何故かPCに5枚も6枚もGPUが刺さっている方々向けの考察情報。 物理的に無理なのでは?という至極当然の疑問を抱いた方にとっては、残念ながら役に立たないと思われるのでウィンドウを閉じていただいて構わない。 PCを動かしているものは電気である。 大電力を要求される場合、電圧は一定であるので必然的に電流が増える。 しかし電流は無制限に流せるわけではなく、配線抵抗と接点抵抗によってある程度の制限を受ける。 配線抵抗の最たるものが配線の断面積によって定められる電流の定格値。 接点抵抗は、その名のとおりコネクタなどの接点に発生する抵抗であり、コネクタの設計電流が基準となる。 ここ数年のプラグイン電源は接点抵抗を増加させるので、その点では電源効率の改善に逆行するものと言える。 しかし、電源容量の増加により電源から取り出される配線本数が増加しているため、必要悪なのだと解釈している。 さて、配線抵抗につい