民・希、「新党」結成前から迷走=党名難航、参加確実50人弱 民進、希望両党が5月上旬の結成を目指す新党構想が既に迷走気味だ。肝心の党名は当初検討した「民主党」を断念。24日の決定を目指すが、調整は難航している。立憲民主党との関係を重視して参加をためらったり、「新党の姿を見極めたい」として判断を先送りしたりしている議員も多い。関係者によると、現時点で参加確実な議員は民進、希望の合計(107人)の半数に満たない50人弱にとどまっている。 【図解】民進「新党」めぐる構図 民進党の増子輝彦幹事長は21日、金沢市で講演し、新党名を24日の新党協議会で決定する意向を明らかにした。具体的な名称は「全く白紙だ」と述べた。 党名は民進の前身の「民主党」に戻す案が有力だったが、総務省から「立憲民主党との類似」を指摘され、不採用となった。「民主」を含む党名へのこだわりは捨て難いようで、その後も「新民主党」や「民