前回のレビュー記事から約一週間。本来は外出時のメモマシンとして興味をそそられたSurface RTは、利用できるWindowsストアアプリが乏しく、タッチカバーの性能面で当初のニーズを完全に満たすことは難しかった。そのためSurface Proを購入した訳だが、前回の記事でも述べたように、持ち歩きデバイスとしては少々重い。もっぱら屋内で気軽に利用できるWindowsマシンとして落ち着いている。 筆者はサブノートサイズのノート型コンピューターをデスクトップ型コンピューターと併用しているが、Win32/Win64アプリケーションがそのまま利用できるタブレット型コンピューター(もちろんSurface Proのこと)は、実際に使ってみるとかなり便利。タッチ操作に慣れてくると、キーボード&マウス操作に限定された他のノート型コンピューターを触るのが億劫(おっくう)になってしまうほどだ。 あとは、普段か
日本マイクロソフトは2013年3月1日、自社製タブレット端末「Surface RT」の発表記者会見を開いた(速報記事)。樋口泰行・代表執行役社長(写真)と横井伸好執行役コンシューマー&パートナーグループリテールビジネス統括本部長兼コミュニケーションズパートナー統括本部長が、報道陣の質問に応じた。 主なやり取りは以下の通り。 米国で販売中の「Surface RT」との違いは。 横井執行役:日本語版OSを搭載したこと、タッチカバーを日本語キーボード仕様にしたこと。それから、標準搭載したOffice RT(Word/PowerPoint/Excel/OneNote)を商用利用可能なバージョンにしたこと。これら3点が違う。それ以外は、米国版と同じだ。 米国ではWindows 8 Proを搭載した「Surface Pro」を発売しているが、日本では販売しないのか。 樋口社長:日本で今回販売を開始する
米Microsoftは現地時間2012年11月29日、Windowsタブレット「Surface」の上位機種「Surface with Windows 8 Pro」の価格を明らかにした。ストレージ容量が64Gバイトで899ドル、128Gバイトで999ドル。2013年1月に発売する予定。 キーボード兼用のカバーとして「Touch Cover」と「Type Cover」の2種類を利用できるが、いずれも別売りである。64Gバイトモデルは、先に発売した「Surface with Windows RT」のカバーなし32Gバイトモデルより400ドル高い(関連記事)。 Windows RT版と同じく、きょう体に「VaporMg」と呼ぶマグネシウム合金を採用し、Surface専用に設計された2×2 MIMOアンテナなどを備える。特徴的なのはスタイラス(電子ペン)が付属すること。手書き入力中、手のひらが画面に
写真1●BUILD初日のキーノートに登壇したWindows Phoneプログラム管理ディレクターのKevin Gallo氏 米Microsoftが2012年10月30日(現地時間)から開催している開発者向けカンファレンス「BUILD 2012」で、初日のキーノート後半に登場したのがWindows Phoneのプログラム管理ディレクターを務めるKevin Gallo氏だ(写真1)。Gallo氏は前日に正式発表されたWindows Phone 8の開発環境について、カンファレンスに参加した開発者に説明した(関連記事)。 Gallo氏は、まず昨日明らかになったWindows Phone 8の新機能について簡単に振り返った。子ども向けに、あらかじめ許可したアプリケーションしか操作できないようにする「Kid's Corner」は、「子どもがいない人はゲストモードみたいなものと思えばいい」(Gallo
3月6日から10日までドイツ・ハノーバーでCeBIT 2012が開催された(写真1)。CeBITではMicrosoftのドイツ法人が巨大なブースを出展し、Windows 8やWindows Phoneをはじめとする多数の製品が展示されていた。 今回はWindows Phoneを中心に、Microsoftブースの様子やCeBIT会場の様子、ドイツの通信環境について振り返ってみたい。 Metroデザインで統一されたMicrosoftブース CeBITでのMicrosoftブースは巨大で、全体像を把握するのが難しいほど入り組んだ構造になっていた(写真2、写真3)。大型のスクリーンを備えたメインステージを中心に多数のMicrosoft製品が展示されており、総合受付は2カ所に分かれている。2階にはミーティングやインタビュー用のブースがいくつも用意されていた。
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