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特撮に関するakihiko810のブックマーク (341)

  • “昭和の雰囲気が残る熱いヒーロー”が求められている!「ウイングマン」坂本浩一監督が語るこれからの特撮 | テレ東・BSテレ東の読んで見て感じるメディア テレ東プラス

    ドラマチューズ!「ウイングマン」(毎週火曜深夜24時30分)のメガホンをとる特撮アクションの第一人者・坂浩一監督インタビュー【後編】。 SNSなどで絶賛の声があふれる主人公・広野健太を演じる“ハマり役”藤岡真威人の魅力、ウイングマンの造形、そして得意とするアクション演出、これからの特撮ヒーローとは? 【前編】では、ウイングマンのヒーローとしての魅力、実写化へのこだわりなどを。 【動画】実写ドラマ「ウイングマン」藤岡真威人がチェイング! 主人公を演じる藤岡真威人の魅力 「ウイングマン」第1話より ――第1話放送後は、ヒーローに憧れる主人公・広野健太を演じる藤岡真威人さんがハマり役だと話題となりました。 「キャスティングで真威人くんの名前が上がった瞬間、ピッタリだと思いました。はっきりとした目鼻立ち、髪型、眉毛に至るまで桂正和先生が描かれた原作(漫画『ウイングマン』)の健太そのものだと思いま

    “昭和の雰囲気が残る熱いヒーロー”が求められている!「ウイングマン」坂本浩一監督が語るこれからの特撮 | テレ東・BSテレ東の読んで見て感じるメディア テレ東プラス
  • “時代の鏡”としての特撮ヒーローと悪役 白倉伸一郎が語るキャラクタービジネスの変化

    物語における対立構造は、緊張感をもたらすために欠かせない要素だ。光があれば影があり、正義があれば悪がある。そうした二元論的な世界観は、古くから物語の根幹を成してきた。それが最も顕著なのが、『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』シリーズにおける「正義」と「悪」の変遷だろう。 こうした時代とともに変化するヒーローと悪役の関係性について、制作サイドはどう捉えているのだろうか。その見解を聞くべく、東映のキャラクター戦略部を訪ねた。同部門は2023年7月に立ち上げられたばかりの新しい組織だ。 対応してくれたのは、長年にわたって東映のヒーロー作品をプロデュースしてきた敏腕プロデューサーであり、現在は東映の上席執行役員を務める白倉伸一郎氏。今回は、ヒーローと悪役の関係性の変遷について、ヒーロー作品の第一線で活躍し続けてきた白倉氏の見解を聞いた。時代とともに移り変わる価値観の中で、正義と悪の物語はどう変化して

    “時代の鏡”としての特撮ヒーローと悪役 白倉伸一郎が語るキャラクタービジネスの変化
  • 『ゴジラ』ほか世界でヒット 受け入れられ始めた「そのままの日本」

    ※日経エンタテインメント! 2024年4月号の記事を再構成 2024年3月10日に開催された米アカデミー賞では、『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を獲得、宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』も長編アニメーション賞に輝き、邦画界は大いに沸いている。近年は多くの作品がアカデミー候補に選ばれてきたが、今回の作品の特徴は、内容面だけでなく興行面でも海外で成果を上げているという点だ。 23年12月に全米公開され、歴代邦画実写作品興収を34年ぶりに塗り替えた『ゴジラ-1.0』。3月の米アカデミー賞では視覚効果賞に輝いた (C)2023 TOHO CO., LTD. 『ゴジラ-1.0』は23年12月1日に北米で公開後、週末3日間の興収が約1100万ドルとなり、週末興収ランキングで3位に。その後5日間で累計興収が1436万ドルを突破し、米国で公開された邦画実写作のなかで歴代1位となった。 続く12月8日には『

    『ゴジラ』ほか世界でヒット 受け入れられ始めた「そのままの日本」
  • 『ゴジラxコング』はアメリカンプロレスの怪獣版だ! 言葉を喋らないのに理解できる驚き

    オレの名前はキングコング。デカい猿の怪獣だ。地底世界の戸亜留地区で暮らしてるが、オレには同族の仲間がいねー。人間は嫌いじゃねーけど、種族が違う。ゴジラ? あんな凶暴だけのヤロー、仲間じゃねーよ(ここで「あ?」とキレるゴジラの小さいコマ)。 で、仲間を探す旅をしてたんだけどよ……仲間どころか、スカーキングっていうクソ野郎と出会っちまった。弱いもんイジメばっかして、地上も支配したいだと? なめてんじゃねーぞ! (格闘シーン/コングがスカーを相手に格上感を出す) キングコング「キングって名乗るわりにゃ、大したことねーな。オレが知ってる地上のキングは、テメーの100倍は強いぜ」 スカーキング「くっ……くくく、なんでテメーとタイマン張らなきゃなんねーんだよ! おい、シーモを呼んでこい!」 キングコング「なっ、こいつは……!?」 こうした髙橋ヒロシ的なやり取りの末に、コングはスカーキングとシーモの二大

    『ゴジラxコング』はアメリカンプロレスの怪獣版だ! 言葉を喋らないのに理解できる驚き
  • 「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞記念、25歳のVFXアーティスト・野島達司インタビュー

    時間3月11日に開催された第96回アカデミー賞で、「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が日映画として初めて視覚効果賞を受賞した。授賞式に参加したのは映像制作会社・白組に所属する4名。監督・脚・VFXを担った山崎貴、VFXディレクターの渋谷紀世子、3DCGディレクターの高橋正紀、そして25歳のエフェクトアーティスト / コンポジターの野島達司だ。 映画ナタリーでは受賞を記念し、野島にインタビューを実施。スティーヴン・スピルバーグやアーノルド・シュワルツェネッガーとの交流、映画におけるVFXの関わり方、「普通の人間には無理」だという山崎の仕事ぶりについて話を聞いた。 ※高橋正紀の高は、はしご高が正式表記 取材・文 / 小澤康平 野島達司(ノジマタツジ)プロフィール1998年生まれ、東京都出身。エフェクトアーティスト / コンポジター。2019年に映像制作会社・白組に入社し、山崎貴の監督作

    「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞記念、25歳のVFXアーティスト・野島達司インタビュー
  • 【訪問レポート】「ゴジラ-1.0」はどんな環境で作られたのか?山崎貴と白組・調布スタジオを巡る | 「ゴジラ-1.0」をもっと楽しむ!ゴジラ+1.0(プラスワン) 第1回

    ナタリー 映画 コラム 「ゴジラ-1.0」をもっと楽しむ!ゴジラ+1.0(プラスワン) 第1回 【訪問レポート】「ゴジラ-1.0」はどんな環境で作られたのか?山崎貴と白組・調布スタジオを巡る 「ゴジラ-1.0」をもっと楽しむ!ゴジラ+1.0(プラスワン) 第1回 [バックナンバー] 【訪問レポート】「ゴジラ-1.0」はどんな環境で作られたのか?山崎貴と白組・調布スタジオを巡る 2023年10月27日 12:15 550 17

    【訪問レポート】「ゴジラ-1.0」はどんな環境で作られたのか?山崎貴と白組・調布スタジオを巡る | 「ゴジラ-1.0」をもっと楽しむ!ゴジラ+1.0(プラスワン) 第1回
  • 「王様戦隊キングオージャー」終幕 “無謀だった”という制作の舞台裏、上堀内監督に聞いた

    「王様戦隊キングオージャー」が最終回を迎えた。2023年3月から約1年にわたって放送された特撮作品だが、綿密なストーリー展開に加え、最新テクノロジーをふんだんに取り入れたことで「背景CGのクオリティーが高すぎ」「予算は大丈夫なのか?」など、X(旧Twitter)で話題になったことも記憶に新しい。 1年間、毎週放送する特撮作品でこれだけのハイクオリティーな映像表現ができた理由には、「バーチャルプロダクション」と「ボリュメトリックキャプチャー」の存在が欠かせない。 バーチャルプロダクションとは、バーチャル背景とその前景にいる被写体を一緒にカメラで撮影することで、リアルタイムに合成する撮影手法。近年では、LEDを敷き詰めた巨大スクリーン(LEDウォール)を使う方法も増えている。LEDは輝度が高く、CG合成でよく使われる「グリーンバック」では難しい反射や映り込みが再現できる他、天候やスケジュールに

    「王様戦隊キングオージャー」終幕 “無謀だった”という制作の舞台裏、上堀内監督に聞いた
  • ブラジルでは「日本の80年代特撮」がいまだ大人気…なぜ「ジャスピオン」「チェンジマン」が熱狂的に愛されるのか 「マンシェッチ世代」が牽引する特撮愛

    ブラジルのテレビ用語に「マンシェッチ世代」という言葉がある。マンシェッチとは1983年に創業し、経営難によりわずか17年で売却されたテレビ局の名だ。マンシェッチは、日製の特撮テレビドラマを放送することで、大手局をしのぐ視聴率をたたき出し、旋風を巻き起こした。 『巨獣特捜ジャスピオン』『電撃戦隊チェンジマン』(いずれも日放送は1985~86年)あるいは『世界忍者戦ジライヤ』(同88~89年)などの作品は、絶頂期にはほぼ毎日3回放送された。さらに最終回が終わると、翌日から再び同じ作品を繰り返し放送するヘビーローテーション。その結果、当時の子供たちの心をわしづかみにした。彼らこそが「マンシェッチ世代」だ。 そのマンシェッチ世代も今や30~40代。熱狂はすっかり過去のものかと思いきや、パンデミック中の2020年に現在の大手放送局が『巨獣特捜ジャスピオン』などの過去の人気作から3シリーズを地上波

    ブラジルでは「日本の80年代特撮」がいまだ大人気…なぜ「ジャスピオン」「チェンジマン」が熱狂的に愛されるのか 「マンシェッチ世代」が牽引する特撮愛
  • 始まりは日本から持ち帰った18本のビデオだった…ブラジルで「特撮ヒーローブーム」を作った2人の日系人 最初は「日本の缶詰」と相手にもされなかった

    1980~90年代にかけてブラジル国内で放送された日の特撮ヒーロードラマ人気が今も続いている。そのブームの火付け役となったのは、2人の日系人だった。サンパウロ在住フォトグラファー兼ライターの仁尾帯刀さんが取材した――。(後編/全2回) 1日17の特撮ドラマが放送されたことも ブラジルでは1980、90年代に日製特撮ヒーローのテレビドラマが何度も放送され、子供たちを夢中にさせた。放送回数は増え続け、複数のテレビ局により1日に計17の特撮ドラマが放送されたこともあった。 特に人気の高かった『巨獣特捜ジャスピオン』では、関連グッズはおもちゃやお面にとどまらず、コミック、LPレコード、文房具など多岐に及んだ。 始まりは日から持ち帰った「18のビデオ」 1980年に佐賀大学に県費留学し、翌年ベスト電器佐賀店で研修した日系1世の江頭俊彦さん(67)はブラジルに帰国する際、自らと父のために

    始まりは日本から持ち帰った18本のビデオだった…ブラジルで「特撮ヒーローブーム」を作った2人の日系人 最初は「日本の缶詰」と相手にもされなかった
  • 「ウルトラマンブレーザー」田口清隆監督が解き明かす最終回秘話 今までにない結末、全25話が「壮大な実験」|シネマトゥデイ

    「ウルトラマンブレーザー」田口清隆監督が解き明かす最終回秘話 今までにない結末、全25話が「壮大な実験」 今明かされる「ウルトラマンブレーザー」最終回の裏話! - (c)円谷プロ 先頃、ついに最終回を迎えた特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」。続々と登場する新怪獣に、対立から相互理解を描いた結末と、数多くの話題を振り巻いた。その余韻も覚めやらぬ中、来たる2月23日には劇場映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』が公開される。テレビシリーズのメイン監督(&シリーズ構成/小柳啓伍と共同)を務め、映画でもメガホンを取った田口清隆がインタビュー応じ、最終回の裏話を語りながら、テレビシリーズを総括した。(以下、最終話のネタバレを含みます) 【動画】『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』予告編 「俺も行く」敢えてウルトラマンブレーザーに話させた理由 「

    「ウルトラマンブレーザー」田口清隆監督が解き明かす最終回秘話 今までにない結末、全25話が「壮大な実験」|シネマトゥデイ
  • 「お母さんは16歳で僕を産んだ」「何日もオムツを替えられず放置され…」“戦隊俳優”古原靖久(37)が明かす、児童養護施設に入った経緯 | 文春オンライン

    2005年に人気ドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日テレビ系)で俳優デビューし、2008年2月から放送されたスーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』(テレビ朝日系)で主演を務めた俳優の古原靖久さん(37)。 古原さんは、高校を卒業するまで児童養護施設で暮らしていた過去を持ち、YouTubeや講演会などで自身の経験を発信している。そんな彼に、児童養護施設に入所するまでの経緯や、当時の施設での生活状況などについて、話を聞いた。(全3回の1回目/2回目に続く) 「僕はお母さんが16歳のときに産んだ子ども」 ――古原さんは児童養護施設のご出身とのことですが、施設に入所するに至った経緯を教えてください。 古原靖久さん(以下、古原) 僕は、お母さんが16歳のときに産んだ子どもで、お父さんの年齢は忘れましたが、とにかく若い両親に育てられました。5歳くらいから児童養護施設に入ったんですけど、一番古

    「お母さんは16歳で僕を産んだ」「何日もオムツを替えられず放置され…」“戦隊俳優”古原靖久(37)が明かす、児童養護施設に入った経緯 | 文春オンライン
  • 『唐獅子仮面』公開インタビュー「永井豪の実写化」という既成概念に対する幸せな裏切り

    『唐獅子仮面』光武蔵人監督 取材前に手元に届いた資料には、こう書かれていた。 「『デビルマン』『マジンガーZ』の巨匠・永井豪が極秘に描き下ろした、完全オリジナル漫画を完全実写化!」 なんだかよくわからないが、とにかくあまり期待していなかった。2004年に公開された『デビルマン』の実写化作品についてあまり多くを語りたくはないが、20年がたった今でも思い出すたびに口の中に苦いものが広がる感触がある。でもまあ、仕事ですし、一丁見てやりますか、そんな気分で『唐獅子仮面』という作品を見始めることになった。 ものの10分、これはヤバいかもしれないと感じ始める。ヤバい、適当に流し見する類の映画ではない。要するに、これは片っ端からクソ面白いのだ。一旦、再生を停止し、紅茶を淹れ、姿勢を正して最初から見直す。正味121分、あっという間の幸福な映画体験だった。 インタビュー冒頭、その体験をそのまま光武蔵人監督に

    『唐獅子仮面』公開インタビュー「永井豪の実写化」という既成概念に対する幸せな裏切り
  • 「ゴジラ-1.0」、じつは「時代考証」の観点から見ても「ものすごい映画」だったといえるワケ(神立 尚紀) @moneygendai

    私はこれまで、30年近くにわたって元日海軍を中心に、戦争体験者や遺族へのインタビューを重ね、一次資料を蒐集し、あるいは目を通して、何冊かのを上梓してきた。このことが縁となって、テレビ番組や映画の考証、監修を依頼されることも時々ある。だが、携わった作品の細部を見て考証的な誤りや矛盾をつぶしていくことを繰り返すうち、自分が関わっていない映画やドラマを見ても、登場人物の経歴を逆算して見る困った習慣がついてしまった。 今回は、話題の旧海軍軍人が活躍する映画「ゴジラ-1.0」の登場人物を中心に、それぞれの経歴について重箱の隅をつついてみる。(一部ネタバレを含みます。未見の方はご注意ください) 「ほんとうらしく見せる」 皆さんは「ゴジラ-1.0」をご覧になっただろうか。これはすごい映画だ。私のように1960年代のゴジラ映画を見て育った世代から、昔のゴジラを知らない世代、あるいは怪獣映画に興味のなか

    「ゴジラ-1.0」、じつは「時代考証」の観点から見ても「ものすごい映画」だったといえるワケ(神立 尚紀) @moneygendai
  • 特撮ばんざい!第20回:ウルトラマンシリーズ唯一の深夜SFドラマ舞台裏『ULTRASEVEN X 15年目の証言録』著者・八木毅監督インタビュー

  • 特撮ばんざい!第28回:奇跡のコラボトーク全長版! 河崎実・藤井亮 二大天才監督「電エース×タローマン・でたらめでどうかしている」対談!

    身長2000mの巨体で、東京タワーを武器にする電エースを作り出した河崎実監督(右)。そして、偉大な芸術家・岡太郎氏の思想を反映し、真剣に命がけで遊ぶタローマンを創造した藤井亮監督(左)。常識を超え、常識を破壊する2大ヒーローの生みの親同士によるスペシャル対談の全長版。二大天才監督モノ・マガジンwebに現わる! 対談は爆発だ! 写真(対談)/熊谷義久 文/秋田英夫 電エースとは? 1989年にビデオマガジン『電影帝国』の1コーナーとして生まれたヒーロー。後に配信番組やDVDという形で、何度もシリーズ化される。電一(演:南郷勇一=河崎監督)が気持ちよくなると電エースに変身し、弟・電次郎(演:加藤礼次朗)の応援を受けて怪獣と戦う。2023年12月22日、35周年を記念するシリーズ最新作、映画『電エースカオス』が公開! 公式サイト 『TAROMAN 岡太郎式特撮活劇』とは? 第二次怪獣ブームに

    特撮ばんざい!第28回:奇跡のコラボトーク全長版! 河崎実・藤井亮 二大天才監督「電エース×タローマン・でたらめでどうかしている」対談!
  • 樋口真嗣を映画の道に進ませたシン・原点。それは「すごいものを作る機会がなぜ失われたのか?」という疑問だった!【『だいじょうぶマイ・フレンド』】 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

    廃墟のような日映画界に潜り込んで 映画仕事を始めてもうそろそろ40年です。 何が凄いかって40年間ダマしダマしですがこんな使えない私がこの世界で生き抜いてきたこと、それよりも日映画産業が40年間無事に残ってきたことです。 当にどん底だったなあ、とあの頃を思い返します。1950年代から1960年代にかけての黄金時代は体験したことはないけど、1970年を境に急坂を転がり落ちるように斜陽化していった日映画界。超買い手市場で映画会社に入れるのは高学歴のエリートばかりだったのが、各社新規採用を削減し、とうとう見送るようになり、入社しても配属先は映画とは縁もゆかりもない着実な実業的な部署で、唯一の演出担当社員を大卒で採用していた奇特な会社は、ロマンポルノで糊口を凌いでいた“にっかつ”——かつては漢字の日活、最近も漢字の日活——だけでした。 だから、人材を選ぶなんて高い志も経済的余裕もない中

    樋口真嗣を映画の道に進ませたシン・原点。それは「すごいものを作る機会がなぜ失われたのか?」という疑問だった!【『だいじょうぶマイ・フレンド』】 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
  • VFXアナトミー 映画『ゴジラ-1.0』 白組 調布スタジオがこれまで培ってきたVFX技術の集大成

    VFXの制作工程の秘訣について、山崎氏は「とにかく早い段階でまず1周、全部のカットをつくりきるようにしています。カット制作が1周したら、2周3周と重ねていって、トライ&エラーをくり返してクオリティを上げていきます。カット制作中の目標は、クオリティの最低ラインを上げていくことです。出来の悪いカットがひとつあるだけでも記憶に残ってしまうので」と語った。 さらにチームとしてクオリティを上げるために、山崎氏は自立的組織を目指しているという。「クリエイターたちが勝手に良いものをつくってもってくるので、あとはディレクターが広い視野でコントロールすれば作品として仕上がります。クリエイターたちのつくるものを見ると、まだまだすごいことができると感じますね」(山崎氏)。 チームマネジメントの極意 作のVFXを担う白組調布スタジオは、山崎氏を含め、ディレクター・コンポジター・モデラー全てのスタッフが声の届く、

    VFXアナトミー 映画『ゴジラ-1.0』 白組 調布スタジオがこれまで培ってきたVFX技術の集大成
  • 「ゴジラ −1.0」米国快進撃はラッキーでない ヒット生み出した東宝の国際戦略|数土 直志(すど・ただし)

    ■『ゴジラ −1.0』、北米で日映画の新記録達成12月1日に北米公開した『ゴジラ −1.0』が記録破りのスタートを切っています。12月3日までの興行収入は1103万1954万ドル(約16億円)、北米週末興行3位にランキングされました。 これは『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』の1011万ドルを超え、2023年に北米公開された外国映画で最高です。 アニメ映画では大ヒットも珍しくなくなった近年の米国映画興行ですが、日の実写映画では変わらず大きな壁があります。大規模公開は少なく、観客動員数もあまり伸びていません。 役者や舞台のほとんどが日となることや、言語の壁のため親近感があまり持てないのが理由とされています。 これまでの大きな興行記録が、1989年公開の『子物語(英語タイトル:The Adventures of Milo and Otis)』の1300万ドル、1996年の『S

    「ゴジラ −1.0」米国快進撃はラッキーでない ヒット生み出した東宝の国際戦略|数土 直志(すど・ただし)
  • 『ゴジラ-1.0』山崎貴の“本領発揮”はまだ先に 虚構vs現実を踏襲したことで生まれた齟齬

    山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』は、今、日で新作ゴジラを作り、打ち勝つことの困難さを思い知らされる。なにせ2023年は、ゴジラの新作が1カ月ばかりの間に5も公開され、日に次々と出現した年として記憶されるからだ。ゴジラが立ち向かわなければならない最強の敵は、ゴジラだ。 ※稿は『ゴジラ-1.0』のネタバレを含みます 日に同時出現したゴジラたち 先陣を切ったのが、庵野秀明総監督による『シン・ゴジラ:オルソ』。これは全編がモノクロに化粧直しされたバージョンで、第1作の『ゴジラ』(1954年)、続編の『ゴジラの逆襲』(1955年)に続く3目の白黒ゴジラ映画の誕生である。〈オルソ〉とは、オルソクロマチックという赤系の色を抑えた階調の白黒になるもので、肌などが陰影豊かになる一方で、青い光などは明るく表現される。『シン・ゴジラ』(2016年)は顔、顔、顔のアップが続き、一方でゴジラが吐くチェレン

    『ゴジラ-1.0』山崎貴の“本領発揮”はまだ先に 虚構vs現実を踏襲したことで生まれた齟齬
  • 男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義

    <個の力をアピールして高揚させるが、しょせんは敗戦国の敗者復活戦に過ぎない> *若干のネタバレあり 11月3日から公開されている映画、山崎貴監督『ゴジラ-1.0』を鑑賞した。この作品のゴジラは、これまで観てきた「ゴジラ」シリーズの中でも屈指の恐ろしさで、第一作目の『ゴジラ』を彷彿とさせる。 <画像>生誕65周年、ゴジラの顔はこんなに変わってきた(写真15点) 一方でストーリーに関しては、筆者がかつて批判した「現場プロフェッショナルロマン主義」的な要素がある。それに基づいて戦後日歴史に新たなナショナリズムを与えようとするかのようなテーマになっていることには違和感を覚えた。 舞台は終戦直後の日 今回のゴジラ映画は、戦中から終戦直後にかけての日を舞台としている。1954年に公開され、同時代を舞台とした初代『ゴジラ』に年代設定は近い。ゴジラの描写も、原点回帰ともいえる、純粋に人々に恐怖を与

    男たちが立ち上がる『ゴジラ-1.0』のご都合主義