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2023年5月3日のブックマーク (17件)

  • 「ヤクザも人間なので、承認欲求がある」 暴力団取材のエキスパート・鈴木智彦インタビュー

    「暴力」に対する社会の目は、近年ますます厳しくなり、体罰や性暴力などのフィジカルな暴力は当然ながら、さまざまな行為がハラスメントとして認知されてきている。一方、社会的制約によってどれだけ取り締まっても、暴力は人々の目につかないところで依然として残り続けてもいる。陰を潜める“暴力団”と入れ替わるようにして、半グレをはじめとした新興の反社会的勢力が台頭しているのも、その現れの一つだろう。 ヤクザ取材のエキスパートであるジャーナリスト・鈴木智彦氏は、時代によってヤクザの在り方が変わりつつあるものの、その暴力には「人間の性がある」と語る。「人の生き死に」をテーマに30年以上ヤクザを追ってきた鈴木氏に、新刊『ヤクザ2000人に会いました』(宝島社)についての取材をおこなった。(小池直也) ヤクザはもはや同級生みたいな感じ ――著はヤクザ文化の教科書のようなだなと感じました。 鈴木智彦(以下、鈴

    「ヤクザも人間なので、承認欲求がある」 暴力団取材のエキスパート・鈴木智彦インタビュー
  • 「GPT-4」が無料で使える?--「新しいBing」と「Poe」の賢い使い方

    先週の話はもう過去の話。AI技術の進化は日進月歩で、GPT-4の圧倒的なアウトプットの質の向上をはじめ、私たちが感じる未来への期待感は高まるばかりです。 GPT-4は、文脈理解や複雑なタスクへの対応力がGPT-3に比べて向上しており、ますます多くのことができるようになっています。 プロンプトだけでHTMLファイルのコーディングを依頼したところ、そこそこ面倒くさい要求なのに、ちゃんと動いて私自身も驚きました。 また、GPT-4のデモでは、手書きのスケッチからコーディングを行うことができるなど、これからの進化はまさに「今、試してみる価値あり」といえるでしょう。 しかし「有料だしなぁ・・・」とまだGPT-4を体験したことがない方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、実際にGPT-4を使いながら、その魅力と「無料」で体験できる2サービスを使いこなすコツをお伝えしたいと思います。 記事作成の相

  • 後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」

    暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についてのは20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい

    後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」
  • 手塚マンガあの日あの時+(プラス) Theインタビュー:『手塚治虫とトキワ荘』の著者、中川右介の執筆手法を探れ!! 第1回:文献資料を読み込むことの意義とは!?|虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

    手塚マンガあの日あの時+(プラス) Theインタビュー:『手塚治虫とトキワ荘』の著者、中川右介の執筆手法を探れ!! 第1回:文献資料を読み込むことの意義とは!? Theインタビュー:『手塚治虫とトキワ荘』の著者、中川右介の執筆手法を探れ!! 第1回:文献資料を読み込むことの意義とは!? 写真と文/黒沢哲哉 『手塚治虫とトキワ荘』や『アニメ大国建国紀 1963-1973』などを著した中川右介という作家がいる。中川氏の著作がユニークなのは、徹底した文献調査によって、埋もれていた"歴史の真実"や、誤って後世に伝わってしまった"伝説の真相"などを次々と明らかにしていることだ。我々「あの日あの時+(プラス)」調査隊は中川氏人を直撃し、その執筆手法の秘密をうかがってきた!! ◎住宅街の先にある仕事場を直撃!! 東京の巨大ターミナル駅新宿。我々「あの日あの時+(プラス)」調査隊は、ここからJR中央線に

  • 映画配給会社ロングライド代表:波多野文郎 / 映画業界を目指す若者へ「アドバイスなんて聞いちゃいけない」 | 映画と働く 第17回

    自分で何かをやるって、かっこいい──映画配給会社の代表を務められているということは、やはり子供の頃から映画がお好きだったのでしょうか? そうですね。特に父親の影響ですが、「映画が一番の娯楽」という世代なので、幼いときからよく映画に連れて行かれていました。当時はテレビの洋画枠が週に何日かあって、夜更かしして映画を観たりすることが日常的でしたね。 ──その経験から、映画業界を志すようになったのですね。 10歳くらいで(映画が好きな気持ちの)ピークが来たんですけど、中学校に入ると音楽に興味を持つようになって、その時期は映画を追いかけていたわけではなかったんです。でもまた10代半ばから、より映画に興味を持つようになりました。「映画に関わる仕事をしたい」と思ったのはその頃ですね。 ──波多野さんは、映像コンテンツ会社に就職されてから、ロングライドを起業されたそうですね。もともと起業や社長に興味があっ

    映画配給会社ロングライド代表:波多野文郎 / 映画業界を目指す若者へ「アドバイスなんて聞いちゃいけない」 | 映画と働く 第17回
  • 映画館Stranger代表:岡村忠征 / 45歳を過ぎたときに表現者になりたいと思った | 映画と働く 第16回

    1映画が作られ、観客のもとに届けられる過程には、監督やキャストだけでなくさまざまな業種のプロフェッショナルが関わっている。連載コラム「映画と働く」では、映画業界で働く人に話を聞き、その仕事に懸ける思いやこだわりを紐解いていく。 第16回では、映画館・Strangerの代表である岡村忠征にインタビューを実施した。18歳でジャン=リュック・ゴダールに衝撃を受け映画監督を目指すも挫折し、その後はデザイン会社の社長として活躍していた岡村。しかし“映画へのリベンジ”として2022年9月、東京・菊川にStrangerをオープンさせる。映画館の開業にはどのような思いがあったのか? 45歳を過ぎたときに表現者になりたいと思った──岡村さんは2022年9月に東京・菊川に開業した映画館・Strangerの代表を務めています。また2011年にはデザイン会社のアートアンドサイエンスを設立し、その代表取締役でも

    映画館Stranger代表:岡村忠征 / 45歳を過ぎたときに表現者になりたいと思った | 映画と働く 第16回
  • ムツゴロウさんは、なぜ動物と信頼関係を築けたのか――『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』スタッフ座談会<前編>

    ムツゴロウさんは、なぜ動物と信頼関係を築けたのか――『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』スタッフ座談会<前編> 4月5日に亡くなった“ムツゴロウ”こと作家の畑正憲さん。その名を一躍とどろかせたのは、フジテレビ系で20年以上にわたって放送されたドキュメンタリー特番『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』(1980~2001年)だ。 猛獣に対しても体当たりで戯れてコミュニケーションすることで、多くの人たちに動物への興味や命の平等さを説き、最高世帯視聴率30%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を超える人気シリーズに。この名場面を厳選し、4月8日に放送された追悼特番『ありがとう!ムツゴロウさん』(※TVer・FODで期間限定見逃し配信中)にも大きな反響が集まった。 そこで、番組の立ち上げから担当した元フジテレビプロデューサーの高橋和男氏(※「高」ははしご高)、84年から担当したディレクターの市川雅康氏、93年か

    ムツゴロウさんは、なぜ動物と信頼関係を築けたのか――『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』スタッフ座談会<前編>
  • 「DJはもういなくなるかもしれませんね…」小林克也(82)が危惧するラジオ界の“今そこにある危機” | 文春オンライン

    ――どういうことですか? 小林 二人はよく似ているんです。どちらも唯我独尊で、自力で番組スポンサーを見つけてきちゃうくらいバイタリティに富んでいる。似過ぎているから絶対に合わないと思ったんだけど、だからこそ会わせたらきっと面白くなるはずだと直感がはたらいた。いい落ち着き方をしたのは、ピストンが東京にいるまま、自分の部屋から番組(「HEART ATTACK!」)を放送することになったこと。つまり二人は滅多に顔を合わせない。「これは長く続くぞ」と思ったね(笑)。自分で言うのも何だけど、僕にはそういうイタズラの才能があるんですよ(笑)。 ――ラジオもテレビも時代を追うごとにコンプライアンスを重視するようになりましたが、克也さんとしては? 小林 そもそもコンプライアンスという単語自体、日じゃほとんど市民権を得ていなかった単語でした。もっとも、最初の頃こそ敏感だったけど、今じゃみんながその雰囲気に

    「DJはもういなくなるかもしれませんね…」小林克也(82)が危惧するラジオ界の“今そこにある危機” | 文春オンライン
  • 『まつもtoなかい』衝撃の初回放送、松本人志と中居正広の言葉から見えた「トーク番組をやる覚悟」(田辺ユウキ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    「なんかすごく(視聴者が)見てる感じがしますね、なに言われるんですかね」(中居正広)、「言われるとしたら俺やで。『松うぜぇ』とか、『松いらねぇ』とか。『#松いらねえ』って」(松人志) 4月30日にスタートした番組『まつもtoなかい〜マッチングな夜〜』(フジテレビ系)のトークパートは、MCの松人志(ダウンタウン)、中居正広のこんな会話で締めくくられた。 同放送回には、中居正広とともにSMAPのメンバーとして活動していた香取慎吾がゲストとして出演することが事前告知され、早くから大きな注目をあつめていた。 同日21時、番組の幕が開けた。松人志、中居正広はまず「この番組は毎回、ゲストのふたりをマッチングさせて、4人でトークをするコンセプト。それが初回から崩れた」と説明。さらに中居正広は「重い」とボソッと口にする。それは果たしてその場の空気なのか、それとも自分の気持ちなのか。そして香取慎

    『まつもtoなかい』衝撃の初回放送、松本人志と中居正広の言葉から見えた「トーク番組をやる覚悟」(田辺ユウキ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 数学入門公開講座|京都大学数理解析研究所

    スペクトル不変量とその応用について 助教・石川 卓 大学で習う幾何学の基的な話に Morse 理論というものがあります。これは多様体の性質を、その上の函 数を用いて調べる理論です。これは基的にはどのような関数を用いても同じ答えを出しますが、これを逆 に利用して、各関数に対してスペクトル不変量とよばれる値を紐づけることができます。シンプレクティッ ク幾何学等で用いられる Floer 理論は Morse 理論を手としてつくられた理論であり、これに対するスペク トル不変量が、幾何学的性質を導きだすことに応用されています。このあたりのことについて、紹介する予 定です。 体構造の復元を通した遠アーベル幾何学入門 助教・辻村 昇太 遠アーベル幾何学では(体に対するガロア群のような)構造の対称性のなす群が元の構造の情報をどの程 度保持しているかについて考察します。この対称性のなす群が(高度に)非可

  • 山下達郎、WEB独占インタビュー。アルバム『FOR YOU』で訪れた節目、“神様の引き合わせ”という初期8作のアナログ復刻を語る

    アナログ中古盤の入手が難しくなる一方だっただけに、聴き手にとってうれしい以外の何物でもないリイシューということになるだろう。ソロ・アルバム第一作に当たる1976年の『CIRCUS TOWN』から、名実ともにアーティストとしての最初のピークを刻んだ82年の『FOR YOU』まで。78年発表のライヴ2枚組『IT’S A POPPIN’ TIME』を含むオリジナル・アルバム7作に、人監修による公認ベスト『GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA』を加えた山下達郎の初期8作が、レコードとカセットのダブル・フォーマットで復刻発売されつつある。いわゆる“シティ・ポップ”ブームに後押しされてのリイシュー。そんな卑近な解釈も成り立たないではないが、その一方で驚かされるのは各々のアルバムのクオリティの高さと密度。6年という短いスパンの中で積み重ねた音楽的な試行錯誤、そのダイナ

    山下達郎、WEB独占インタビュー。アルバム『FOR YOU』で訪れた節目、“神様の引き合わせ”という初期8作のアナログ復刻を語る
  • 人気漫画「ゴールデンカムイ」作者・野田サトルさん アイヌ民族に学ぶ「共生」の姿勢:朝日新聞GLOBE+

    ――専門家や現地への取材を重ね、作品を描く中で、自然環境にまつわる印象的なことはありますか。 連載初期のころに面白いなと思ったのが、サケの皮で作ったです。 「ゴールデンカムイ」では、ちょうど4月から放送中のアニメ第4期でチカパシという男の子が履いています。明治後期生まれの砂沢クラさんというアイヌの女性のご著書に、小学校の時に履いていたとありましたので、その頃までは使われていた地域があったということですね。 サケの皮のを履くアイヌの男の子チカパシ ©野田サトル/集英社 この、ヒレの部分が底にあって、雪道の滑り止めになるんですが、寒さで自体がカッチカチになるのでストーブで柔らかくしようと置いておくと犬にべられるという、なんとも悲しくも可愛らしい話がありました。 僕は手元にサケ皮のの資料が欲しくて、二風谷の工芸家の方に作って頂こうと頼んだのですが、「もう現代のサケでは大人用の大きな

    人気漫画「ゴールデンカムイ」作者・野田サトルさん アイヌ民族に学ぶ「共生」の姿勢:朝日新聞GLOBE+
  • 手塚マンガあの日あの時+(プラス) シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1977-1985) 第2回:『あんどろトリオ』の内山亜紀先生仕事場訪問&インタビュー!!|虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

    手塚マンガあの日あの時+(プラス) シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1977-1985) 第2回:『あんどろトリオ』の内山亜紀先生仕事場訪問&インタビュー!! シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1982-1985) 第2回:『あんどろトリオ』の内山亜紀先生仕事場訪問&インタビュー!! 写真と文/黒沢哲哉 70年代末、SFブームから変則的に発生した「美少女ブーム」。80年代になると漫画読者の中でもマニアックな人々の間で「ロリコン」ブームが沸き起こる。手塚治虫が『七色いんこ』を連載していた『週刊少年チャンピオン』も、その流れを無視できなくなっていた――今回は、「ロリコン」ブームの火付け役の一人であり、同誌に『あんどろトリオ』を連載、少年誌に堂々「ロリコンマンガ」を持ち込んだマンガ家、内山亜紀さんに当時のお話や、手塚治虫との思

    手塚マンガあの日あの時+(プラス) シリーズ企画 手塚マンガとブーム:美少女マンガ・アニメブームの時代(1977-1985) 第2回:『あんどろトリオ』の内山亜紀先生仕事場訪問&インタビュー!!|虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL
  • ビームスのアウトレットで「10年以上前の人気デザイン」の服がずっと売れ続けている理由。 - 山田耕史のファッションブログ

    どうやら少し前から話題になっていたようですが、今朝僕のツイッターのタイムラインに流れてきた、こちらのツイート。 軽井沢プレミアムアウトレットモールに毎年3回は来る者なのですが、完全に「来てはならない場所」になってて涙。正規店には置かないアウトレット専用の低劣品を混ぜて情弱に売るのはよくあったんだけど、もはや今は「それしかない」 正規店に置いているレギュラー品は、ぶっちゃけ公式webショップで pic.twitter.com/QRMgpUKIsj — アムロ・ジ・エンド™️ (@amurosansan) 2023年4月29日 「正規店には置かないアウトレット専用の低劣品は、いわゆるアウトレット専売品ですね。を混ぜて情弱に売るのはよくあったんだけど、もはや今は「それしかない」」 とっても辛辣な表現ですが、よくわかります。 大手セレクトショップのアウトレット専売ブランド 「正規店には置かないアウ

    ビームスのアウトレットで「10年以上前の人気デザイン」の服がずっと売れ続けている理由。 - 山田耕史のファッションブログ
  • 一番星はてのちゃんにガチ恋したかも

    俺がブクマしようと思って記事のブクマを見ると、いつも大体はてのちゃんがブクマコメントをしてる。 そして、俺がブコメで言おうと思ってたことが、結構はてのちゃんに先に言われてしまってたりするのだ。 以来、何とはなしに彼女のコメントを眺めたり、スターをつけたりしていた。 それで気づいたのだが、はてのちゃんのコメントは、思想的に偏ったものではなく、なんというか全方位に気持ちの行き届いたもので、でもかといって当たり障りのないものでもなく、記事のポイントや芯をとらえていて、殺伐としがちなブコメ欄を明るい方向にもっていくようなコメントばかりだ。 それに気づいてからというもの、はてのちゃんのブコメを楽しみにしているのだが、同時に、はてのちゃん自体にも好意を寄せてる自分に気が付いた。 Vtuberはたまに見るのだが、それに寄せる好意に似ている。 ただVは中の人がいるからか、Vに「好意を持つ」こと自体はとくに

    一番星はてのちゃんにガチ恋したかも
  • クラフトビールが生き残るためのひとつの風穴

    前回は、国内のクラフトビールが直面しているジレンマ、そしてその現状に対して私たちが何をしようとしているかについての一連のブログの最初の記事を書きました。(前回記事はこちら) 前回からのおさらいを兼ねて業界が直面している課題についてもう少し掘り下げたいと思います。まずは、「クラフトビール」の定義について。 このフレーズはやや主観的であると主張することができますが、やはり特に日においては、この用語の明確な共通認識がなさすぎると感じています。 前回も述べたように、何においても明確な定義を作成することは容易ではなく、時間が経つにつれてますます難しくなっていきます。 これは、近代的なムーブメントの発端となったアメリカでは、大量生産された「クラフトっぽい」ビールがあまりなかったから、定義がしっかり隅々まで浸透したのか、というとそうではありません。アメリカでは、大規模なメーカーが実際にクラフトビール市

    クラフトビールが生き残るためのひとつの風穴
  • 業務スーパーの「〇〇醤」9種食べ比べ

    1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:「ちょい足し野菜プラス」があればどんなカップ麺も野菜マックスに 「〇〇醤」シリーズありすぎ問題 「業務スーパー」で販売されている中華調味料「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」が、どんな料理に使っても美味しくて便利と、数年前の大ヒット以来、定番商品となっています。 「姜葱醤(ジャンツォンジャン)」 僕も一度使ってみて以来すっかり気に入って、度々購入。味は、たっぷりのおろししょうがにねぎ油の風味を効かせ、鶏だしと塩気を加えたシンプルなもの。 たとえば、豚の薄切り肉と細切りにした玉ねぎを炒め、仕上げにこれで味をつけるだけで、絶品のしょうが焼きができちゃうんですよね。便利すぎる。 ところでこの「〇〇醤」と名づけられた調味料シリーズ、他にもたくさんの

    業務スーパーの「〇〇醤」9種食べ比べ