東京・豊島区の住宅で今月7日、30代の男性が熱中症と見られる症状で死亡していたことが東京都監察医務院などへの取材でわかりました。ことし東京都内で熱中症によると見られる死者は初めてで、監察医務院が注意を呼びかけています。 男性が倒れていた部屋の窓は閉められていて、エアコンは設置されていなかったということです。 当日、東京の都心では最高気温が30度を超え、警視庁は熱中症と見られる症状で死亡したと見て詳しい状況を調べています。 監察医務院によりますと、ことし東京都内で熱中症と見られる症状による死者が確認されたのは初めてで、今後も暑い日が続くため、こまめに水分をとったり適切に冷房を使ったりするよう呼びかけています。