Eureka EngineeringLearn about Eureka’s engineering efforts, product developments and more.
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正規表現を書く際、どのようなパターンにマッチさせるか、どこをキャプチャするかという視点で記述することはあっても、パフォーマンスを考えて記述するというのはある程度知っている人でなければ忘れがちな視点です。 このエントリでは、バックトラックをメインに正規表現がパフォーマンスに及ぼす挙動について見ていきます。 対象の正規表現エンジン ここでは、従来型 NFA を対象としています。具体的には、PHP の preg_ 関数で利用している PCRE や mb_ereg 関数が利用している鬼車です。Perl や Ruby、Python、Java、.NET でも従来型 NFA を採用しているので、似た挙動となるでしょう。 「従来型 NFA」や「バックトラック」などの用語については、「詳説 正規表現 第3版」のものを用いています。 バックトラックによるマッチ探査 正規表現エンジンでは、指定された文字列が、パ
こんにちは、ミドルウェア開発チームの青木です。 先日、アプリケーションサーバーが応答を返さなくなるトラブルに遭遇しました。 今回はその時のトラブルの原因と対策の顛末についてお話しようと思います。 現象 アプリケーションサーバーが突如応答を返さなくなりました。 現象が発生したアプリケーションサーバーのスタックトレースを見ると、あるスレッドの先頭が上記のようになっていました。 "qtp258153142-514386" prio=10 tid=0x00007f40b8dbf000 nid=0x7b4e runnable [0x00007f415ccb0000] java.lang.Thread.State: RUNNABLE at java.util.regex.Pattern$Loop.match(Pattern.java:4692) at java.util.regex.Pattern$G
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