元日本代表監督で、四国リーグFC今治のオーナー岡田武史氏(59)が、日本サッカー協会の副会長に就任する可能性が高いことが23日、分かった。3月に日本協会が発足させる田嶋幸三新会長(58)による新体制の目玉人事になる。岡田氏は、非常勤で代表チームの強化や国際業務などを担当するとみられる。日本代表の現場最前線でキャリアを積んできた「岡ちゃん」が今後はフロントに入り、日本サッカー改革に貢献する。 育成日本復活、代表のさらなる強化へ、強力な助っ人が加わる。1月31日の評議員投票で、次期日本協会会長に選出された田嶋副会長が、旧友の岡田氏に白羽の矢を立てた。国際業務や代表チーム強化、若手育成などを統括する副会長としてオファーを出した。岡田氏の豊富な人脈、現場知識、FC今治オーナーとしての経営能力とチャレンジ精神などが高く評価された。 日本協会幹部は「まだ正式な返事はもらってないようだが、岡田さんも前向