100人以上の女性のスカートの中を盗撮したとして逮捕・起訴された京都市の46歳の被告が、14年前に盗撮した動画をネット上で販売し、女性の名誉を傷つけたとして名誉毀損の疑いで追送検されました。被告は盗撮行為の時効の3年が過ぎるのを待ってから動画を販売していたとみられますが、警察は名誉毀損の容疑を適用して立件しました。 京都市伏見区の無職、森雅紀被告(46)は、おととし2月から去年10月にかけて、京都府と大阪府の商業施設などで110人の女性のスカートの中を盗撮したとして、今月6日に迷惑防止条例違反の罪で起訴されています。 警察によりますと、盗撮した動画を販売する行為を直接取り締まる法律はなく、森被告は、盗撮行為の時効の3年が過ぎるまで動画を保管していた一方、すでに時効が成立した過去の動画を販売し、少なくとも1億5000万円余りを売り上げていたとみられています。 警察は、被告が14年前、大阪府内