疎
そ
1 五十音図サ行の第5音。歯茎の無声摩擦子音[s]と母音[o]とから成る音節。[so]
2 平仮名「そ」は「曾」の草体から。片仮名「ソ」は「曾」の初2画。
[補説] 「そ」は古く[tso](あるいは[ʃo][tʃo])であったかともいわれる。室町時代末にはすでに[so]であった。
そ
そ
[終助]サ変・カ変動詞の未然形、その他の動詞の連用形に付く。中世には、サ変動詞の連用形にも付く。
1 副詞「な」と呼応して、禁止・制止の意を表す。…てくれるな。…なよ。
2 副詞「な」は用いないで、禁止・制止の意を表す。…てくれるな。…なよ。
[補説] 上代は「な」だけで「そ」を伴わない例もあり、禁止の意は「な」のほうにあって「そ」は軽く指示するにすぎなかったといわれるが、院政期ごろから中世にかけて2の用法も現れた。
[係助]⇒ぞ
ソ【(イタリア)sol】
ソ
「ソビエト社会主義共和国連邦」の略。「日—交渉」
そ【×俎】
そ【×俎】
そ【×其/▽夫】
そ【▽十】
そ【×咀】
そ【塑】
そ【×岨】
そ【想】
そ【措】
そ【×楚】
そ【楚】
読み方:そ
春秋戦国時代の国。戦国七雄の一。揚子江中流域を領有し、都は郢(えい)。春秋中期には陳・鄭・宋などを圧迫し、晋と対立。荘王は中原の覇者となったが、前223年、秦に滅ぼされた。
そ【×沮】
そ【▽然】
そ【狙】
そ【×甦】
そ【疎】
読み方:そ
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]うとい うとむ まばら おろそか
1 一つ一つ離れている。まばら。「疎開・疎密・疎林/過疎・空疎」
2 人と人との関係にすきまがある。親しくしない。うとい。「疎遠・疎外・疎隔/親疎」
そ【疎】
そ【×疏】
読み方:そ
[人名用漢字] [音]ソ(漢) ショ(呉) [訓]うとい うとむ さかん
5 注釈をさらに細かく説き明かしたもの。注の注。「義疏(ぎそ・ぎしょ)・注疏」
[補説] 1〜3は「疎」と通用する。
そ【×疽】
そ【×磯】
そ【礎】
そ【祖】
読み方:そ
[音]ソ(呉)(漢) [訓]おや
1 家系を開いた人。また、それを継いだ各世代の重なり。「祖国・祖先/遠祖・家祖・皇祖・高祖・先祖(せんぞ)・父祖」
3 一派を開いた人。物事のもと。「祖師/開祖・教祖・始祖・鼻祖・仏祖」
5 旅の安全を守る神。「道祖神」
そ【祖】
そ【×祚】
そ【×祚】
そ【租】
そ【租】
読み方:そ
律令制における基本的物納課税の一。口分田・位田・功田などに課され、田一段につき稲二束二把(のち一束五把)を納めるもの。正倉に蓄積されて、毎年の出挙(すいこ)による利稲は地方各国の財源となった。→庸(よう) →調(ちょう)
そ【粗】
そ【粗/×麁】
読み方:そ
[名・形動]
そ【素】
読み方:そ
[音]ソ(漢) ス(呉) [訓]もと もとより
〈ソ〉
3 生地のままで手を加えてない。飾りけがない。「素材・素質・素朴/簡素・質素」
4 物事を成り立たせるもと。根本になるもの。「素因・素地・素粒子/元素・色素・毒素・要素」
〈ス〉
1 地のままで何もつけていない。「素足・素顔・素手・素肌・素面(すめん)」
[名のり]しろ・すなお・もと
そ【素】
そ【組】
読み方:そ
[音]ソ(漢) [訓]くむ くみ
〈ソ〉
1 何本かの太い糸をより合わせたひも。組みひも。「組綬(そじゅ)」
そ【▽背】
そ【×蘇】
そ【▽衣】
そ【訴】
そ【×詛】
そ【遡】
そ【×酥/×蘇】
そ【阻】
読み方:そ
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]はばむ
そ【▽麻】
そ【×鼠】
らしい、みたい、そ(う)
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
---|---|---|
らしい、みたい、そ(う) | らしい、みたい、そう、 ぽい、げ | 伝聞、推測。○○のようであると他人から聞いた。「みたい(な)」は「見た様(な)」の転。「らしい」が最も新しい言い方で、優先的に使う。きょう先生休みらしいわ。伝聞を表す言い方では、伊勢や伊賀で「げな」、志摩で「てわい」「てわれ」、北牟婁で「ちゃうわい」「ちゃうわれ」、南牟婁で「つあ」。 |
らしい、みたい、そ(う)
曹
姓 | 読み方 |
---|---|
曹 | そ |
礎
姓 | 読み方 |
---|---|
礎 | そ |
そ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/10 07:29 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2022年4月) ( |
平仮名 | |
---|---|
文字 | そ |
字源 | 曾の草書体 |
JIS X 0213 | 1-4-29 |
Unicode | U+305D |
片仮名 | |
文字 | ソ |
字源 | 曽の部分 |
JIS X 0213 | 1-5-29 |
Unicode | U+30BD |
言語 | |
言語 | ja, ain |
ローマ字 | |
ヘボン式 | SO |
訓令式 | SO |
JIS X 4063 | so |
アイヌ語 | SO |
発音 | |
IPA | so̞ |
種別 | |
音 | 清音 |
かな | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仮名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
五十音と撥音
濁点つき
半濁点つき
|
そ、ソは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第3行第5段(さ行お段)に位置する。清音の他、濁音(ぞ、ゾ)を持つ。
概要
- 現代標準語の音韻: 1子音と1母音「お」からなる音。子音は、次の通り。
- 五十音順: 第15位。
- いろは順: 第18位。「れ」の次。「つ」の前。
- 平仮名「そ」の字形: 「曾」の草体
- 片仮名「ソ」の字形: 「曾」の部分(曾の略字体「曽」の上部)
- ローマ字
- 点字:
- 通話表: 「そろばんのソ」
- モールス信号: ---・
- 手旗信号:5→3
そ に関わる諸事項
- 平仮名の「そ」は、のように上が離れる字体とのように続く字体がある。前者はゴシック体、後者は明朝体に多い。これは元となった「曽」の上部の省略に由来する差であり、単なる書き癖の違いとして扱われ、公式な場においても前者・後者のどちらでも書いても基本的に不問とされている。
- 片仮名の「ソ」
- 片仮名の「ン」と形が似ているため、隠語やパロディに使われることがある。(例:榎本健一(エノケン)の人気絶頂時に現れた『エノケソ』等)
- 2ちゃんねるなどインターネットにおいても、実在する人名や団体名をもじったキャラが登場する際、「ン」の置き換えで「ソ」が使われることが少なくない。(例:アンパンマン→アソパソマソ)
- Shift_JISにおいてコンピュータプログラムの動作不良の原因となる文字(通称「ダメ文字」)の一つ。半角カタカナの「ソ」(0xBF)はダメ文字ではない。
- 日本語音名の「ト」、つまり英語・ドイツ語の「G」にあたる音は、イタリア語・フランス語では「Sol」だが、日本ではしばしば「ソ」と発音・表記される。
- プロ野球中継の点数表示やスポーツ新聞の勝敗表などで、「ソ」は福岡ソフトバンクホークスの略として用いられる。
- かつてはソヴィエト社会主義共和国連邦の略称として「ソ」が多用された(例:日ソ中立条約、日ソ国交回復)。現在でも一部では正式名称として本来略称である「ソ」が使われている(学校法人日ソ学院)。
関連項目
- Wikipedia:索引 そ
- ぞ
- そ (楚の変体仮名)
そ
出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 06:39 UTC 版)
接頭辞
そ
副詞
そ
感動詞
そ
漢字
関連項目
助詞
そ
名詞
そ
代名詞
そ
近称(こ-) | 中称(そ-) | 遠称(あ-) | 不定称(ど-) | |
---|---|---|---|---|
指示代名詞 | これ [複数: これら] | それ [複数: それら] | あれ [複数: あれら] | どれ |
指示代名詞 | こいつ こちらさま | そいつ そちらさま | あいつ あちらさま | どいつ どちらさま |
連体詞 | この | その | あの | どの |
場所 | ここ こっから | そこ そっから | あそこ | どこ どっから |
方向 | こちら・こっち | そちら・そっち | あちら・あっち | どちら・どっち |
態様 | こう こんな こんくらい こんだけ | そう そんな そんくらい そんだけ | ああ あんな あんくらい あんだけ | どう どんな どんくらい どんだけ |
「そ」の例文・使い方・用例・文例
- その会議で長い沈黙の時があった
- 彼がそんなに急ぐにはそれなりの理由があった
- 彼はその計画を断念した
- 彼女はそうした考えをひどく嫌う
- 彼にはその仕事をする力はないと思う
- あばら屋へようこそ
- その問題について話をしよう
- そのことについては本当に申し訳ないと思っている
- きみのことはあまり知らないけど,うまくやっていけそうだ
- そろそろ結婚してもよいころだ
- そろそろ我々の違いについて話す時だ
- それは当初の見積もり額を超えている
- その数学の問題は私にはお手上げだ
- 私はそんな子どもっぽいことはしない
- 私はうそなんかつかない
- その知らせはたちまち広まった
- その車は急に曲がった
- その女は私たちのお金を持ち逃げした
- 刑事はその男が有罪だという確たる証拠を握った
- 「そう思うかい」「絶対そう思うよ」
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