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歴史に関するsakstyleのブックマーク (211)

  • キリスト教最大のライバル、マニ教とは? 故・森安孝夫氏が描いた「シルクロード」視点のダイナミックな世界史。(学術文庫&選書メチエ編集部)

    今年8月26日に惜しくも他界した歴史学者、森安孝夫氏(1948-2024、大阪大学名誉教授)。一般的な知名度はけっして高くないが、その独自の研究と妥協のない人柄で、一部の歴史ファンから熱く支持され、国際的にも評価される「プロの歴史学者」だった。ここでは、人類社会に対する強い使命感と信念を持った森安氏の著作からそのメッセージを紹介していきたい。 国立大学の教授が権力批判していいんですか? 日人には馴染み深い「シルクロード」を研究対象としながら、森安氏の名前は、一般にはあまり知られてこなかった。 ユーラシア大陸の砂漠と草原に点在する史料を読み込み、分析したその成果は、おもに学術論文で国内外に発表され、専門の研究者のあいだでは極めて高い評価を得ていた。しかし、概説的な著作が少なく、テレビなどに登場することもほとんどなかったのだ。 そんな森安氏の一般書としてのデビュー作にして話題作『シルクロード

    キリスト教最大のライバル、マニ教とは? 故・森安孝夫氏が描いた「シルクロード」視点のダイナミックな世界史。(学術文庫&選書メチエ編集部)
    sakstyle
    sakstyle 2024/12/10
    『シルクロード世界史』(講談社選書メチエ2020)「世界史の八段階」「前近代世界システム論」提唱。21世紀に日本でマニ教絵画発見相次ぐ/「世界史全体見渡す本は誰にも書けない」一般書は少ないが入試に関わってきた
  • ソグド人と騎馬遊牧民が、世界史を動かした! 信念の歴史学者、故・森安孝夫氏が遺した未来へのメッセージとは。(学術文庫&選書メチエ編集部)

    今年8月26日に惜しくも他界した歴史学者、森安孝夫氏(1948-2024、大阪大学名誉教授)。一般的な知名度はけっして高くないが、その独自の研究と妥協のない人柄で、一部の歴史ファンから熱く支持され、国際的にも評価される「プロの歴史学者」だった。ここでは、人類社会に対する強い使命感と信念を持った森安氏の著作からそのメッセージを紹介していきたい。 シルクロードへの誤解を正す 森安氏の研究の舞台は、シルクロードだった。ユーラシア大陸の砂漠と草原地帯に点在する史料を読み込み、分析することに研究者人生をかけてきたのである。 その成果はおもに学術論文で国内外に発表され、専門の研究者のあいだでは極めて高い評価を得ていたが、概説的な著作が少ないために、一般読書家にはあまり知られてこなかった。 そんな森安氏の一般書としてのデビュー作が、『シルクロードと唐帝国』(講談社2007年、講談社学術文庫2016年)で

    ソグド人と騎馬遊牧民が、世界史を動かした! 信念の歴史学者、故・森安孝夫氏が遺した未来へのメッセージとは。(学術文庫&選書メチエ編集部)
    sakstyle
    sakstyle 2024/12/10
    『シルクロードと唐帝国(興亡の世界史)』(講談社2007年、講談社学術文庫2016年)奴隷売買を担ったソグド・ネットワーク「経済のみならず政治・外交・軍事・文化・宗教の分野においても想像以上に重要な地位」
  • 「ソウルの春」がもっと面白くなる!韓国現代史の名作映画まとめ

    8月23日にいよいよ日公開される大ヒット韓国映画「ソウルの春(原題:서울의 봄)」。全斗煥(チョンドゥファン)元大統領が指揮した1979年軍事クーデター「12. 12 軍事反乱(군사반란)」をモチーフにした映画です。 ▼韓国現代史の名作映画(時代順に) 時系列で民主化に関連する事件を題材にした映画をまとめました。 ※「幸せの国」は8月14日公開 この6作品は別々の映画ですが、描かれている歴史はつながっています。 それぞれの作品で描かれている実際の事件を知ると、映画韓国歴史の理解がさらに深まると思います。 以下で関連映画の内容と実際の歴史の流れをまとめました。

    「ソウルの春」がもっと面白くなる!韓国現代史の名作映画まとめ
    sakstyle
    sakstyle 2024/12/05
    『KCIA 南山の部長たち』『ソウルの春』『弁護人』『タクシー運転手』『1987 ある闘いの真実』(内容の時系列順)
  • 謎のダイヤネックレス、7.5億円で落札 ジュネーブ

    【11月14日 AFP】かつてのフランス王妃マリー・アントワネットの破滅と関連のある事件に由来するとされるダイヤモンドがちりばめられた詳細不明のネックレスが13日、ジュネーブで開催のオークションで426万フラン(約7億5000万円、税・手数料込み)で落札された。 18世紀に制作されたこの宝飾品は、競売大手サザビーズの「ロイヤル・ノーブル・ジュエルズ」に出品された。予想落札価格は180万~280万ドルだった。 詳細は明らかにされていないが、落札者は電話で入札した女性。入札額は、355万スイスフラン(約6億2000万円)。サザビーズは、税・手数料込みの最終価格について、426万フランと発表した。 同氏によると、20世紀初頭には英国のアングルシー侯爵家のコレクションの一部だった。 アングルシー侯爵家のメンバーが、首飾りを公の場で身に着けたのは、1937年のジョージ6世の戴冠式と1953年のエリザ

    謎のダイヤネックレス、7.5億円で落札 ジュネーブ
    sakstyle
    sakstyle 2024/11/15
    使われているダイヤの一部が「首飾り事件」に由来するとかなんとか(競売会社側の主張)
  • カスピ海に浮かぶ、ソ連時代の異様な石油掘削都市とは

    (CNN) 「石油の岩」を意味するネフト・ダシュラリは、世界最大の湖であるカスピ海にある、油井採掘と製油の施設が何キロにも及ぶ橋で結ばれた都市だ。アゼルバイジャンの首都バクーの海岸から約97キロ、船で6時間の距離にある。 ギネスブックによれば、この都市は世界最古の水上石油プラットフォームであり、最盛期には5000人以上の住民でにぎわっていた。 だが、ここ数十年でその人口は減少。一部の区域は荒廃し、海によって損なわれたが、ネフト・ダシュラリは今も稼働しており、アゼルバイジャンのカスピ海での長きにわたる石油採掘の象徴であり続けている。 ネフト・ダシュラリの歴史はソ連時代にまでさかのぼる。1940年代後半、石油労働者は小さな島に上陸し、掘削装置と小さな住居を建てた。最初の試掘井は49年に掘削され、「黒い金」が湧き出た。 この油田から最初の石油タンカーが海岸に戻ったのは51年。ここからネフト・ダシ

    カスピ海に浮かぶ、ソ連時代の異様な石油掘削都市とは
    sakstyle
    sakstyle 2024/11/09
    軍艦島の石油プラント版みたいな感じか。島じゃなくて橋だけど。人口は減少しており一部で崩壊も始まっているが、まだ石油生産を続けている、と。
  • 原田昌博『ナチズム前夜 ワイマル共和国と政治的暴力』 | Living Well Is the Best Revenge

    アメリカの大統領選の結果が確定する直前に書を読んだことは単なる偶然ではあるが、偶然と片づけることができないいくつもの暗合を知る。「これは『遠い昔』や『遠い場所』の話ではない」という帯に記された言葉が重い。 優れた憲法を有し、民主的国家として知られたワイマール(書ではワイマル)共和国がいかに暗転し、ナチス・ドイツという鬼子を産んだのか、私はこのブログでレヴューしたいくつかの研究を通してこの点を繰り返し考えてきたが、書もその一環であると同時に、今日このような問いを質すべき切実さはかつてないほど高まっている。書はきわめて堅実で実証的な歴史研究であり、決して読みやすい内容ではない、特に理論的枠組が論じられる序章と第一章を読み通すためにはある程度の忍耐が必要だ。しかしナチズムの台頭が詳細に論じられる第二章以降はもはや別の時代の記録とは感じられないほどに現代と直結している。それはおそらく今日、

    原田昌博『ナチズム前夜 ワイマル共和国と政治的暴力』 | Living Well Is the Best Revenge
  • 30枚中18枚は上野彦馬撮影所で撮影されたと判明!「恐竜」の名付け親・横山又次郎さんの古写真を長崎市が公開 | TBS NEWS DIG

    長崎生まれの学者で「恐竜」という和訳を考案したことで知られる「横山又次郎」を、坂龍馬ら幕末の志士らを写したことでも知られる「上野彦馬」が写した貴重な古写真が、報道陣に公開されました。横山又次郎は「…

    30枚中18枚は上野彦馬撮影所で撮影されたと判明!「恐竜」の名付け親・横山又次郎さんの古写真を長崎市が公開 | TBS NEWS DIG
  • 学術名を「恐竜」と和訳した「日本の古生物学の父」 貴重な写真の数々を発見【長崎市】

    幕末から明治にかけて撮影された貴重な写真が見つかりました。 調査の結果、「日の古生物学の父」と呼ばれる偉大な人物が写っていることが分かりました。 今につながる彼の功績とは・・・・ KTN記者 「幕末から明治時代にかけて撮影された貴重な写真30枚がずらりと並んでいます」 写っているのは男の子やその家族です。 ヘアスタイルはちょんまげや散切り頭など様々で撮影したときの時代背景がうかがえます。 ほとんどの写真に写るこの男性、実はすごい人なんです! 長崎市恐竜博物館学芸員 中谷大輔さん 「日に化石の研究が馴染んでいない時代に、ドイツで最新の古生物学を学んで日に持ち帰り広めた人」「長崎で資料がでてきたことをきっかけに横山又次郎の再評価に繋がればと思ってる」 長崎市出身の古生物学者 横山又次郎です。 「日の古生物学の父」とも呼ばれていて、恐竜の学術名「Dinosauria」を日で最初に「恐竜

    学術名を「恐竜」と和訳した「日本の古生物学の父」 貴重な写真の数々を発見【長崎市】
  • 「神秘主義的な考え方」が、19世紀末というタイミングで流行しはじめた「納得の理由」(群像編集部)

    世紀末的な感覚 私たちが生きている社会は、いったいどのような空気や風潮、あるいは雰囲気のうえに成り立っているのか……私たちはときおり、このような、大きく、茫漠とした問いを前に立ちすくんでしまうことがあります。 こうした問いについて考えるためには、これまでの歴史のなかで、どのような思想がつむがれてきたのかを知ることが必要になります。 私たちがそうした知識にふれるうえでいまもっとも便利な書物が、『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』(松浦寿輝、沼野充義、田中純)です。タイトルのとおり、圧倒的な実績を誇る3人の研究者が、20世紀のさまざまな思想や文化のあり方について徹底的に討議した様子をまとめたもので、少し読むだけで、多くの知識が得られます。 たとえば書が、「神秘主義」について検討したパートは、きわめて興味深いものがあります。 まずは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、とくにロシアにおいて

    「神秘主義的な考え方」が、19世紀末というタイミングで流行しはじめた「納得の理由」(群像編集部)
    sakstyle
    sakstyle 2024/10/07
    ロシア神秘主義とフランス神秘主義
  • じつは、第一次世界大戦を「予見」していた文学作品があった…「芸術家と戦争」の意外な関係(群像編集部)

    世界を触知する力 私たちが生きている社会は、いったいどのような空気や風潮、あるいは雰囲気のうえに成り立っているのか……私たちはときおり、このような、大きく、茫漠とした問いを前に立ちすくんでしまうことがあります。 こうした問いについて考えるためには、これまでの歴史のなかで、どのような思想がつむがれてきたのかを知ることが必要になります。 私たちがそうした知識にふれるうえでいまもっとも便利な書物が、『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』(松浦寿輝、沼野充義、田中純)です。タイトルのとおり、圧倒的な実績を誇る3人の研究者が、20世紀のさまざまな思想や文化のあり方について徹底的に討議した様子をまとめたもので、少し読むだけで、多くの知識が得られます。 たとえば、芸術家や文学者が、戦争をどのようにとらえていたかを紹介する部分。第一次世界大戦の少し前、ヨーロッパやロシアでは、その後を予見するような作品が

    じつは、第一次世界大戦を「予見」していた文学作品があった…「芸術家と戦争」の意外な関係(群像編集部)
    sakstyle
    sakstyle 2024/10/07
    H・G・ウェルズ『解放された世界』/『春の祭典』→当初のタイトル案は「犠牲」、ロシア語原題は『聖なる春』「ウィーン分離派の機関誌のタイトルでもあり(...)あくまで死を通じた再生への欲望」
  • あの『ロリータ』の著者と三島由紀夫は、「フロイトぎらい」だった…そこから見えること(群像編集部)

    精神分析の時代 私たちが生きている社会は、いったいどのような空気や風潮、あるいは雰囲気のうえに成り立っているのか……私たちはときおり、このような、大きく、茫漠とした問いを前に立ちすくんでしまうことがあります。 こうした問いについて考えるためには、これまでの歴史のなかで、どのような思想がつむがれてきたのかを知ることが必要になります。 私たちがそうした知識にふれるうえでいまもっとも便利な書物が、『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』(松浦寿輝、沼野充義、田中純)、です。タイトルのとおり、圧倒的な実績を誇る3人の研究者が、20世紀のさまざまな思想や文化のあり方について徹底的に討議した様子をまとめたもので、つまみい的に読むだけで、多くの知識が得られます。 たとえば、19世紀から20世紀初頭といえば、フロイトが「無意識」について書いていた時代として知られます。その影響は後代にも及び、さまざまな反

    あの『ロリータ』の著者と三島由紀夫は、「フロイトぎらい」だった…そこから見えること(群像編集部)
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    sakstyle 2024/09/26
    『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』(松浦・沼野・田中)から
  • エッフェル塔が建ったときにフランスで起きた「強烈な反発」をご存知ですか? そこに現れた「時代の精神」(群像編集部)

    「ヤンキーの夢」 私たちが生きている社会は、いったいどのような空気や風潮、あるいは雰囲気のうえに成り立っているのか……私たちはときおり、このような、大きく、茫漠とした問いを前に立ちすくんでしまうことがあります。 こうした問いについて考えるためには、これまでの歴史のなかで、どのような思想がつむがれてきたのかを知ることが必要になります。 私たちがそうした知識にふれるうえでいまもっとも便利な書物が、『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』です。タイトルのとおり、3人の圧倒的な実績を誇る研究者が、20世紀のさまざまな思想や文化のあり方について徹底的に討議した様子をまとめたもので、少し読むだけで、多くの知識が得られます。 たとえば、19世紀から20世紀にかけて、文化の重点がヨーロッパ(とくにパリ)からアメリカに移ったときの雰囲気について。そこには、覇権を握り始めたアメリカに対する反発から、アメリカ

    エッフェル塔が建ったときにフランスで起きた「強烈な反発」をご存知ですか? そこに現れた「時代の精神」(群像編集部)
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    sakstyle 2024/09/26
    『徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術』(松浦・沼野・田中)から
  • nix in desertis:書評:『唐』(森部豊著,中公新書)

    ・『唐』(森部豊著,中公新書,2023年) 中公新書の拓跋国家シリーズの最後。2010年以降の中公新書にはその他に『殷』『周』『漢帝国』『三国志』もあるから,春秋戦国時代・秦が出てくれれば唐宋変革前は概ねコンプリートになる。ぜひとも企画してほしい。 閑話休題。唐は南北朝時代の諸王朝や隋に比べると300年近く続いた長い王朝であり,その中で様々な変化が起きている。王朝交代による変化ではなく,王朝の中での変化を描いた点で,書は前二書と大きく様相が異なっている。とりわけ拓跋国家としてスタートした唐が次第に漢民族の国家に変容していく様子は唐代の醍醐味であろう。書はまえがきで「それを「漢化」という,中国人中心主義のような,ありきたりな言葉でくくるのはどうかと思う」と牽制しつつも,拓跋国家の経験を踏まえた漢民族が,古代の漢とは異なる漢民族王朝をつくっていった様子が丹念に描かれている。 初唐の拓跋国家

  • nix in desertis:書評:『南北朝時代』『隋』(中公新書)

    ・『南北朝時代』(会田大輔,中公新書,2021年) 中国の南北朝時代の概説書。講談社選書メチエの『中華を生んだ遊牧民』との違いは,あちらは鮮卑に焦点を当てつつ後漢代から北魏までの華北を扱っているのに対し,こちらは時代が南北朝時代のみで短い代わりに南朝も扱っている。北魏についての話題は似通っているが,当然あちらの方が濃い。両方読むのを勧める。北魏については主張が違うところもある。あちらのでは,魏の国号を採用し土徳をを採用したことについて,北魏が三国魏を継承する形をとったためと説明していたが,こちらは鮮卑は三国魏をも否定していて,火徳の後漢の後継王朝であることを示すため土徳の魏としたという説を採っている。 かたや南朝宋は東晋の時代にあった再統一への野望が薄れ,江南を拠地とする諦めに沿った改革が進んでいく様子が描写される。西晋の滅亡によって伝統が失われたため,宮中祭祀等で”それっぽい新たな伝

  • nix in desertis:書評:『中華を生んだ遊牧民』(松下憲一,講談社選書メチエ)

    中華を生んだ遊牧民』(松下憲一,講談社選書メチエ,2023年) 鮮卑と彼らが建てた北魏の歴史を追った。同時期に発売された中公新書の『南北朝』とは北魏の部分は重なっているが,こちらは南朝の記述がほとんど無い代わりに,前史にあたる鮮卑の歴史が入っている。なお,著者は鮮卑についてモンゴル系かトルコ系かという質問に対して,厳密には解答できないとしている。遊牧国家は複数の部族の連合体であり,その各部族の言語や風習は多様であるというのがその理由であるが,これは質問と解答がずれている。著者自身「鮮卑のもととなった遊牧民はどのような人々ですかという質問であれば成立する」としているが,まさに読者の知りたかったのはここなのであり,国家としての鮮卑と諸部族名の鮮卑が別物であることだとか,民族という概念は近代的なものなのでここには容易に当てはまらないだとか,鮮卑がモンゴル高原を政治的に統合したとしても鮮卑語が

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    sakstyle 2024/09/10
    「鮮卑と彼らが建てた北魏の歴史を追った本」「鮮卑が北方から持ち込んだ新たな制度・文化は隋唐に継承され,新たな「中華」として定着していくのである」
  • 歴史家が手の内をさらしてみる|ちくま新書|松沢 裕作|webちくま

    史料とはなにか。それをどう読んでいるのか。そこからオリジナルな議論をいかに組み立てるのか。歴史学がやっていることを明らかにした『歴史学はこう考える』の「はじめに」を公開します。 私は歴史家です。「歴史家」という日語の単語の響きは、「歴史学者」よりも少し重々しく響くので、自称するのはちょっと気恥ずかしいという同業者もいるのですが、とりあえず書では、私や、私の同業者と言えそうな人たちを広く「歴史家」と呼ぶことにします。 そして、書は「ちくま新書」という新書シリーズの1冊です。歴史家が書いた新書というのは、それぞれの新書レーベルからそれなりの点数が出版されています。大規模書店の新書コーナーにいけば、そうしたを何十冊と見つけることができるはずです。あるいは、このを手に取っているみなさんも、そのうちの何冊かを手にしたり読んだりしたことがあるかもしれません。歴史家が書いた新書は、たいてい、過

    歴史家が手の内をさらしてみる|ちくま新書|松沢 裕作|webちくま
    sakstyle
    sakstyle 2024/09/03
    「『歴史学はこう考える』の「はじめに」を公開」/同書の目次を見ると、政治史、経済史、社会史について具体的な論文を例に「論文はどのように組み立てられているか」が書かれているらしい
  • 子供の科学100周年記念スペシャルサイト 科学タイムトラベル

    子供の科学と100年の科学を旅する 100周年記念スペシャルサイト 1924(大正13)年創刊の雑誌『子供の科学』は、2024年に創刊100周年を迎えました。100年間で、およそ1200冊。どの時代の雑誌をめくっても、未来を感じる最先端の科学が、そこにあります。そして、ワクワクページをめくった読者たちが大人になって、さまざまな分野で未来をつくり上げてきたのです。

    子供の科学100周年記念スペシャルサイト 科学タイムトラベル
    sakstyle
    sakstyle 2024/07/08
    なにこれすごい
  • 雑誌『子供の科学』と100年の科学をタイムトラベル! 年号で検索できる100周年スペシャルサイトを公開・コンテンツ続々更新中

    雑誌『子供の科学』と100年の科学をタイムトラベル! 年号で検索できる100周年スペシャルサイトを公開・コンテンツ続々更新中株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)が発行する小中学生向け科学雑誌『子供の科学』は、100周年を記念し100年分の雑誌『子供の科学』を検索できるスペシャルサイト「科学タイムトラベル!」を公開しました。 『子供の科学』創刊100周年スペシャルサイト「科学タイムトラベル!」 https://www.kodomonokagaku.com/100th/ 1924(大正13)年創刊の雑誌『子供の科学』。 毎月、子供たちに最新の科学ニュースやおもしろい実験、工作などの体験を届け続けています。100年間で、およそ1200冊。どの時代の雑誌をめくっても、未来を感じる最先端の科学がそこにあります。 そんな『子供の科学』誌面と100年の科学を旅することができるのが、100周年スペシャルサ

    雑誌『子供の科学』と100年の科学をタイムトラベル! 年号で検索できる100周年スペシャルサイトを公開・コンテンツ続々更新中
    sakstyle
    sakstyle 2024/07/08
    「創刊号から10年分の『子供の科学』バックナンバーを一挙電子化」?! 普通にkindle版が出てる、すごい
  • 地方映画史研究のための方法論(28)大衆文化としての映画②——ジークフリート・クラカウアー『カリガリからヒトラーへ』|佐々木友輔

    見る場所を見る——鳥取の映画文化リサーチプロジェクト映画はどこにあるのか——鳥取の公共上映・自主制作・コミュニティ形成』(2024)2024年3月は、3年間継続してきた「見る場所を見る——鳥取の映画文化リサーチプロジェクト」の活動成果をいくつか世に出すことができた。一つは、杵島和泉さんとの共著『映画はどこにあるのか——鳥取の公共上映・自主制作・コミュニティ形成』(今井出版、2024)の刊行。 鳥取で自主上映活動を行う団体・個人へのインタビューを行うと共に、過去に鳥取市内に存在した映画館や自主上映団体の歴史を辿り、映画を「見る場所」の問題を多角的に掘り下げている。 『映画はどこにあるのか——鳥取の公共上映・自主制作・コミュニティ形成』(今井出版、2024) 『見る場所を見る3——鳥取・倉吉市内・郡部の映画館&レンタルビデオショップ史』(2024)また、2023年12月に実施した展覧会の記

    地方映画史研究のための方法論(28)大衆文化としての映画②——ジークフリート・クラカウアー『カリガリからヒトラーへ』|佐々木友輔
    sakstyle
    sakstyle 2024/05/07
    クラカウアーは大衆文化や映画から大衆心理を分析する。「映画社会学」の代表者。『カリガリ博士』から、ナチスの台頭を許したドイツ国民の大衆心理を分析した
  • 野村真理『ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト』 | Living Well Is the Best Revenge

    ウクライナとガザで戦争が続く。とりわけ連日伝えられるガザでの悲惨な状況はTVニュースの画面を見るだけで胸が痛む。子どもたちや赤ん坊が傷つき、殺され、時に瓦礫の中の遺体として写し出される。海外で配信されている映像にさえ残酷な場面が映示される旨の警告が付されるのだ。イスラエル軍の圧倒的な暴力が彼の地を覆っていることに疑いの余地はなく、ガザで進行しているのが住民の絶滅をめざした虐殺であることも明らかである。(酒井啓子は『現代思想』の特集でガザ住民の半数が殺害され、半数がガザを追われると予想している)しかしイスラエルをめぐる暴力の淵源は根深い。そこには20世紀から今世紀までユダヤという民族に繰り返し加えられた差別と迫害、被害と加害の歪んだ連鎖がうかがえる。このブログでは第二次大戦前後に東ヨーロッパを中心に繰り広げられたユダヤ人絶滅政策と関わる研究や小説映画などを繰り返し取り上げてきたが、今回はナ

    野村真理『ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト』 | Living Well Is the Best Revenge