一番人気の名前は、男の子が「大翔」くん、女の子が「さくら」ちゃん――。明治安田生命保険は3日、今年生まれた赤ちゃんの名前のランキングを発表した。女の子では、2009年に放送されたドラマのヒロインの名前、「莉子」ちゃんが2位に。1983年以来27年ぶりに「子」のつく名前がトップ3に入り、「子」離れ傾向に歯止めがかかった。 男の子の「大翔」は4年連続、女の子の「さくら」は6年ぶりに首位になった。「円高や就職氷河期など閉塞(へいそく)感が漂う時代だからこそ、『明るい将来に向かって羽ばたいて』『桜のようにきれいに』という親の強い願いが伝わってくる」としている。 男の子では、サッカーW杯南アフリカ大会で16強入りした日本代表の活躍が印象に残ったためか、青色にちなんだ漢字の人気が上昇。「颯太」が4位に、「颯真」「蒼空」が6位に食い込んだ。 調査は、今年10月末までに同社と契約した被保険者を対象に