もはや当ブログで恒例行事化している荒川弘先生『鋼の錬金術師』に関する考察ですが、 前回はマスタング大佐の焼灼止血について解説しましたね。 未読の方はこちらの記事を先にご覧ください。 『鋼の錬金術師』マスタング大佐の「焼いて塞いだ」について考える 実は前回の記事で、触れようか触れまいか悩んだものの、結局ほとんど触れなかった人物がいました。 それが彼、ジャン・ハボック少尉です。 出典:鋼の錬金術師 38話 彼も彼で十分に考察の余地のある転帰を辿っているのですが、 正直なところマスタング大佐の内臓が耐熱仕様になっていることに気を取られてしまい、 完全にマスタング大佐とラストたんの話に終始しそれなりの結論に落ち着いてしまったので、 これ以上ハボック少尉のことを掘り下げても蛇足かな…ということと脊髄損傷にさほど詳しいわけではないのでぶっちゃけ見て見ぬふりをしていました。 そんな私のもとに、いつもの質