■『今こそ女子プロレス!』vol.25 アジャコング スペシャルインタビュー(1) 昨年9月に配信スタートしたNetflixシリーズ『極悪女王』が、今なお話題になっている。全日本女子プロレスのヒールユニット「極悪同盟」のリーダー・ダンプ松本の半生を描くとともに、1980年代の女子プロレスブームの熱狂を描いた作品だ。 インターネット上では「ドラマのラストに出てくる女の子は誰か?」という論争が巻き起こっているが、「アジャコング」という説を唱える人が多い。企画・脚本・プロデュースを務めた鈴木おさむが『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に登場した際も、「続編があるとしたら主人公はアジャコングが最有力候補」と発言している。それだけ彼女の半生は壮絶であり、1990年代のプロレス界で残した功績も大きい。 全女時代から現在も第一線で活躍するアジャコング photo by Hayashi Yub