Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...
テーブルと組み込みブラウザ ハンズオンラボの後半では、もう少し複雑なアプリケーションを作ってみましょう。 ここでは、GUI の部品の中では使用頻度の高いテーブルと、JavaFX の特徴的な機能の 1 つである組み込みブラウザを組み合わせたアプリケーションを作成していきます。 何を作るかというと、ブックマークです。ブックマークをテーブルで表示し、ブックマークで指定した Web サイトをブラウザで表示するようにします。 アプリケーションの完成予想図を次に示します。 まず、プロジェクトを作成しておきましょう。ここではプロジェクト名を BookmarkTable とします。 メインクラスが BookmarkTable クラス、FXML が BookmarkView.fxml、コントローラクラスを BookmarkViewController クラスとしました。 NetBeans で作成した場合のプ
先月にに引き続き、今月もアニメーションについて解説していきます。 先月は高レベルAPIのトランジションを使用しましたが、今月は低レベルAPIのタイムラインを使用します。 タイムラインの基本 前回、アニメーションの原理としてDukeが手を降る絵を示しました(図1)。これを特定の時間で切り替えて、動きを表現するわけです。 この1コマ1コマのことを英語ではフレーム(Frame)と呼びます。 コンピュータを使用してアニメーションを行なう場合、前回も言及したようにすべてのフレームを記述する必要はありません。必要な部分だけ記述して、後は補間して描画します。 前回使用したトランジションの場合、始めと終わりだけを指定すれば、中間の部分は自動的に補間を行なってくれます。しかし、始めと終わりだけの指定だけでは不十分な場合もあります。たとえば、途中で動きが変化する場合などは中間部分でフレームを指定する必要があり
JavaFX provides a powerful Java-based UI platform capable of handling large-scale data-driven business applications. OracleはJavaOne 2011の開催に合わせて「JavaFX 2.0」を発表した。成果物はオープンソースソフトウェアとして公開されている。JavaFXはリッチなUIを備えたクライアントアプリケーションを開発するためのプラットフォーム。クロスプラットフォームで動作し、従来のUIコンポーネントよりもリッチなアプリケーションを容易に開発できる。 OracleはJavaFX 2.0のβ版の提供を5月26日(米国時間)に開始していた。今回の発表はβ版が正式版になったという話だが、Javaの世界にとってはそれ以上に大きな価値を持っている。さまざまな新機能が導入され
JavaFXは昨年方向転換を行い、クライアントアプリケーションをJavaで記述するためのJavaの拡張という位置づけとなりました。 サンフランシスコで先週、10月4日から開催された「JaveOne 2011」で、生まれ変わって再出発となったJavaFX 2.0正式版のアナウンスが行われました。 基調講演でのJavaFX 2.0に関する内容を紹介しましょう。 JavaFX 2.0正式発表 オラクル Client Java Platformチーフアーキテクト Richard Bair氏。 JavaFXは当初JavaFX Scriptで記述するものだったが、Javaですべて記述できるように方針を転換したことを昨年発表した。 あらためてJavaFXの目的を見てみよう。 クロスプラットフォームはJavaの根本だ。そしてJavaのエコシステムを活用するために、JavaFX 2.0はJavaデベロッパー
InfoQによる日本オリジナル記事です。2011年5月27日にJavaFX 2.0のパブリックベータ版がリリースされたことに伴い、JavaFXが生まれてからの経緯や1.0から2.0でどう変わったかについてJavaFXの概要全般についてわかりやすくまとまっています。 JavaFXは当初FlashやSilverlightに対抗するRIAのためのプラットフォームでした。また、バージョン1系ではJavaFX Scriptという専用の言語で記述し、携帯電話やTVなどいろいろな環境で動作させることを目的としてきました。しかし、2010年10月に発表されたJavaFX 2.0ではデスクトップ向けに限定し、JavaFX Scriptを廃止してJavaライブラリとして提供する形へと変更になりました。JavaFX Scriptを廃止した背景として、本来UIを記述する言語であったのがAPIをデザインするための言
オラクル買収後のJava 7と8、 JavaFXはどうなるのか JJUG Cross Community Conference 2011 Spring レポート 有限会社オングス 杉山貴章 2011/5/30 2011年5月24日、日本 Java ユーザグループ(以下、JJUG)の主催による「JJUG Cross Community Conference(以下、JJUG CCC) 2011 Spring」が行われた。JJUG CCCはJJUGが年2回開催している定例イベントであり、Javaに関する最新の動向や活用事例などが紹介される。本稿では、同イベント内で行われた全16のセッションからJava SE(Standard Edition)/Java EE(Enterprise Edition)およびJavaFXの最新動向を追った。 コンシューマ化するIT技術とJavaへの影響 今回のJJUG
JavaFX2.0のWebViewで、Javaからブラウザが操作できるようになって、これをSeleniumが組み込んだらおもしろいことになるだろうなと思ってたのですが、よくよく考えると、SeleniumナシでWebサイトのUIテストが簡単に書けることに気づきました。 ということで、まずはテスト対象のサイトをつくってみます。 最初の画面(first.html)。テキストフィールドがあって、OKボタンを押すと「ほんと?」という確認ダイアログがでて、「OK」を押すと次の画面に行きます。 <!DOCTYPE html> <html> <head> <title>テスト画面</title> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> </head> <body> <h1>テスト画面</h1> <form id
前回は序章ということで、JavaFXの概略について紹介しました。 今月から、実際にJavaFX Scriptの具体的な説明を行っていきます。今回は環境構築と簡単なサンプル、そして前回触れられなかった機能について言及します。 開発環境の準備 JavaFXのアプリケーション開発を行うには、次の2種類の方法があります。 JavaFX SDK IDEとJavaFXプラグイン JavaFXプラグインが提供されているIDEには、NetBeansとEclipseがあります。ただし、NetBeansのJavaFXプラグインの方が優先的に開発されており、最新のバージョンに対応するのもNetBeansの方が早いです。 そこで、本連載ではNetBeansにJavaFXプラグインをインストールして、JavaFXのアプリケーション開発を行うことにします。 前回、JavaFX 1.3が開発中と書きましたが、2010年
JavaFXでデスクトップを遊ぶ「WidgetFX」(前編) 小林 秀樹 2009/10/13 もはや常識? 「ウィジェット」って何だっけ? ここ数年で一気に、「ウィジェット(もしくはガジェット)」という言葉をよく耳に(目に)するようになりました。ウィジェットという言葉は、それが使われる文脈によっていくつかの意味を持ちますが、ここでは小さなアプリケーションとして動作するアクセサリーソフトの意味で用います。 2009年現在、よく使われているウィジェットには、パソコンのデスクトップ上で動作するWindows Vista ガジェット、Max OS X Dashboard ウィジェット、Google デスクトップガジェット、Yahoo!ウィジェットなどがあります。また昨今、話題・人気を集めているアップルのiPhoneやグーグルのAndroidのようなモバイル端末上で動作するウィジェットもあります。
3週間にわたりJavaOneのレポートをお届けしましたが,今週はJavaFXに関する話題を紹介していきます。 先々週のレポートに記述したように,今回のJavaOneではJavaFXがさまざまな所で取りあげられており,その力の入りようも伝わってくるものでした。 たとえば,JavaOneのテクニカルセッションは234ありましたが,そのうちJavaFXに関するセッションはなんと33もあります。櫻庭は聴講しなかったのですが,すでに事例紹介のセッションもあったようです。 すでに,ジェネラルセッションのレポートでJavaFX TVとJavaFXオーサリングツールについては紹介しましたから,今週はJavaFX 1.2について紹介していきます。 JavaFXの最新バージョンであるJavaFX 1.2は,JavaOneの開催に合わせて6月2日にリリースされました。 JavaFX 1.2では特徴的なのが,Ja
2009/06/04 ソニー・エリクソンは6月3日、米国サンフランシスコで開催中のJavaOneで、同社がこれまで提供してきたケータイ端末向けのコンテンツ販売サービス「PlayNow」において、アプリケーション販売も開始すると発表した。13カ国が対象で、38モデルの端末が対応する。ソニー・エリクソンは今後、エントリ向けの3G端末でもJava Platform対応していくとしている。 JavaOneの2日目、午前の基調講演に登場した同社バイスプレジデントのリコ・サカグチ(Rikko Sakaguchi)氏は、「コンテンツやサービスがなければ結局意味がない」として、これまでの取り組みを紹介。ソニー・エリクソンはこれまで、「コミュニケーション・エンターテイメント」という標語を掲げて、2004 年からリングトーン(日本でいう着メロに似た楽曲コンテンツ)やゲーム、MP3の音楽、壁紙などのダウンロード
米Sun Microsystemsは6月2日(現地時間)、米国・サンフランシスコで開発者向けのイベント「2009 JavaOne Conference」を開幕した。オープニングセッションで米Oracleのラリー・エリソンCEOが登場したのは既に伝えた。ここでは基調講演で発表された新たなサービスを紹介する。 基調講演のMCを務めたのは、ジョナサン・シュワルツ社長兼CEOだ。最初にゲストスピーカーとしてJavaをはじめ同社の技術やサービスを活用するeBay、Research In Motion(RIM)、Sony Pictures、Verizon Wirelessといったユーザー企業をステージに招いた後、Java技術を基盤とするRIA(リッチインターネットアプリケーション)プラットフォーム「JavaFX」の最新版、「JavaFX TV」、「Java Store」などの発表が行われた。 バージョ
2009/06/03 オラクルによるサン・マイクロシステムズの買収発表後としては初めてとなる「2009 JavaOne」が2009年6月2日に米国サンフランシスコでスタートした。会場や会場規模は例年通り、パートナー企業の展示エリアがやや縮小している印象はあるが、特に買収予定であることの影響は感じられない。 技術関連のセッション参加者の熱意は変わらないし、JavaやOpenSolaris関連の開発も活発だ。今年はRIA環境としては後発のJavaFX関連で注目すべき動きもあった(これを書いているのは、まだ初日なので、2日目にもっと大きな発表がソニー・エリクソンからある可能性がある。つまり、JavaFX Mobile対応のモバイル端末の発表だ)。 サンの経営陣にはそこはかとない寂寥感も? 一方、基調講演に登壇するサンの経営陣には「これが最後のJavaOneかもしれない」という、そこはかとない寂寥
米Sun Microsystemsは6月2日、サンフランシスコで開催の「2009 JavaOne」で、オンラインストア「Java Store」の概要を発表した。プライベートβプログラムが既にスタートしており、年内に全米のユーザー向けに公開する予定。 Java StoreはJava Platform Standard Edition(Java SE)およびJavaFXベースのアプリケーションのマーケットプレイス。開発者が「Java Warehouse」に登録したアプリケーションをSunが審査し、Java Storeで販売する。 Java Storeはそれ自体がJavaFXで構築されており、Java Runtime Environment(JRE)を通じてエンドユーザーに自動的に提供される。8億人以上のJavaデスクトップアプリのユーザーは、Java Storeで簡単かつ安全にJavaアプリを
JavaFX Scriptはインタープリタ版、Preview SDK、JavaFX 1.0、Java FX 1.1と変遷を遂げてきました。そして、そのつど文法やAPIが変更されてきました。 そこで、本連載の補遺として、その主な変更点をまとめてみます。主に文法の差異をまとめ、APIに関しては大きな変化のみを取りあげています。 ここで、いつ変更されたかわるように、以下のように記号を使用します。 (I) ... インタープリタ版 (P) ... Preview SDK (1.0) ... JavaFX 1.0 (1.1) ... JavaFX 1.1 たとえば、タイトルに (I)/(P)と記述してあれば、インタープリタ版とPreview SDKが最新のJavaFX 1.1とは異なることを示しています。また、リストのタイトルに(I)と記述してあれば、インタープリタ版での記述法を示しています。 目次
今回が本連載の最終回です。最終回ということで、今まであまり触れてこなかった、プログラミング以外の部分について紹介していきます。 なお、今回もJavaFX 1.1を使用し、NetBeansのプラグインもJavaFX 1.1に対応したバージョンを使用します。また、今回使用したサンプルのNetBeansプロジェクトは下記のリンクよりダウンロードすることができます。 NetBeansのプロジェクト 4種類のアプリケーション実行 今まで、この連載ではNetBeansを使用してアプリケーションを起動してきました。NetBeansは、デフォルトでは単体のデスクトップアプリケーションとして起動します。これはどこで設定されているのでしょう。 NetBeansの左側のプロジェクトペインでプロジェクトを右クリックするとポップアップメニューが表示されます(図1)。その一番下にある「プロパティー」を選択してくだ
米サンマイクロシステムズは2月12日、JavaVM上のRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)技術JavaFXをモバイル端末で利用できる「JavaFX Mobileプラットフォーム」を完全にサポートした、Java FX SDK 1.1をリリースした。ソニーエリクソンやLG電子などがサポートを表明している。 ダウンロードサイトでは、JavaFX 1.1 SDK単体のほか、NetBeans IDE 6.5およびプラグインを含むNetBeans IDE 6.5 for JavaFX 1.1もダウンロードできる。このプラグインには、モバイルエミュレーターを含む開発環境が含まれており、JavaME上で動作する高度なモバイルコンテンツが作成できるとしている。 また、Adobe製品へのプラグインやSVGグラフィックをサポートするJavaFX 1.1 Production Suiteも公開されて
本連載では、これまでJavaFXのユーザインターフェースに関する部分に関して解説を行ってきました。ここまでくれば、ほとんどのGUIを作り上げることができるはずです。 しかし、ある重要な部分が抜け落ちています。それが今回紹介する通信や非同期処理です。 RIAで特に重要となるのが、HTTPを使用した通信です。多くのアプリケーションはHTTPでサーバとやり取りを行い、情報を送受信します。また、RESTを用いたWebサービスも多く使用されています。 このような通信はローカルのアプリケーションに比べると多大な時間が必要です。そのため、何も考えずに通信を行ってしまうと、アニメーションがストップするなどGUIの応答性の低下を招いてしまいます。そこで、GUIの処理が行われるスレッドとは別のスレッドで通信を行うのが慣例となっています。 JavaFXはAWTやSwingと同じようにイベント駆動でアプリケーショ
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