どんなビジネスであれ、いつも始まりは企画からだ。しかし、仕事において、常に面白い企画を生み出すことは、苦労の連続でもある。それでも限られた時間の中で、確実に刺さる企画を生み出している現場のクリエイターたちのノウハウとは何か。ウェブ時代に入り、あらゆる手段を使って企画を立てられるようになった今、企画づくりは、さらに新しい何かを求められるようになっている。では、私たちビジネスマンはどのように考え、企画づくりという仕事に取り組めばいいのか。今回は元電通マンでコミュニケーション・ディレクターである“さとなお”こと佐藤尚之さんと、朝日新聞デジタルで「浅田真央 ラストダンス」「データジャーナリズム・ハッカソン」などのヒット企画に携わった古田大輔さんに、ウェブ時代の新しい企画づくりについて聞いた。 佐藤尚之(さとなお) コミュニケーション・ディレクター。1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、電