「自転車のまち」として売り出し、中心市街地を活性化しようと、宇都宮市は新年度から、自転車関連事業を3点セットで打ち出す。JR宇都宮駅西口で市民など自転車利用者の休憩施設「モビリティーセンター」(仮称)整備に着手するほか、今秋までに同市内のホテルなどにレンタサイクルを置き、宿泊客に無料で貸し出す。毎年10月に開催されるアジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」には市街地コースを新たに追加。街中で迫力あるレースが楽しめそうだ。 モビリティーセンターの整備予定地はJR宇都宮駅西口市営駐輪場に隣接する市有地。市民など自転車利用者が休憩し、シャワーなども使える機能を想定しており、今秋までに建物を仮設する。利用頻度やニーズを把握するため、新年度から2年間でモデル的に実施する。 レンタサイクルは観光などで市内を訪れたホテル宿泊客を対象としており、自転車で街中を散策しながらギョーザ専門店を回っても