千葉県内の私立中学校の入学試験が20日始まり、全国最大規模の約3300人が受験した市川中学校(市川市本北方、古賀正一校長)の入学試験が、千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場で行われた。 幕張メッセでの入試は6年目。保護者らを含めて約7000人がJR海浜幕張駅から長い列をつくり、同校職員が対応に追われた。 「受験生全員が同じ条件でできるよう会場準備には細心の注意を払っている」と及川秀二副校長は話す。職員約30人がイベント業者らとともに、19日夕から20日午前2時ごろまでかけて会場を準備。机の状態を一つずつ確認し、広い会場に看板を設置してマンモス入試に備えたという。