親密さ
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親密さ | |
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監督 | 濱口竜介 |
脚本 | 濱口竜介 |
製作 | 工藤渉 |
出演者 | 平野鈴 佐藤亮 伊藤綾子 田山幹雄 |
主題歌 | 岡本英之 |
撮影 | 北川喜雄 |
編集 | 鈴木宏 |
製作会社 | ENBUゼミナール |
公開 | 2012年7月28日(イベント上映) 2013年5月25日 |
上映時間 | 255分 137分(Short Version) |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『親密さ』(しんみつさ)は、濱口竜介監督・脚本による2012年の日本のドラマ映画である。
キャスト
- 沢村令子 - 平野鈴
- 良平 / 野口衛 - 佐藤亮
- 伊東文 / 金森佳代子 - 伊藤綾子
- 三木邦夫 - 田山幹雄
- 手塚うらら / 野口ゆきえ - 手塚加奈子
- 仲村太郎 / 多田真之介 - 新井徹
- 西島晃 / 小宮山ノボル - 菅井義久
- 香取明子 / 汐見悦子 - 香取あき
- 林健介 / 店員1 - 土谷林福
- 渡部秀典 / 店員2 - 渡辺拓真
製作
ENBUゼミナールの映像俳優コースの卒業制作として製作された[1]。
上映
2012年7月28日、「濱口竜介レトロスペクティヴ」にて上映される[2]。2013年5月25日よりポレポレ東中野にて2週間単独でロードショー[3]。2013年11月13日、第35回ぴあフィルムフェスティバルで上映される[4]。
評価
2012年に「濱口竜介レトロスペクティヴ」で上映された際、『Nobody』誌の結城秀勇は、本作が「おそらくこれまでのキャリアよりもこれからのキャリアの方が映画史において大きな意味をもちうるだろう、将来性に満ちあふれたまだ若い監督に対する『レトロスペクティヴ』といういささか倒錯的な試みの中心」にある、と指摘した[5]。
一方、藤井仁子は「『親密さ』には名のあるスターは出ておらず、演技経験の浅い、通常の商業映画であれば現時点で重要な役が回ってくることはまずありえない若者だけでキャストが固められている」が、「はじめから『映画的』であるわけではない彼らの顔と声が、映画が進むにつれてスターに成長していくというのではなく、小さく、また弱くあるままで思いがけない輝きを放っていくさまは感動的」と評価した[6]。
脚注
- ^ 平澤, 竹識 (2012年8月2日). “『親密さ』濱口竜介(監督)インタビュー”. 映画芸術. 2013年10月31日閲覧。
- ^ “濱口竜介レトロスペクティヴ”. OUTSIDE IN TOKYO. 2015年4月16日閲覧。
- ^ “【玄里BLOG】濱口竜介監督『親密さ』”. cinemacafe.net (2013年5月30日). 2018年8月3日閲覧。
- ^ “『親密さ』名古屋特別企画「濱口竜介特集」上映作品”. ぴあフィルムフェスティバル. 2013年10月31日閲覧。
- ^ 結城, 秀勇 (2012年8月10日). “『親密さ』濱口竜介”. Nobody. 2013年10月31日閲覧。
- ^ 藤井, 仁子 (2013年6月1日). “第十二回『親密さ』”. 神戸映画資料館. 2013年10月31日閲覧。
- ^ 梅本, 洋一 (2013年1月2日). “2012年度ベスト”. Nobody. 2013年10月31日閲覧。
外部リンク
親密さ
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交流分析が理想とする、時間の構造化の形態。 裏面的交流(秘密のメッセージ)やゲームによって、相手を操作・搾取する事がない。「あなたは私を値引かないし、私もあなたを値引かない」。 社会的に取り決められた儀式から自由である。 成人(A)の要求が尊重されるが、率直な子供(FC)が活発に働く。 長く続く親交はまれであるが、もしそれが続くときはプライベートな関係となる。 型にはまる事のない、予測可能性が乏しい交流のため、人によっては雑談やゲームのほうが気楽な交流となる。
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