[App Universe] Charlie Stross の注目すべき論考がある。今現在 200 を超えるコメントが寄せられていることがその反響の大きさを物語っている。 「Steve Jobs が Flash を嫌う本当の理由」というタイトルで、Steve Jobs の公開書簡を踏まえて書かれたものだが、その内容はアップル対アドビの確執を遥かに超える視点を提供している。 Charlie’s Diary: “The real reason why Steve Jobs hates Flash” by Charlie Stross: 30 April 2010 * * * 一か八かの賭け 私の考えはこうだ。Steve Jobs は、アップルの未来を・・・時価総額が 2000 億ドルをこす企業の未来を、新しいマーケットへの進出を目指す一か八かの勝負に賭けているのだと思う。目覚め
[若き日の Steve Jobs] Flash をめぐる紛争についてたいへん刺激的な論考がある。 steve’s blog: “The Genius in Apple’s Vertical Platform” by Steve Cheney: 14 April 2010 * * * 戦略的理由 今週アップルはデベロッパを特定の開発ツール XCode に閉じ込めた。これはアドビの Flash を潰すためだと多くのひとは考えた。たしかに戦術的にはそうだ。しかしもっと大きな戦略的理由があるのだ。アップルは XCode ツールに移行するようデベロッパを促すことにより、アーキテクチャを変更する準備を整えているのだ。 This week Apple confined developers to a specific set of tools (XCode). A lot of peop
気がついた人も多いと思うが、iPadのアナウンスメントであっさりと無視されたのがAdobeのFlash。私は意図的(=「Flashなんか重要じゃない」というメッセージ)と読んだが、皆さんはどうだろうか。 iPhoneがFlashをサポートしていないことに対するAdobeを含めたさまざまな方面からの批判を考えれば、「the best way to experience the web (最高のウェブ環境)」を売り文句のiPadが、これだけ広く使われているFlashをサポートしないというのはおかしな話だ。 不思議に思う人も多いかもしれないが、自分をAppleの経営陣の立場に置いて良く考えてみれば答えは明確になる。 Appleという会社は、昔からさまざまなクリエーターたち(アーティスト、ミュージシャン、ウェブ・デザイナー、etc.)を魅力的で便利なパソコンやツールで味方につけ、彼らの作品を消費者
米Adobe Systemsは10月5日、同社主催の開発者向けカンファレンス「Adobe MAX 2009」において、AppleのiPhone、iPod touch向けのリッチでインタラクティブなアプリケーション開発を可能にするオーサリングツール「Adobe Flash Professional CS5」を発表した。 このツールにより、開発者はFlashを使ったアプリケーションをiPhone上でネイティブに実行させられることになる。ただしこれは、Adobeが同日にAdobe MAX 2009において行った「Flash Player 10.1」の発表とは別物だ。AdobeはFlash Player 10.1により、Windows MobileやAndroid、BlackBerry、Palm webOS、Symbian OSなどを搭載する携帯端末でFlashコンテンツのフル再生をサポートする計
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