オーストラリア・シドニー近郊の氾濫した川(2021年3月22日撮影、資料写真)。(c)Saeed KHAN / AFP 【3月24日 AFP】オーストラリアの爬虫(はちゅう)類専門動物園「オーストラリアン・レプタイル・パーク(Australian Reptile Park)」は24日、洪水に見舞われたシドニーで、最も毒性が強い毒グモが水を逃れて民家に押し寄せる可能性があると警告した。 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州では、1週間続いた豪雨により大規模な洪水が発生、シドニー北西部郊外の一部地域は今も冠水している。 24日には晴れ間が見え、住民がほっとしたのもつかの間、致死性の毒を持つシドニー地域の固有種、シドニージョウゴグモの流入に備えるよう「緊急警報」が発せられた。 同動物園のティム・フォークナー(Tim Faulkner)園長は発表で、これから暖かくなり、湿度も