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2010-10-02

Google Developer Day 2010 Japan で得たものと無くしたもの

2009-09-28 (火) に開催された Google Developer Day 2010 (以下 GDD2010) に参加した。会場は有楽町の東京国際フォーラム。

聴講したセッションについては、後日エントリーを書きたい。

GDD2010 で得たもの

GDD2010 で得られた物の中に知識は少ない。というのも、既に Google IO (米国で開かれる「世界版 Google Developer Day」のやうなもの) で紹介された情報が多いから。また、最近 Google は HTML5 に力を入れているが、これまた Google で開かれている HTML5 Tech Talk に参加しているので特に新しいことを知ることは少ない。もちろん、GDD2010 で初お披露目という API もあって得られた情報が 0 というわけではない。

知識よりも大きな GDD2010 での収穫。それは、開発者として活力。DevQuiz を解いてきた本当の開発者が集う中で交わされる会話こそが素晴らしい。「今回の API いいね」「○○と組み合わせてみたいね」「あれはどうなのかな?」「(Google とは関係ないことで) あれ、どうなってる?」「やっぱり Wi-Fi が繋がりにくいよ」等々。他の人達も自分以上に頑張ってるんだ、と一体感を感じること。それは、会社や Twitter や ML 上では得られない刺激だった。

だから、来年の GDD も来たい。

GDD2010 で無くしたもの

iPad を置き忘れた orz。

Twitter 含め、各所から「あんな大きな物をなくすかね?」と言われた。

iPad をなくして、自分がどれだけ iPad に依存していたかを知った。だから余計に周りの声はこたえた。ぼくも、何であれを忘れるかな? と思うよ。一番ショックを受けたよ。

言いわけをさせて欲しい。GDD2010 の会場には巨大なビーズ・クッション (椅子として座れるサイズね) が各所に置いてあった。全てのセッションを聞き終わった後、アンケートを回答しようとする。すると、ビーズ・クッションが目に入る。座ると体を包み込むやうで、とても気持ちいい。一日、講議を聞いてたから疲れてる。心地よい眠気とともに、iPad を取り出す。GDD2010 のアンケート・サイトには QR コードからアクセスするのが楽。iPad に QR コードを表示させ、iPhone4 で QR コードを読み、アンケートに答える。さてこの時、iPad は何処へ???

きっとこの時、横に置いたか何かで忘れてしまったんだと思う。

結論を先に書いておく。なくした iPad は戻ってきた。

こういうイベントで忘れ物をした時、忘れ物の管理は誰がするのか? イベントの主催者か? 会場か? 答えは会場。つまり今回は東京国際フォーラムの防災センターに問い合わせをするのが正解。東京国際フォーラムのお問合せのページを開く。

「電話での問い合わせ」に「遺失」内容は「防災センター」へ連絡するようにとある。電話番号は 03-5221-9599 (電話番号は変わる可能性があるので、問い合わせをする前にちゃんとウェブページも確認して下さい)。この防災センター 23 時まで忘れ物の受け取りが可能とのこと。仕事が遅くなっても安心。非常に助かる。

ぼくが防災センターへ電話すると、iPad の落とし物があると言う。中身を電話先の相手に確認してもらうわけにいかないので、自分の iPad であることを願い東京国際フォーラムへ。電源を入れると、見なれた画面。Gmail を開くと、自分のメールボックスが見える。間違いなくぼくの iPad だった。イェイ。

ちなみに、iPad を忘れるやうなバカはぼく一人だけだったらしい。少し悔しい。

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