第1回でオープンソースのグループウェアであるdotProjectの概要を、第2回でdotProjectのインストール方法について紹介しました。今回はいよいよdotProjectの使い方を紹介します。 連載「仕事で使えるRed Hat Enterprise Linux徹底入門」ではPukiWikiを使ったToDo管理を紹介しましたが、今回はそれに近いタスク管理の操作手順を中心に紹介します。
第1回ではオープンソースのグループウェア「dotProject」の概要について解説しました。第2回では、dotProjectを実際にインストールしていきましょう。今回は以下のような流れでインストールを行います。 Webサーバ環境の構築 LinuxはRed Hat Enterprise Linux 4あるいはCentOS 4がインストールされていることとする 必要なRPM(RPM Package Manager)パッケージのインストールと設定をする各種サービスのサーバを起動する dotProjectのインストールと設定 dotProjectのダウンロード dotProjectのインストーラの実行 dotProject上で最低限の設定
使い方は簡単ですので、早速使ってみましょう。まずは新しいページを作成します。画面上層部のメニュー右側の「新規」をクリックして、表示された画面で作成したいページの名前を入力します。ここではページ名を「newpage」と指定しました(図5)。そして「編集」ボタンをクリックすれば、画面が遷移し編集ができるようになります。
PukiWikiは日本発のWikiクローンです。一般的なWikiクローンの概念と比べ、様々な特徴があります。今回はグループウェアとしてより快適に構築する手助けになる特徴を下記にあげてみました(表1)。 編集権限を付加することができる 一般的にWikiクローンの多くは誰でも編集ができますが、制限をかけることも可能です。ページ名やコンテンツの内容に応じて認証をかけることができ、複数のユーザ名で編集(あるいは閲覧や検索)を制限できます。 変更点をメールで送信できる Wikiクローンの多くは、変更点を自分で調べに行かなければわかりません。PukiWikiは編集点をリアルタイムにメールで送信することができるので、更新されていくコンテンツのも簡単に情報共有ができます。 自動バックアップがある 自動的にバックアップを取ってくれるので、過去の変更点に戻ることができます。多彩なプラグインがある標準でも80に
「dotProject」を知っていますか。dotProjectはWebブラウザから利用できるグループウェアの1つです。ご存知のようにグループウェアは主に企業のプロジェクト管理、タスク管理、取引先の管理、社員の出退勤管理などで使用されています。グループウェアといえば、サイボウズ Officeやdesknet's、Lotus Notesなどをまず思い浮かべる方が多いと思います。 dotProjectの大きな特徴は、オープンソースソフトウェアであることです。dotproject.net(日本語版はdotproject.jp)というコミュニティでソースコードが公開されており、開発も進められています。dotProjectは以下のWebサイトからダウンロードすることができます。
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