ポストコロナを見据えた今、各業界をリードするイノベーターたちはDX(デジタルトランスフォーメーション)をどう考えているのか。『いまこそ知りたいDX戦略』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者であり、米国シリコンバレーを拠点に企業のAI(人工知能)活用・導入を支援するパロアルトインサイトCEO(最高経営責任者)の石角友愛氏と、P&Gをはじめ、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂など大手各社のマーケティング部署を指揮してきたクー・マーケティング・カンパニー代表取締役の音部大輔氏が議論する中編。 〈前編はこちら〉 石角 パロアルトインサイトでも、色々なクライアントの案件を扱っていますが、マーケティングに関するニーズはとても多いと感じています。これまで対面で販売していた小売りなどの会社はコロナ禍のあおりを受けて、軒並みデジタル化を急務として進めています。そんな中、「リピータ
はじめにスタートアップではおなじみのコホート分析を、サバイバル分析の手法を適用することによってどう簡単にできるか、RとExploratoryを使って紹介してみたいと思います。 もくじそもそもコホート分析とは何か?なぜサバイバル分析?使用するものサバイバル分析のためのデータの準備サバイバル・カーブを計算してみるコホート毎のリテンション・カーブを分析コホートのコホート最後にそもそもコホート分析とは何か?特にSaaS系のスタートアップだと、新規ユーザーの獲得数はさることながら、その獲得したユーザのうちどれくらいの割合のユーザーがプロダクト、またはサービスを使い続けてくれているのかというのは死活的に重要です。 こちらは、カスタマー・リテンション率というKPIとして多くの方がモニターしていると思います。 ここからもう一歩踏み入れて、そのカスタマー・リテンション率が時間とともにどう変化していくのかを理
グロース分野においてユーザがそのサービスを平均でどのくらいの期間使ってくれるか?という数値は重要な値です。 例えば、広告の費用対効果を見るためにも計算するLTV(Life Time Value)。 LTVはユーザを1人獲得することで平均でどのくらいの売上に繋がるかという値ですので、平均継続期間×ARPUという算出方法になります。 ここで、ARPU(Average Ravenue Per User)のほうの計算は簡単です。 1ユーザあたりの売上を表す数字ですので一定期間の売上/ユーザ数、以上です。 しかし、ユーザの平均継続期間はどのように計算するべきでしょうか? 離脱したユーザのデータを基に算出しようとしても、それはあくまでも「離脱したユーザ」の平均値となり全体の平均とは異なる明らかに誤ったサンプルから得られた結果となってしまいます。 そしてもちろん、多くのユーザはまだそのサービスを使ってい
10億超えたらはじめよう、通販CRM大学 世界最高峰のダイレクトマーケティングアワード「DMA国際エコー賞」3冠、「全日本DM大賞」19冠。 100社以上のEC&通販ビッグカンパニーのCRMコンサルティングを手掛けるDM0ことダイレクトマーケティングゼロ。 今、最もアツイ通販コンサル会社である。 全員が「EC/通販メーカー」出身、結果に責任を持つ「成果保証スタイル」という拘り集団DM0の社長である田村雅樹氏のコラムは必見!! CVR・CPA 目標をクリアし、新規顧客数を拡大し、徐々に事業の安定性が増してきた通販会社。そこに立ちはだかる、売上 10 億円以降の成長率ダウンという永遠の悩み。 実はこの問題を解決する手法を年間売上 1,000 億円超えても完璧に持っている会社はありません。もちろん、ボクも完璧じゃありません。 ただ、 「通販メーカーに勤めていたときよりは、CRM 強くなったなぁ」
第1章、第2章においてはCRM実現に際してのデータマイニングの役割、および統計解析とデータマイニングとの相違に関し言及してきました。ビジネス環境が劇的に変化する中でCRMを実践するうえでのデータマイニングの意義についてはご理解いただけたと思います。本章では、マーケティング担当者がデータマイニングを進めていく工程を“CRISP-DM”という手法に沿って、できる限り専門用語を使わずにその概要を述べていきます。 1.CRISP-DMとは? CRISP-DM(CRoss-Industry Standard Process for Data Mining)は、SPSS、NCR、ダイムラークライスラー、OHRAがメンバーとなっているコンソーシアムにて開発されたデータマイニングのための方法論を規定したものです(CRISP-DMの詳細)(注1)。 これは、データマイニングプロジェクトを具体的にどのような手
Appleが提供しているSiriは、数秒のうちに何千とある上映映画の情報を分析し、あなたが今いる場所から見に行くのにベストな時間と映画館情報をおススメとして提示してくれます。Spotifyは、あなたの音楽の好みを把握してパーソナライズされたプレイリストを作成してくれます。そして、Facebookは、写真に写るお友達の顔を即座に識別し、ほぼ98%の精度でタグ付けを提案してくれます。こうしたすべてのことが、自然言語処理やディープラーニング、機械学習といった複雑かつ高度技術ソリューションであるAI(人工知能)によって実現されています。AIのおかげで、私たちの生活におけるすべての行動がさらにスマートに、生産的になるのです。 もはや多くの企業にとって、テクノロジーの専門性やインフラストラクチャ、その他のリソースにAIソリューションを取り込むことはエンタープライズアプリを活用する上で非常に重要事項とな
ニュースリリース 顧客生涯価値(LTV)最大化のための次世代型CRMを実現する「HAKUHODO Advanced CRM Program™」をサービス開始。 発信元:株式会社博報堂 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ2016年10月19日 株式会社博報堂(本社:東京都港区、社長:戸田裕一)と株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:大森壽郎)は、顧客生涯価値(LTV)を最大化するためのCRM活動(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)をワンストップで支援するCRM統合支援サービス「HAKUHODO Advanced CRM Program™」の提供を本日より開始します。 マーケティングのデジタル化が推進される中、顧客と直接つながりを持ち、顧客データを保有している企業におけるCRMの重要性はさらに高まっています。 従来のCRMは、インセンティブ付与によるリ
アクティブコア、機械学習/人工知能(AI)活用により、個々のユーザーに合わせた「メール配信時間の最適化」を実現! コンピュータ・通信機器 データ分析・アクションで経営を支援する株式会社アクティブコアは、マーケティングクラウドソリューション「activecore marketing cloud」(アクティブコア マーケティングクラウド)」のメール配信機能に、新たに機械学習を活用した「メール配信時間の最適化」を実現する機能を追加しました。本機能はメール開封時刻や商品購入時刻といった、これまで蓄積されてきたデータを基に、顧客毎に最も好ましいとされる時刻にメールを自動送信することができるため、今まで以上に精度を高めたメール配信が実現可能となりました。 ~プライベートDMPに蓄積された情報から、一人ひとりに最適な時刻での自動メール配信を可能に~ データ分析・アクションで経営を支援する株式会社アクティ
エイジア、人工知能アルゴリズムを駆使した感性分析型テキストマイニングシステム「WEBCAS Sense Analyzer」を6月に発売 インターネットを活用したマーケティングソリューションを提案する株式会社エイジア(本社:東京都品川区、代表取締役:美濃 和男、東証マザーズ上場:証券コード2352、以下 当社)は、e-CRM※システム「WEBCAS」シリーズの新サービスとして、テキストマイニングシステム「WEBCAS Sense Analyzer(ウェブキャス センス アナライザー)」を2016年6月1日に発売いたします。 1.テキストマイニングシステム「WEBCAS Sense Analyzer」発売の背景 当社は、主力事業としてメール配信システム「WEBCAS e-mail」やアンケートシステム「WEBCAS formulator」、問い合わせメール共有システム「WEBCAS mailc
いま注目すべきシリコンバレーの有名なIT企業は新規のデザインや機能が有効かどうかを検証するためにA/Bテストを行っています。 その一方で、日本の企業も含め、A/Bテストを本番環境で導入している企業は非常に少ないです。 加えて、日本で言われているA/Bテストと海外で言われているA/Bテストは少々異なるものだと感じています。 日本のA/Bテストはフォームの最適化やデザインの修正にとどまっている一方で、海外のA/Bテストはプロダクト開発のサイクルの一部分となっています。 プロダクト開発のサイクルの一部としてA/Bテストを取り入れるためには、大量のテストを定常的に回していく仕組みが必要となってきます。 そこでデータドリブンであると言われているようなシリコンバレーのIT企業は自社でA/Bテストの基盤を作成しています。 今回は社内A/Bテスト勉強会で発表するために、シリコンバレーの有名IT企業がどのよ
はじめに アプリによってビジネスモデルは異なりますが、大多数のアプリがゴール(KGI)にしているのは売上増かと思います。 では、あなたは売上増に向けた指標の把握と整理ができているでしょうか? この記事ではKPIツリーを使ってアプリの売上に貢献する指標を洗い出し、各指標について説明したいと思います。 1.KPIツリーの重要性 ◆そもそもKPIツリーとは? KPIツリーとは、例えばアプリのKGIを売上とした場合、売上を構成する要素を分解して施策が実行可能になるレベルまで落とし込まれた指標(KPI)の一覧です。 ◆KPIツリーを作らない場合の問題点 ①ボトルネックとなっている問題がわからない 売上を構成する要素を洗い出さないと、売上増の妨げになっている問題に気づかないことがあります。 ②具体的な施策を考えるのが難しい 売上やアクティブユーザー数など上位の指標を分解しないままでは、「じゃあその指標
こんにちは。 スタートアップKPIの筧田です! 今回は、KPI・KGI設定における注意点を挙げます。 折角、KPI設定をして「より良い行動をしよう!」と考えていても、それが実を結ばない場合もあります。 というのも、KPI設定に特化した専門家が少ないことやKこんにちは。 スタートアップKPIの筧田です! 今回は、KPI・KGI設定における注意点を挙げます。 折角、KPI設定をして「より良い行動をしよう!」と考えていても、それが実を結ばない場合もあります。 というのも、KPI設定に特化した専門家が少ないことやKPIに関する書籍がないことが原因でしょう。 (※ …私たちはKPI設定に特化した専門家です…もっと皆様に情報が伝わるように頑張ります!) このページでは、KPI設定の現場で良く発見される7つの注意点を、シンプルにまとめます! KPI・KGI設定におけるよくある注意事例 1.モニタ
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
調査会社のノークリサーチは2015年11月5日、国内の中堅・中小企業における「CRM」の利用実態とユーザー評価に関する調査結果を発表した。それによると、年商100億円以上300億円未満の企業では、日本マイクロソフトの「Microsoft Dynamics CRM」と SAPジャパンの「SAP CRM」が19.2%でトップシェアを占め、次いで日本オラクル「「Oracle Fusion CRM」が11.5%で続いた。 ノークリサーチは、CRMが他の業務システムと比べて新しい市場であるため、シェアの順位も毎年、大きく変動していると指摘。それは年商別でも同様で、年商50億円以上100億円未満の企業では、セールスフォース・ドットコムの「Salesforce CRM/Sales Cloud/Service Cloud」がシェア20%でトップとなり、日本オラクルの「Oracle Service Clou
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皆さん、初めまして。庭山です。新サイト「ITproマーケティング」で、BtoBマーケティングに関する連載をスタートすることができて嬉しく思います。連載のタイトルは「科学と感性のBtoBマーケティング」としました。この言葉は、ライフワークであるBtoBマーケティングを表現する時に私がよく使う言葉です。
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