「秋元康をここに連れてこい」…「ドン・キホーテ秋葉原店8階」が「AKB48劇場」になるまでの舞台裏 元AKB48劇場支配人が語る 2005年、秋元康氏のプロデュースにより「会いに行けるアイドル」をコンセプトとして誕生したAKB48。大規模な握手会、選抜総選挙など画期的な手法で一時代を築いたこの国民的アイドルグループの黎明期から最前線で戦い続けた男がいた。元AKB48劇場支配人・戸賀崎智信氏が初めて明かす、激動と奮闘の記録。 ショーキャバクラで10年間勤めた戸賀崎氏はその後、秋元康氏が構想したプロジェクトの加わることになる。 難航する物件探し 秋元康先生と秋葉原でショークラブを始める——。 そんな電話が芝(幸太郎 ※当時オフィスフォーティエイト社長)くんからあった翌日、僕は早速、秋葉原で物件探しに取り掛かった。とはいえ、劇場にふさわしい物件など探したことがない。そこでショーキャバクラ時代の後