西田亮介(Ryosuke NISHIDA)。 東京工業大学リーダーシップ教育院/リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院准教授。 博士(政策・メディア)。専門は社会学、公共政策学。 情報と政治(ネット選挙、政党の情報発信、ジャーナリズム)、若者の政治参加、情報化と公共政策、 自治体の情報発信とガバナンス、ジャーナリズム、無業社会等を研究。 経歴・業績一覧等の詳細はこちら。連絡先は → ryosukenishida[at]gmail.com([at]⇒@に)
自治体においても福井県鯖江市、神奈川県横浜市などオープンデータ活用の動きが始まっています。今回は、何回かに分けて自治体におけるオープンデータの取り組みについて整理をしてみたいと思います。 福井県鯖江市 オープンデータに関して早くから取り組みを始めているのが「データシティ鯖江」というキャッチフレーズでオープンデータ化を進める福井県鯖江市です。 鯖江市は2010年3月に「市民主役条例」を施行し、市民と行政の情報共有を規定することで、市民と行政一体での街づくりを志向し、「ITをメガネ、漆器、繊維に続く第4の地場産業として育てていく」方針のもと、IT活用を積極的に進めています。 http://www.city.sabae.fukui.jp/pageview.html?id=12765 2010年12月20日に鯖江市出身のW3Cのマネージャーで慶應義塾大学教授である一色正男氏、jig.jp社長福野泰
オープンデータ発、鯖江から世界へ ──データシティ鯖江 2013年05月14日 ツイート まちづくりまちづくり特集オープンデータ 行政のもつデータを公開してアプリ開発に活用しよう。全国の学生からまちおこしのプランを募集しよう──そんなアイデアを市民が提案して、どんどん実現している町がある。福井県鯖江市だ。市民が主役のまちづくりはどのようにして芽生えたのか。 メガネフレームの世界的産地から、新たな息吹 福井県鯖江市といえばメガネフレームの産地として世界的にも有名だが、今また新しいムーブメントの発信地として注目を集めている。 名づけて「データシティ鯖江」。公共機関がもつさまざまなデータを使いやすい形で広く公開し、市民が活用できるようにする「オープンデータ」に市を挙げて取り組んでいるのだ。自治体としては全国に先駆け、しかも市民からの提案ではじまった。 きっかけをつくったのは、鯖江市に開発センター
現在、鯖江市は『データシティ鯖江』をキャッチフレーズに、公共データのオープン化を強力に推し進めている。 2004年から同市の市政を担っている牧野百男市長は、自らブログ執筆やSNS、ストリーム配信番組の制作を行うなど、IT活用に強い市長として全国的に知られる人物である。 その牧野市長がITへの理解を深め、『データシティ鯖江』構想を打ち出すきっかけを作ったのが、『秀丸エディタ』の開発で知られる斉藤秀夫氏ら、鯖江市在住のIT関連業に従事する民間人たちだった。 その中の1人で、『jigブラウザ』の開発元として知られるjig.jpの代表、福野泰介氏は当時の様子をこう振り返る。 「2005年ごろに、鯖江市から依頼され職員の方向けに講演をしたことがきっかけで、牧野市長や市職員の方々と親しくさせていただくようになりました。その後、鯖江市民でわたしが通っていた福井高専の先輩でもある斉藤さんたちと市長とで座談
前担当者のさとうからもブログで紹介させて頂きましたが、5月10日(金)に、わたしたちふくい産業支援センターが入居しております福井県産業情報センタービルにおきまして、「福井オープンデータ&ご当地アプリ開発プロジェクト・キックオフセミナー」と題しまして、新聞などでも取り上げられることが増えて来ましたオープンデータとそれを利用してのご当地アプリについてのセミナーと簡単な交流会を開催します。 今回のセミナーは、技術者の方は勿論、特に自治体の方に一人でも多く参加頂きたいとの思いから、平日のお昼から開催することとしました。参加料も無料です。 セミナーは大きく2つのテーマからできています。といっても、オープンになったデータを利用して、初めてご当地アプリを作ることができるので、2つのテーマは密接に関係しています。 まず、1つ目のテーマは「オープンデータ」についてです。そもそもオープンデータって何なの?とい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く