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2000-01-01から1年間の記事一覧

正確さを求めるな!

織田信長が比叡山の坊主3000人を丸焼きにしようとした時、必死で諌めたのが明智光秀である。しかし、光秀は信長の基本方針に異議を唱えたのではない。基本方針をよりスムーズに遂行するために、ちょっとだけまともな坊主を助けようとした。 3000人か2990人か…

21世紀の足し算

コンピューターは馬鹿である。コンピューターのプロを自称したければ、コンピュータが馬鹿であることを知らなくてはいけない。頭で知ってるだけではだめだ。骨身にしみてこいつが馬鹿であることを知ってはじめてプロを名乗る資格がある。どのくらい馬鹿かと…

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俺は、片付けということが異常に苦手である。「異常に」という言葉を気軽に使う奴が多いが、俺は正しい日本語を使う人間なので、俺が「異常に」という時は本当に異常なのである。一番の問題は会社の机だ。なにしろ、役職がついて机がでかくなった時に最初に…

かってに改蔵

「かってに改蔵」ってすごくおもしろいぞ。

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エンゼルスの長谷川が言っていたが、大リーグではオフのスケジュールが一切なくて、最後の試合が終わったら翌年のキャンプまで一切選手は球団に拘束されないそうだ。言いつくされたことだが、ドライで合理的である。例えば、あのファン感謝デーと称して選手…

ローカルスタンダード

各社からクルーソー塔載モデルが出たがNECのものが一番意欲的だった。評判の悪い反射型の液晶を使ったり、デイスプレイの裏側にバッテリをつめたりして、何と標準バッテリーで10時間以上動くようにしている。とにかく「外でモバイル」へのこだわりで一貫して…

野中の笑顔

今回の政局で一番印象的だったのは、野中の笑顔だ。政治家でちゃんとした顔のできる奴はそんなにいないが、野中は実に陰影のあるいい笑顔を見せていた。それを見て直観したが「あっ、こいつ負けた加藤の気持ちがわかってる。一番加藤の気持ちがわかっている…

腐海にたどりつく力と幸運

腐海ってのは無意識のメタファーだ。普通の人は立ち寄りたくない場所。何かの装置で守られずそこに入りこむと、瘴気を吸って死んでしまう。焼き尽くしてしまいたくなるが、それをやると中からオームの大群が出てきて目茶苦茶になる。基本的に、風の谷の人々…

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国会議員の仕事はまず議会なんだろうが、それだけでは話が終わらない。料亭で謀議をこらす、いわゆる「密室」という奴をやんなきゃいけない。しかも最近ではサンデープロジェクトに出たりして、テレビでもがんばんなきゃいけない。 3割30本30盗塁じゃないが…

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アメリカ大統領選がごたごたしているが、家庭も政治もごたごたしなきゃいかん時はごたごたした方がいいのだよ。不登校の子供がいるうちは、そういうことだと思って腹を決めよう。

焼け!

信長は短期で残酷な奴で、秀吉と家康はもっと「いい人」だったことになっているが、あれは信長が比叡山の坊主を全部焼いたりして中世のアカみたいなものを全部きれいに掃除してくれたからであって、もし信長がやってなかったら、秀吉と家康は今より尖った人…

ネットで見つけられないもの

今やネットで見つけられないものを探す方が大変だ。それをひとつ見つけたので、一応ここに書いておこう。それは何かと言うと「自分の好きなもの」だ。ヘタななぞなぞみたいだが、「自分の好きなもの」はいくら検索しても出てこない。検索できるのは「野球」…

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非拘束名簿式とドットネットは、「落ち目のビッグネームがアンチを取り込もうとして放った起死回生の一打」という所が似ている。しかし、アンチの気持ちをどこまで理解してるかを考えてみると、全く対照的だと思う。自民 VS 社会・共産の時代には、選挙は基…

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江戸時代の日本人は、薩摩とか長洲とか藩というレベルでアイデンティティを持っていた。 99.9%の人間が「自分は日本人」だということを一生のうち一度も考えたことはないだろう。「水戸藩の人間として恥ずかしくなく」とか「御家人の家に生まれて」とかいう…

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今後、面白そうなプログラミング言語は、*java*,python,Rubyだと思うのだが、この中で日本産のRubyだけがUNICODEに対応していない。 javaは最初からUNICODEだし、pythonも最新バージョンでUNICODE対応になった。 Rubyは、これからUNICODE対応を検討する所で…

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読売の日曜日の朝刊はなぜか負けたサッカーが一面だ。なんだこれは?と思って見てみたら、あきれたことに中田の悪口だった。「中田はPKをはずして笑ってる」とか書いている。スポーツ面を見ると柱谷の解説が出ているが、その出だしは「PKで負けるのは誰のせ…

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ユーミンが旦那のやってるテレビに出てきて、旦那が共演の今田の悪口を家で言ってることを暴露した。場内爆笑。今田は「死活問題じゃないですかあ」旦那の松任谷は「せっかく和気合い合いとやってんだから」。どちらも笑いながらも顔がひきつっている。司会…

ゴーマニズム宣言

なぜかゴーマニズム宣言を8冊ほどもらって熟読しまったので、よしりん論をやろうと思う。この人の一番の武器は、自分をよく知っていること。自分と麻原を比較した章があって「似てるけど全然違う」と言ってるみたいだが、「似てる」という部分をよく見ると、…

MAXの個体識別

俺が自分のことを「おじさん」であるかもと心の中で秘かに認めるようになったのは、そんなに昔のことではない。何度挑戦してもMAXの個体識別に失敗し続けた時だ。 MAXがMAXであることはわかるのだが、メンバーの名前がひとつも覚えられない。とは言っても、…

僕はウナギだ

「僕はウナギだ」と言っても、ウナギが口をきいているわけでもなく、自分がウナギであるという妄想にとらわれているわけでもない。「僕は天丼にするが君は何にする?」「僕はウナギだ」こう書けば、人間には正確にこの文の意味を知ることができる。シャンクと…

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特許ってのは、発明する人の利益を守るシステムかと思ったら、これがちょっと違うみたいだね。発明するにはモトデが要る。例えば、電球を発明しようとしたら電池がいる。電池がない時代に電池を使っていろんな実験をするんだから、それは金がかかる。もし、…

熱狂的阪神ファンのような宗教性

熱狂的阪神ファンのような宗教性ということを考えている。おそらく昔は「エライ人」というのは、そんなにたくさんいなかった。例えば、字に書いてあることなら寺子屋の先生に聞いて、書いてないことなら和尚さんに聞く。そして、こういう日常レベルのシステ…

「内国」への逃避

うちの奥さんは、およそ政治経済やビジネスには興味のない人で、俺が居間でサンデープロジェクトを見てると、勝手に「いいとも増刊号」にしちゃう人なんだが、何故か、日本の財政が壊滅的であることだけはよく理解していて、口ぐせのように「私たちん時は、…

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ほんとは、「自分の頭で考えた人」同士が話しあうことを「会議」って言うんだよな。(田口ランディ)有珠山の噴火を予知した岡田という先生が、万物創世記に出てしゃべっていたが、噴火の予知を空振りしたら、そりゃあとんでもない金額がぶっとぶわけで、ひょ…

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たぶん、三菱の社内では「だから言わんこっちゃない。俺はこういうことは駄目だとずっと思ってたんだ」なんて言ってる奴がうようよしてることだろう。しかし、日本の会社はトップが独断専行でモノを決められない体質だから、下が嫌がってるのに無理に上がや…

地獄の釜をもっともっと熱くするんだ

「私は食事が食べる(A)」は間違い。「私は食事を召しあがる(B)」も間違い。では「先生、メシを食いますか(C)」はどうだろう?(C)は「私」と「先生」の関係によっては成り立つ表現だ。「先生」が初めて会った本当に偉い「先生」だったらこれはかなりまずいけ…

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MOTHER3は開発中止でドラクエ7は出るには出たけどバグだらけ。スーファミ時代の個人が仕切るやり方は、本格的に終焉を向かえた。集団指導体制に移行したFFは順調と言えば順調だが、顔の見えないソフトになってきている。しかし、ハリウッド映画はFFよりも多…

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アメリカのレストランでもう一つ印象に残るのは、料理の出し方に必ず複数の選択肢があることだ。アメリカにも「定食」のようなものはあるが、付け合せがフライドポテトかコールスローか、肉の焼き方や味付けの辛さ、サラダのドレッシングをどうするか、ホッ…

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ロシアの原潜の事故は、衝突ではなく新型ミサイルの暴発だという説があるWEBサイトに掲載されたそうだ。ちょっと前まで、テレビでこういう話がでると必ず「インターネットって凄いですねえ」とか「インターネットには何でもあるんですねえ」とか逆に「インタ…

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大手の塾関係者が、ひょっとしたら後3、4年で、受験や偏差値を中心としたヒエラルキーというものがなくなるかもしれないと言うわけです。つまり受験体制の崩壊を予測しているんです。(中略)筑紫さんは、先程、まだ学歴重視の人が多いと仰いましたが、塾関…