「スマホ依存」という言葉も定着しているが、それは子どもだけに限らず、小さな子を持つ親世代から定年を過ぎた年配者まで、大きな影響を与えていることがわかった。 中略 文字を入力しない、AIによる音声操作が浸透してきたが、この状況に川島教授は一層の危機感を持っている。川島教授によると、フェイスブックの長い文章を読めない人が増えているそうで、LINEやツイッター上の2~3語で構成される文でなければ読むのがつらいのだという。 実は、この2語、3語といった長さの文は2歳児の言語レベル。「その2語文でさえAIの音声操作が代行し、人の行動を補完していくならば、そのうち人が口にするのは『ウー、キー』で済んでしまう。脳を使わず退化した人類は猿以下になるのでは、と本気で思っています」(川島教授) https://news.goo.ne.jp/article/dot/life/dot-2018061400008.