将棋界では毎年のように新しい戦法が生まれるが、これがオープンソースで運用されている。まず、コピーライトの明確化。「塚田スペシャル」とか「藤井システム」とか「中座流」というように、多くの戦法がそれを考え出した奴の名前で呼ばれる。だが、藤井以…

適切なジャッジをしようと思うととてもコストがかかる。ひとりかふたりの天才的な審判員を発掘すればよいという問題ではないからだ。公平さを確保するためには審判員を選定するプロセスそのものが公平でなくてはならない。そして、そのプロセスが機能するた…

田口ランディは、2ちゃんねるではアユとムネオに次ぐ人気者となった。盗作をするだけであんな人気者になれるなら俺もやってみたい。だが、実際はあの騒ぎは盗作とはあまり関係ない。彼女は盗作をしなくても人を怒らせると思う。いや、盗作をやめたらもっとも…

こんな文章でもうまく書けた時は、自分の脳でないどっかから降ってきた言葉のように感じることがある。どれくらい自分のものであると(自分のものでないと)感じるかと言うと、拾ったサイフを交番に届けた時くらいだ。持ち主が表われなかったら、この文章は俺…

北島三郎がステージに立ったら、観客は「函館の人」を期待する。北島三郎は期待に答えそれを歌うだろう。そこには何も問題はない。ロジャー・ウォーターズがステージに立ったら、観客は"BRAIN DAMAGE"を期待する。彼が期待どおりにちゃんと"ECLIPSE"とメドレ…

無能、あるいは無責任、あるいは怠慢の度合が大きいほど安全だというのは、どうみてもおかしい。これがマクロ経済的に最適な政策であると言うならやってもよいが、その副作用に対する策を充分講じてほしい。一番心配なことは、子供たちがこれを見て大きくな…

いくら貧乏な俺でも百万円の束なら見たことがある。ピン札ならばちょうど1cmくらいだ。ということは一千万円ならば10cm。一億円なら1m。なるほど、3億円なら頑張ればなんとか強奪できるくらいの分量だ。しかし10億円だと10mになって、これはちょっとかかえら…