電子書籍ビューワの開発に着手したことを発表した。 この電子書籍ビューワは、ACCESSの「NetFront BookReader EPUB Edition」をベースに、独自の機能とサービスが追加されたものとなる。2012年8月を目処に、「BOOK☆WALKER」にて提供開始される予定。 独自機能の例としては、角川グループの強みであるライトノベル作品で、イラストがより大画面で楽しめる機能や、デバイス間の共有しおり機能等が予定されている。また「BOOK☆WALKER」を利用するためには、これまでスマートフォンやタブレット端末へ専用アプリをインストールする必要があったが、EPUB3.0の対応にあわせて、PCブラウザ
ろす 今回から、EPUBの固定レイアウト(Fixed Layout)について、徐々に踏み込んでゆきたいと思います。 ここで主に扱うのは2012年3月13日に発表されたInformational DocumentであるEPUB 3 Fixed-Layout Documentsという文書。EPUB3の仕様本体からは切り離された位置づけにある文書ですが、出版デジタル機構や緊デジ(コンテンツ緊急電子化事業)の制作フォーマットとして利用される可能性もあり注目です。 EPUB 3 Fixed-Layout Documents 電書ちゃん 今日は入門者の立場に立って容赦なくツッコむわよ、覚悟しなさい。 そもそもEPUB=リフローが一般的な理解だと思うんだけど、固定レイアウトは、リフローしないレイアウトよね。つまり、ディスプレイや文字の大きさによって行の折り返しやページ区切りの位置が変化したりしないのよね
EPUB 3フォーマットの電子書籍を読もうとしたら、電子書籍リーダーごとに表示できる機能も見かけもばらばら、といったことにならないように、EPUB 3対応電子書籍リーダーのリファレンス実装(=見本となる実装)をオープンソースで開発するプロジェクト「Readium」が公開されました。 日本からはACCESS、イースト、ボイジャー、楽天/KOBOなどが参加しており、海外のベンダではアドビ、グーグル、ソニー、サムスン、バーンズ&ノーブル、オライリーなどが参加しています(アマゾンの名前がありませんが、アマゾンが標準化団体やプロジェクトに参加しないのはいつものことです)。 EPUB 3はIDPF(International Digital Publishing Forum、国際電子出版フォーラム)が策定した電子書籍フォーマットの国際標準。ReadiumはIDPFのプロジェクトとは独立していますが、I
後で読みたい記事をebookに変換したい...という場合、通常だと2、3段階の手順を踏む必要がありますが、「DotEPUB」というChrome拡張機能を使うと、わずか1クリックで変換作業が可能です! DotEPUBは、URLバーの真横に緑のドットとして表示されるので、変換したい記事を見つけたら、そのドットを一度クリックしましょう。すると、記事が「EPUB」形式でダウンロードされます。ダウンロードが済んだら、あとはファイルを自分の電子書籍リーダーに読み込ませるだけです。 オプションはさほど多くありませんが、画像やリンクを全て削除するといった作業は行えます。読みたい記事が溜まっていて旅行に持っていきたい、「Read-It-Later」にアクセスできない、といった場合、DotEPUBでebookにするのが最善かもしれません! DotEPUB | Chrome Web Store via Addi
オライリー・ジャパンは、このたび株式会社トップスタジオさんと共同で電子書籍専用タイトルの出版を開始します。 現在オライリー・ジャパンでは、販売している書籍のうちおよそ半数にあたる180タイトルの書籍をDRM FreeのPDFフォーマットで販売しています。今回はこれに加えて、ePubフォーマットによる電子書籍専用のタイトルを販売開始します。 2012年1月に発行するのは『Flex 4.5によるAndroidアプリケーション開発』『スケーリングMongoDB』『マネージャーのための仮想化ガイド』の3タイトルで、いずれも50ページから150ページくらいのコンパクトなサイズの書籍。これ以降、毎月数タイトルのペースで刊行を続ける予定です。 今回のプロジェクトでは、トップスタジオの武藤健志さん達が開発に携わるオープンソースのドキュメント処理ツール「ReVIEW」を採用しており、書籍の執筆/翻訳から出版
電子書籍の主要なフォーマットのデータ作成方法を解説する短期連載。前回は文字だけの簡単な電子書籍を作成しましたが、今回は画像で構成する電子書籍を作ってみましょう。作例では写真集を制作しますが、漫画や絵本の場合も同じ手順で作成できます。 ■連載ラインナップ 文字のみ(小説、文学作品など) 画像のみ(漫画、絵本) ←今回作成する電子書籍データ 文字+画像(挿し絵付きの小説や写真集など) 文字+画像+図版(SVG)(技術書、教科書など) 動画を含む複雑なレイアウトおよびインタラクティブ要素を含むもの(雑誌など) 前回同様、以下の4つのフォーマットの電子書籍データを作成します。 テキスト(青空文庫形式) PDF EPUB AZW/MOBI(アマゾンKindle用) テキスト(青空文庫形式)は原則として画像を扱えませんが、iPadのi文庫HDでは独自の拡張機能で画像の表示にも対応しています。そこでテキ
ジャストシステムが2012年2月10日に発売する「一太郎 2012 承」は、新機能としてEPUB形式(EPUB 3日本語拡張仕様)での出力に対応する。日本語ワードプロセッサの雄である一太郎がEPUBに対応する理由は何なのか、また、それによって何を起こそうとしているのか。機能の詳細も含めてお話を伺った。インタビューに応じてくださったのは、一太郎の企画責任者である大野統己氏(コンシューマ事業部企画部)と、一太郎の開発担当である渡辺文夫氏(コンシューマ事業部開発部)。 「これは一太郎に向いている」 ―― 一太郎にEPUB対応機能を搭載することになった経緯を教えてください。 大野 昨年の12月ごろでしたか、EPUB 3の日本語拡張仕様が策定されるという話が出て、実際に中身を見てみたら、縦書きやルビ、縦中横といった、われわれにもなじみが深い言葉が入ってるな、と感じたのが最初です。そこで、EPUB出力
ヤフーは11月2日、電子書籍ストア「Yahoo!ブックストア」をオープンしたと発表した。従来の「Yahoo!コミック」をリニューアルし、電子書籍の標準規格・EPUB形式を採用してダウンロード型販売に力を入れる。 まずコミックを中心に3万冊以上をそろえ、PC(Windows)向けに1冊300円程度から販売する。閲覧には専用アプリのインストールが必要。 従来のYahoo!コミックでは、購入後PC上でしか読めないストリーミング形式が中心だったが、今後はEPUBによるダウンロード販売をメインに据えていく。今後、大手出版社が提供する小説や実用書、雑誌などを販売するほか、MacintoshやiPhone/iPadなどに順次対応していく。 オープンを記念し、「ONE PIECE」や「青の祓魔師」など集英社の人気作品の1巻を100円で販売するキャンペーンを12月25日まで展開する。
AePubReaderはePubファイルをアプリ化するiPad用電子書籍アプリです。 iPadは電子書籍を読むのに最適なデバイスです。iBooksのようなポータル的存在もありますが、アプリの形で独自に発行したいならばAePubReaderを使ってみよう。ePubファイルを内包する形の電子書籍アプリを作れます。 立ち上げたところです。一つの電子書籍ファイル専用のリーダーになります。 左上をタップすると目次が表示されます。ここから選んでページのジャンプが出来ます。 下のスライダーを動かすとページ移動ができます。 検索もできます。検索結果をタップするとジャンプします。 検索ワードをハイライト表示します。 AePubReaderは見栄えがとても良い、という訳ではありませんが実直なソフトウェアではないでしょうか。ePubファイルを配置するだけで使えますので、後は必要なカスタマイズを行ってアプリ化でき
欧米で電子書籍の事実上の世界標準となっている規格「EPUB(イーパブ)」が10月にも縦書きの日本語に対応することになり、世界市場をリードする米アマゾンやアップルが、国内の電子書籍市場に本格参入する可能性が出てきた。 電子書籍の普及にはずみがつく一方、出版業界は正念場を迎えることになりそうだ。 国内では、アップルが2010年5月末、多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」を発売したが、欧米で人気の電子書籍専用サイトは開設していない。米アマゾンも電子書籍端末「キンドル」向け国内配信サービスは始めていない。 これは、国内の出版社側がアップルなどの攻勢を警戒し、交渉が難航しているためとされる。しかし、イーパブが縦書きに対応すれば、日本語書籍を配信しやすい環境が整う。 10月中旬に決まる最新版の「イーパブ3」は、縦書きに対応し、漢字にルビをふるなどの表現もできる。 ソニーや楽天などの電子書籍配信大手
欧米で電子書籍の事実上の世界標準となっている規格が、10月にも縦書きの日本語にも対応することが24日、分かった。 国内の電子書籍市場は、端末や配信業者間で規格が異なり、普及の障害になっていた。ソニーや楽天など電子書籍の配信大手は標準規格を採用する方針で、世界標準との一本化が進めば、利用者利便の向上が期待できる。一方で国内の出版ビジネスに大変革が起こり、書店などの淘汰(とうた)が進む可能性もある。 ソニーなどが採用するのは、米電子書籍標準化団体「IDPF(国際デジタル出版フォーラム)」が10月中旬に決める「EPUB(イーパブ)3」と呼ばれる最新の規格だ。これに対応したコンテンツ(情報内容)が市場に出てくるのは年末以降とみられる。
電子貸本サービス「Renta!」を運営するパピレスは、同サービスにおいて文字作品閲覧形式としてEPUBの採用すると発表した。 電子貸本サービス「Renta!」 国内の総合電子書籍販売サイトとしては初の試みで、8月30日より順次EPUB形式での配信が開始する。これによって、ユーザサイドでのフォント選択や文字サイズ変更、ルビのOn/Off、文字サイズ・画面幅による本文リフローとフレキシブルなページ数表示、コンテンツデータの全文キャッシュ保持などが可能になる。 コンテンツ閲覧にあたっては従来通り、PC・iPhone・iPad・Android等に搭載されたWEBブラウザを利用し、ユーザはWEBブラウザ経由でクラウド上のEPUB形式コンテンツを閲覧することで、使い慣れたインターフェイス上でさらに快適に読書をすることができる。
電子書籍フォーマットの国際標準仕様を策定しているIDPF(International Digital Publishing Forum、国際電子出版フォーラム)は、現在策定中の電子書籍フォーマット「EPUB 3」のパブリックドラフト第3版を公開しました。 この版でフィーチャーフリーズとなり、特に大きな問題がなければこの版がそのままファイナル版になる見通し。 当初、EPUB 3は5月15日を目標に仕様をファイナルにする作業を進めていました。しかし現在の進捗では5月中にはファイナルとならず、6月以降にずれ込む模様です。 夏にはアップルの日本語版iBookstoreも? EPUB 3は、HTML5とCSS3など現在W3Cで策定中の最新のWeb標準をベースにしたオープンな電子書籍フォーマットです。アップルのiPadや Google Books、ソニーのReaderなどで採用されており、PCでもEP
ePUB3の正式リリースを前に大きなニュースが入ってきた。Good E-Readerブログのマイケル・コツ氏が5月18日に伝えたところによれば、アマゾンがePUBを受け容れる決定をしたようだ。すでに多くの出版社に対して(Mobiに限定せず)、EPUBフォーマットでの納品を受け容れることを通知したことを確認したという。iOS、AndroidのKindleアプリの対応を進めており、KindleリーダでもEPUBをフルサポートする。日本への影響も少なくない。EPUB日本語仕様をKindleが採用することを意味するからだ。 もともとデータ構造において親和性の高いEPUBとMobiなので、技術的には何の問題もない。現にEPUB/Mobi変換はCaribreのような無償ツールを使って出来る。しかしアマゾンのMobi/AZWには独自のDRMがあり、これが相互運用性を阻んできた。ベゾスCEOはAZWの「先
Publickeyでは、現在策定中の電子書籍フォーマット「EPUB 3」の動向について積極的に伝えていますが、ここでちょっと立ち止まって、EPUB 3とは何か? という基本的な情報について簡単にまとめておこうと思います。 EPUBの仕様はオープンかつフリー EPUBとは、「電子出版」を意味する「Electronic Publication」からとった名称といわれていて、International Digital Publishing Forum(IDPF、国際電子出版フォーラム)が策定をすすめている電子書籍のファイルフォーマットです。ちなみにEPUBは「イーパブ」と読みます(EPUB 3はイーパブスリー)。また、表記は「ePub」と表記されることもありますが、最近は「EPUB」とすべて大文字で表記されることが多いようです(仕様書などでは「EPUB」と表記されています)。 イースト株式会社の
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