今週、アセットアロケーションのシミュレーションができる「アセットアロケーション分析」ツールを大幅に強化したバージョンを公開しました。資産クラスにエマージング株式を加え、さらにこのアセットアロケーションで30年後にいくら増えているか、積み立てたらどうなるか、といったことが分かるようになりました。 2年前に「アセットアローケーション分析」ツールを初めて公開したときには、最大の売りは、いわゆる効率的フロンティア曲線が表示されて、自分のアセットアロケーションが効率的かどうかが一目で分かる、という点にありました。こんなグラフで。 このツールを公開して3カ月後、2008年の11月に、僕はブログにもらった読者からのコメントをきっかけにして、ある疑問「果たして投資信託のようなリスク資産は、複利で増えていくのだろうか?」の答えを求めてえんえんと金融工学の勉強へとはまっていくことになります。 その最初の記事が
※記事中にPRを含む場合があります 今朝の日経新聞朝刊にビッグニュースです(記事は小さいですが)。 日興アセットが、MSCIコクサイ、MSCIエマージングに連動するETFを上場するとの報道です。 【日経新聞2010/01/05朝刊より引用】 複数国の株価指数連動 日興アセットが上場投信 日興アセットマネジメントは今月下旬、先進国と新興国の株価指数に連動する上場投資信託(ETF)2本を設定する。複数国の株式に連動するETFは国内初。運用会社に支払う信託報酬はどちらも0.26%で、海外市場に上場する同種のETFと比べて低く設定した。 設定するのは米国や英国など、日本を除く22カ国の株価指数「MSCIコクサイ」とブラジルや中国、インドなどの新興国22カ国の株価指数「MSCIエマージング」にそれぞれ連動するETF。 【引用終わり】 TOPIX連動型ETFなどと組み合わせれば、国内市場で、ほぼ世界全
なんですか~!!!! その他コスト が多いじゃないですか~!!! 按分すると、保有コストは、0.8715%ではなく1.5%になっちゃいます。 住信さんは、良心的に運営していると思いますので、これは、 運用技術の問題ではないかと思います。 2.分配金 ゼロです。 3.ベンチマークとの乖離 △1.6% 看過できない乖離です。 銘柄要因(銘柄組み入れ比率較差の他、DR(預託証券)、ETFの組み入れによる影響)によるものが、△3.8%。これが足を引っ張っています。って、これも運用上のテクニカルな問題?よくわからないなー。 ETF? 運用報告書のP7によると、なんと! バンガードのEMERGING MARKET ETFを組み入れている模様です!!! えーー、なにそれ! 心配です。 追伸 グローバル株式インデックスの方は、立派な運用のようです(こちら)
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-ベンチマークは配当除く指数を使っているのはなぜか? (ベンチマークは配当込ではなく、配当除く指数を使用。できるだけ完全法で運用するという説明があったのを受けて) 国内の投信の多くが配当込みではなく、配当除きの指数を使用しているが、これは大きく2つの理由があると思う。 1つ目は個人投資家が相手なので。一般に報道されるのはほとんどが配当除きの指数が中心。指数としてのわかりやすさということで、日本では配当除き指数を使ってきたと理解している。 2つ目は投資顧問と投信の運用は違う。租税特別措置法とその周辺の分配に対する規制があるので、いくばくかの資金を一定の条件になると分配せざるを得ない。こういうことを一定程度担保する部分で、当社としては配当除きの指数を使ってきた。 -分配金について (これは最初の説明で)複利志向の分配方針。年1回で極力出さない。という説明がありました。 日経の記者の方からは以下
ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。 お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。 低コストのインデックス投信シリーズ「eMAXIS」の説明会に行ってきました。 この会、集まったのはFP、販売会社、メディア(マネー誌)の方々。私の席は右隣がマネックスユニバーシティの内藤さん、左隣はマネーカレッジの木田さん。 皆さんからいただいた質問についてご報告。 -信託報酬の体系について。残高が増えると販売会社の取り分が多くなる設定になっているがその理由は。残高が増えたら信託報酬を下げることは考えているか? 以下、商品企画部長の代田氏より。 ネットでは、残高が小さくても大きくても運用の手間は変わらないのではという指摘がある。ある意味そのとおり。 販売現場では売買のたび、または継続的なプロモーションという意味もある。運用会社だけではブランドは育たないので、販売会社とともに育てたい
昨日触れた、三菱UFJ投信の低コストインデックスシリーズについて、プレスリリースが出ていました。詳しくはこちら。 新ブランド:『eMAXIS』(イーマクシス) 対象:ネット投資家向け 信託報酬:日本もの(株・債券、REIT)は年0.42% 海外もの(先進国株・債券、新興国株、先進国REIT)は年0.63% 申込手数料:無料 販売会社、SBI、カブドットコム、楽天 ということで、住信アセットのSTAMインデックスシリーズを意識した内容になっています。ただ、現状では、 コストについては ⇒決算(運用報告書)をみてみないと実質的なコストがどの程度かはわからない 運用規模/実績 ⇒ファミリーファンド方式で運用されるようなので、マザーファンドの設定時期・資産規模などを確認したいところ ということで、しばらくは様子見&ウオッチしていこうと思います。
住信アセットマネジメントが低価格なインデックス投資信託としてSTAMシリーズを発売し、多くのインデックス投資家から評価されてきましたが、ついにライバルが登場したそうです。 すでにrennyさんをはじめいくつかのブログで紹介されていますが、三菱UFJ投信からネット投資家向け投資信託の新ブランド「eMAXIS」が登場しました。日経225、TOPIX、国内債券、国内リート、先進国株式、先進国債券、先進国リート、新興国株式と、主立ったインデックスはすべて揃っています。 そして最大の特徴は、低い信託報酬です。信託報酬はすべてSTAMシリーズより低い割合に設定されており、明らかにSTAMシリーズを意識して設計されていることが分かります。 具体的に例をあげると、国内株式、国内債券、国内リートは信託報酬が0.42%、先進国株式、先進国債券、先進国リート、新興国株式は信託報酬が0.63%となっているわけです
※記事中にPRを含む場合があります おもわずモブログ。 今朝の日経朝刊によると、三菱UFJ投信が10月末、業界最低水準の信託報酬の低コスト投信シリーズを設定するそうです。 国内株式、国内債券、国内REIT、先進国株式、先進国債券、先進国REIT、新興国株式のそれぞれの指数に連動して運用とのこと。 具体的なコストや販売会社は書いてありませんでしたが、STAMシリーズの強力なライバルになるかもしれませんね。 続報を待ちたいと思います。 それにしても、ケータイ投稿は疲れます(^^; <追記>2009/10/09 19:00 三菱UFJ投信WEBサイトに詳細情報が出ていました。 http://www.am.mufg.jp/text/091009release.pdf 資料によると、気になる信託報酬は、以下のとおり。 国内株式 0.42% (STAMは0.483%) 国内債券 0.42% (STAM
2月から半年近く連載を続けてきた「リスク資産の複利確率」も今回が最終回です。最終回ではこれまでを振り返りつつ総集編をお送りします。半年間の連載のダイジェストです。 ■問題提起 投資信託などの資産運用では、いま運用している資産の期待リターンとリスクがどれだけなのか、ということがしばしば問題になります。「自分に合ったリスクに抑えておきましょう」とか「そのリスクの範囲で期待リターンはできるだけ高い方がいい」とか、そういうことです。 そして、期待リターンとリスクは通常、1年間という期間で計算されます。例えば「1年間の期待リターンが15%、リスクが20%のポートフォリオ」などと。僕の作ったツール「アセットアロケーション分析」でも、アセットアロケーションを組み合わせることによって、期待リターンとリスクがどうなるのか、ということを過去のデータに基づいて計算することができます。 しかし僕たちは長期投資家で
高い期待リターンを求めて高いリスクをとってしまうと、結局のところ儲かる確率が下がってしまう。一方で、リスクを嫌ってしまうと期待リターンの高い商品はない。では一体どのようなバランスで期待リターンとリスクを考えればいいのでしょうか? 半年以上続けてきた超大型連載も、ついに今回で感動の大団円! 熱い涙でモニタが見えないぜ! さて、これまでリスクのある金融商品というのは複利で増えることを期待したいけれど、実際には複利で増える確率はどう頑張っても完全に過半数以下であることが分かりました。それどころか、同じ期待リターンでもリスクが高ければ高いほど、複利で増える確率はどんどん減っていってしまうのです。 まさに、リスクは期待リターンの敵です。 例えば、期待リターンが4%、リスクが20%の金融商品の1年後と10年後の確率分布をグラフに描いてみると次のようになります。 この中央値の左右の確率がちょうど50%で
今回の記事は、月刊アスキー2008年8月号に掲載されていた、ウォーレン・バフェット氏のインタビュー記事をメインに書くことにします。このインタビュー記事は、米Fortune誌2008年4月28日号「What Warren Thinks...」の翻訳記事とのことです。 時期的にはいささか古い記事なのですが、長期投資家としては、1年程度前の記事であっても内容的に問題はないと思われます。そんなわけで以下に記事の一部を引用します(インタビュー形式の記事ですので、質問に対してバフェット氏が答えるという形になっています)。 (月刊アスキー2008年8月号 p.114-118より一部を引用) -------------引用開始------------------------------- プロの投資家でない人にどのようなアドバイスをしますか。どこにお金を投資すべきでしょうか。 バフェット氏「そうだな、もし
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