『まんが日本昔ばなし』がいよいよ初DVD化される。アマゾンがサイト上で実施している「DVD化リクエスト・ランキング」では長らく1位に君臨。圧倒的なリクエスト数がきっかけとなり、DVD化が実現したという。VHSでは通信販売が軸になり、シニア世代の格好の孫へのプレゼントとしても好まれ、累計400万本を超えるセールスに結びついたようだが、今回は新たに、若い親世代もターゲットに、“ディズニー”“ジブリ”に続く定番化を狙う。 さるかに合戦(第1 集収録)、おむすびころりん(第2 集収録)の場面カット ■アマゾンDVD化希望作品ランキングでは常に1位を記録 近年は音楽をはじめ、映画やドラマ、アニメーションからバラエティまで、かなりコアな内容の作品でもDVD化されるようになってきた。市場が成熟し、よりニッチなニーズに応える状況になってきたわけだが、それでも思わぬ作品がDVD化されていない事実に驚か
映画の興行収入が国内で過去最高の2207億円を記録する中、DVDビデオの売り上げが減少している。DVDの画質を超えるハイビジョンの普及や不況の影響などが理由で、洋画DVD(販売用)に至っては5年前の4分の1。このため「洋画の買い付けや邦画制作費をDVDで回収する」という図式が崩れ、芸術性の高い洋画の劇場公開が見送られたり、邦画の企画が製作中止となったり、映画界にとって深刻な事態となっている。(岡本耕治) 日本映像ソフト協会(JVA)によると、昨年1年間のDVDビデオの売り上げは、販売・レンタル用を合わせて2203億円(速報値)。ピークの平成17年(3477億円)から5年連続で減少し、6割にまで落ち込んだ。次世代メディアのブルーレイディスクは473億円と前年のほぼ倍だが、映像ソフト全体に占める割合は17・7%で、DVDの落ち込みを支えるほどの成長は見せていない。 特に販売用の洋画DVDは16
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