ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、明るい青い光を放つLED=発光ダイオードの開発に成功し、カラーの大型画面の実現など、さまざまな応用への道を開いた名古屋市名城大学教授の赤崎勇さんと、名古屋大学大学院教授の天野浩さん、カリフォルニア大学教授の中村修二さんの日本人研究者3人が選ばれました。 日本人のノーベル賞受賞は、おととしの山中伸弥さんに続き、合わせて22人となります。 物理学賞は3人が受賞した平成20年以来で、合わせて10人となりました。
理化学研究所は、平成16年に発見した113番目の元素の3回目の合成に成功したと発表した。新たな崩壊過程を確認したことで発見を確実に証明でき、新元素として国際的に認定される可能性が高まったという。日本物理学会の英文誌(電子版)に27日、論文が掲載される。 国際機関が新元素と認定すれば研究チームに命名権が与えられ、日本人が発見した元素の名前が初めて周期表に記されることになる。元素名は「ジャポニウム」が有力視される。 理研の森田浩介准主任研究員らは16年と17年の計2回、当時最も重い原子番号113の元素を加速器で合成。国際機関に申請したが、データ不足などを理由に認められなかった。 今年8月、3回目の合成に成功し、直後に壊れてドブニウムなどの元素に変わっていく様子を調べた。ドブニウムの崩壊パターンは2種類あるが、今回は過去2回とは違うタイプを観測。両方の現象を確認できたことで「113番の元素合成を
独立行政法人物質・材料研究機構 慶應義塾大学先端生命科学研究所 NIMSは以前、鉄系超伝導関連物質の鉄テルル化合物を酒中で煮ると超伝導体に変わることを発見したが、今回、慶應義塾大学 先端生命科学研究所との共同研究により、酒中に含まれる超伝導誘発物質を同定し、その誘発メカニズムを明らかにした。 独立行政法人 物質・材料研究機構 (理事長 : 潮田 資勝、茨城県つくば市、以下NIMS) は、鉄系超伝導関連物質である鉄テルル化合物〔Fe(Te,S)系〕を酒中で煮ると超伝導体に変わることを発見した (平成22年7月27日 NIMS - 独立行政法人科学技術振興機構 (以下JST) 共同プレス発表) 。今回、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 (所長 : 冨田 勝、山形県鶴岡市、以下慶應大先端研) との共同研究により、酒中に含まれる超伝導誘発物質を同定し、その誘発メカニズムを明らかにした。 慶應大先端
2012年07月04日23:02 テレビ コメント( 0 ) 【画像有】NHK武田アナ、ヒッグス粒子を体を張って解説 Tweet スレタイ:【画像有】NHK武田アナ、ヒッグス粒子を体を張って解説 転載元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1341401614/ 1: アムールヤマネコ(岐阜県):2012/07/04(水) 20:33:34.78 ID:upGyLEn20 NHK武田アナ、ヒッグス粒子を体を張って解説 NHKの武田真一アナウンサーが4日、午後7時のニュースで物理学上の大発見である 「ヒッグス粒子の発見」のニュースをトップで伝えた。内容はヒッグス粒子発見と、同粒子 の物理学上の位置づけについてで、同粒子が全ての空間をぎっしりと満たしていることで ほかの粒子が進みにくくなり、物質に質量が発生することがCGで解説さ
【ジュネーブ=石黒穣】ヒッグス粒子の存在を予言した英国のピーター・ヒッグス博士(83)は4日、ジュネーブの欧州合同原子核研究機関(CERN)で行われた「粒子発見」の報告会に聴衆として参加した。 発表が終わった後、ロルフ・ハイアーCERN所長から感想を求められ、ヒッグス博士は「すばらしい成果を達成した関係者全員におめでとうを言いたい。自分が生きているうちにこの結果を見られるとは、信じられない」と感激した様子で語った。
物質に重さ(質量)をもたらす素粒子で、約50年前に存在が予言されながら見つかっていない「ヒッグス粒子」を探している欧州合同原子核研究所(CERN)は4日、ヒッグス粒子とみられる新粒子を発見したと発表した。日米欧の2つの実験チームの最新の研究成果を基に統一見解を公表した。さらに検証して年内にも結論が出る見通しで、物理学の歴史に残る大発見が間近に迫った。 ヒッグス粒子は物質の最小単位である素粒子の一つで、すべての物質に重さを与えているとされる。素粒子の基本法則の「標準理論」で示された粒子の中で唯一、見つかっていない「最後の素粒子」で、発見すればノーベル賞の受賞は確実視されている。 CERNは統一見解で、暫定的な結果としながらも「新粒子を観測したことは画期的で、その意味は非常に重要だ」と強調。年内にもヒッグス粒子かどうか確定するとの見通しを示した。 新粒子は陽子の約130倍の質量を持つことを観測
印刷 昨年9月に「光より速いニュートリノを観測した」と発表した国際研究グループOPERAの実験結果が間違いだった可能性が出てきた。実験が行われたスイスにある欧州合同原子核研究機関(CERN)の広報担当者が22日、ロイター通信に「データに疑わしい点が見つかった」と語った。 実験では、CERNにある加速器から打ち出された素粒子のひとつ、ニュートリノが約730キロ離れたイタリアの研究所に到達するまでの時間を全地球測位システム(GPS)を使って測定した。 実験の間違いの可能性を最初に報じた米科学誌サイエンスが運営するサイト「サイエンス・インサイダー」などによると、GPS受信機につながるケーブルとコンピューターの間の接続に不備が見つかり、誤差の原因になった可能性があるという。CERNの広報担当者は「再実験をしてみないとはっきりしたことはわからない」としている。再実験は5月以降になる見通しだ。ロ
印刷 関連トピックスノーベル賞小澤正直・名古屋大教授不確定性原理を示す式 科学技術の根幹にある量子力学の「不確定性原理」を示す数式を書き換える、名古屋大の小澤正直教授の予測が、ウィーン工科大の長谷川祐司博士らの実験で確認された。15日付で科学誌ネイチャー・フィジックス電子版に報告する。絶対に破られない量子暗号などの技術開発に役立ちそうだ。 不確定性原理は、「粒子の位置と運動の様子(運動量)を同時に正確に測れない」などとする量子力学の根本的な理論で、ノーベル賞学者のハイゼンベルクが1927年に提唱した。電子などの位置を超精密に測定しても、限界があることを示す不確定性原理の不等式は、物理学の教科書にも載せられてきた。 小澤教授は1980年代からこの考え方に挑戦。2003年に、より精密な不等式を発表した。ところが、粒子レベルの極めて微細な現象で、これらの違いを実験で観測することが非常に難し
印刷 素粒子のニュートリノが光より速いという実験結果を9月に発表した国際共同研究グループOPERAが17日、精度を高めた再度の実験でも、同じ結果が得られたと発表した。 実験は、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器から人工的に作りだしたニュートリノを打ち出し、約730キロ離れたイタリアの研究所の検出器に到達するまでの時間と距離を測定している。 10月下旬から11月上旬にニュートリノが発生する時間をより厳密に測定したところ、同じ結果が得られたという。ただ、場所や距離の測定に全地球測位システム(GPS)を利用している点は前回と変わらない。このGPSの精度を疑問視する指摘もあることから、研究グループでは「実験方法に関する疑問の一つは排除できたが、最終的な結論に達したわけではない」としている。(ワシントン=行方史郎) 関連記事〈WEBRONZA〉日本発、「神岡
印刷 永久磁石を非常に薄くすると、電圧をかけるだけで磁石ではなくなることを京都大化学研究所のグループが見つけた。電圧をなくせば磁石に戻る。磁力を簡単にオンオフできる装置が実現可能になり、ハードディスクの省エネ化などに役立つという。英科学誌「ネイチャーマテリアルズ」電子版で3日発表する。 京大化学研究所の千葉大地助教(磁性物理学)らは、コバルトの永久磁石を250万分の1ミリという薄い膜にし、絶縁体の層をつけて電流が流れないようにして10ボルトの電圧をかけた。すると磁石の性質が完全に消え、普通の金属になった。電圧で電子の量がわずかに変化するためという。 ハードディスクなどに情報を書き込むのに、電磁石の磁気ヘッドが使われている。電磁石は金属のコイルに電流を流したり止めたりすることで磁力をオンオフするため、電力を消費する。磁気ヘッドにコバルトの薄膜を使えば電流は流れないので、電力はほとんど消
スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)でモニターを見つめる研究者(2010年3月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/FABRICE COFFRINI 【9月23日 AFP】素粒子ニュートリノが質量を持つことの最終確認を目指す国際共同実験OPERA(オペラ)の研究グループは22日、ニュートリノの速度が光速より速いことを実験で見出したと発表した。確認されれば、アインシュタイン(Albert Einstein)の相対性理論に重大な欠陥があることになる。 実験では、スイスの欧州合同原子核研究機構(European Centre for Nuclear Research、CERN)から730キロ先にあるイタリアのグランサッソ国立研究所(Gran Sasso Laboratory)へ、数十億のニュートリノ粒子を発射。光の到
印刷 名古屋大や宇都宮大、神戸大、東邦大などが参加する国際共同研究グループは23日、素粒子の一種ニュートリノが光よりも速い、との実験結果を得たことを発表した。アインシュタインの特殊相対性理論や、近年の研究成果と食い違う結果で、大きな波紋を投げかけそうだ。 研究グループは、スイスにある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器から打ち出したニュートリノを、約730キロ離れたイタリアのグランサッソ研究所の検出器に至るまでの時間を精密に測定。2009年から今年までのデータを詳細に分析したところ、ニュートリノのうちミュー型と呼ばれるものが光よりも約60ナノ秒(ナノは10億分の1)早く到達していたことを突き止めた。 アインシュタインの特殊相対性理論によると、光の速さを超えるものは存在しない。今回の実験結果が事実だとすると、現代物理学の枠組みが大きく揺らぐことになる。 また、故戸塚洋二・東京大
電磁波音(でんじはおん)とは、ある現象にともなって放出される電磁波、特に大きな流星(火球)にともなって放出されるそれが観察者の周囲で音波に変換されることによってまれに聞こえるとされる音である。 エレクトロフォニック・サウンド (electrophonic sound) ともいう。 オーロラにともなって発生する音、さらに雷鳴とは別に雷光と同時に聞こえるとされる音も電磁波音ではないかとして議論されている。 以下、主として火球の電磁波音について取り扱う。 この火球にともなう音は、火球が流れるのと同時に音がすることが特徴である。 記録は古くからあり、体験者によるとこのような火球の音は、「シュー」といった連続したノイズ音、「パチパチ」という断続的な音、あるいは「パン」とはじけるような瞬間的な音だという。 流星は観察者から遠く、音速では数分の時間がかかることが普通なので、音波が流星から直接出ているとは
Fifth Star remembers Echofon & Tᴡitter ☀️🌟🔭 @5thstar 迫力! RT @yamaya80008: 素晴らしいノルウェイのオーロラ。これはAPODのオーロラ写真で美しさは一番かもしれない。http://bit.ly/a0Yje8 天楽X @さ い た ま市_鉄博附近Bortle8-9 @78lunapal 花火大会の会場みたいw綺麗なオーロラの音はどんな感じでしょう? RT @5thstar 迫力! RT @yamaya80008: 素晴らしいノルウェイのオーロラ。これはAPODのオーロラ写真で美しさは一番かもしれない。http://bit.ly/a0Yje8 Fifth Star remembers Echofon & Tᴡitter ☀️🌟🔭 @5thstar @8748lunapal んー、見た訳ではないですが、地上数百キロ上空
米フェルミ国立加速器研究所(イリノイ州)は24日、素粒子ニュートリノが「変身」する新しいパターンの兆候を観測したと発表した。3種類あるニュートリノの型のうち、「ミュー型」から「電子型」に変身したもので、高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)などが15日に初観測と発表した「変身」と同じ。高エネ研の成果の確認に弾みがつきそうだ。 同研究所は、約735キロ離れたミネソタ州の地下にある装置に向け、ミュー型と呼ばれるニュートリノを照射する実験をしている。実験では、変身とは別の反応から電子型ができるため、その数を49例と予測していた。だが、実際にはそれより多い62例が検出された。これはミュー型から電子型への変身があった結果とみられるという。 宇宙誕生時にはあったと考えられる反物質がほとんどなくなり、現在は物質だけが残ったとされる。ニュートリノの変身はこのなぞの解明に役立つとともに、宇宙誕生の
理化学研究所(理研)は6月6日、欧州原子核研究所(CERN)の反陽子減速器(AD)を使って、反陽子(陽子の反粒子)と陽電子が水素様に結合した原子で、物理学の基本的対称性を高精度で検証するために適した系として注目されている極低温の「反水素原子」を生成し、磁気瓶に1,000秒以上閉じ込めることに成功したことを発表した。 同成果は理研基幹研究所の山崎原子物理研究室のDaniel de Miranda Silveira客員研究員、山崎泰規上席研究員や、東京大学の早野龍五教授を含むデンマーク、カナダ、米国、英国、ブラジル、スウェーデン、イスラエルらによるALPHAグループの研究によるもので、同客員研究員でもあるカナダのTRIUMF研究所の藤原真琴研究員は今回の研究の企画段階からデータ解析まで一貫して重要な役割を果たしたという。「日本学術振興会 科学研究費補助金 特別推進研究 反水素原子と反水素イオン
質量が存在すると、ボウリングのボールが載ったトランポリンみたいに時間と空間で構成される4次元の「時空」がゆがむ、というアインシュタインの一般相対性理論の予言が、米航空宇宙局(NASA)の人工衛星「GP―B」の観測で確認された。天才の考えの正しさが改めて実証された。 NASAの4日の発表によると、遠方の星が見える方角が、1年に9万分の1度ほどの割合で変化していた。この変化は、地球の自転で発生する時空の渦の効果として理論が予言する量と一致した。また地球の質量による時空のゆがみによる方角の変化も、理論の予言通りに観測した。 重力を扱う一般相対性理論は1916年に完成。重力で光が曲がる「重力レンズ」効果の観測などから正しいと考えられているが、確認の実験が続いている。76年には精密な原子時計を積んだ探査機GP―Aが、地上より重力の弱い高空では時計が速く進むはずという理論を確かめている。 同理論
2011年02月03日 三天体の軌道を瞬時に導き出せる数式 近似式で高速化 引用元:東奥日報 弘前大学大学院理工学研究科の山田慧生(けい)さん(24)と指導教員の浅田秀樹准教授(42)=理論宇宙物理学=が、アインシュタインらが構築した一般相対性理論(一般相対論)の運動方程式を基に、三つの天体の軌道(位置の時間変化)を瞬時に導き出せる数式を、世界で初めて見つけた。 研究成果をまとめた論文2本は2010年11月と今年1月、ノーベル賞級の論文が載る米国物理学会誌「フィジカルレビュー」に掲載された。同研究科が1日、発表した。 浅田准教授によると、任意の三つの天体の軌道を求めるには、ニュートンの万有引力の理論を使う方法が一般的。一般相対論による運動方程式を使えば、より精密な値を求めることができ、観測結果と合うことは知られているが、式の計算が桁違いに難しくなる。天体が二つの場合に限れば、天体の
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