オープンソースブラウザ「Google Chrome」の動作速度向上に向けたGoogleの試みの一環として,Chromeのプログラマーらは,サードパーティーのソフトウェアパッケージを捨て,独自のパッケージに切り替えた。 この変更は,正規表現と呼ばれるJavaScriptテキストを処理するためのキーコンポーネントに関するもの。プログラマーのErik Corry氏,Christian Plesner Hansen氏,Lasse Reichstein Holst Nielsen氏の3人は,The Chromium Blogへの投稿で,「JavaScriptの他の部分は改善してきたが,他の部分よりも正規表現の遅れが目立ち始めた。そこで,われわれは,外部ライブラリを利用するよりも,われわれの既存のインフラと統合することにより,JavaScriptの性能が向上するはずだと考えた」と述べている。 その結果