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2012-06-15

オーディオ自宅オフ会 〜 田中さんをお招きして

2012-06-03 (日)、Facebook で知り合った田中さんを招いてオーディオ・オフ会を開いた。実は前日 (6/2) にばーそんさんを招いてオフ会。その後、ばーそん邸へ移動して音楽と映画を楽しむという強行軍を行なっていた。一寸疲れてたけど、田中さんとは別の意味で面白いオフ会となった。

田中さんとの出会い

田中さんとは Facebook で知り会った。お互い会ったことはないが、以前、掲示板で名前を見知った間柄であった。友達申請が来て承認。メッセージでやり取りを繰り返すうちに、我が家への訪問日が決まっていった。

Facebook って、ちょっとしたきっかけで「ちょっと遠い間柄」が「ちょっと近い間柄」に変わっていくから面白い。Facebook のお蔭で、事前に好みの曲が分かった。ジャズとフュージョン。クラシックは聞かないことも分かった。自作 DAC があるので、持っていきたい、との申し出も受けた。DAC を自作する猛者ということで、念の為ばーそんさんにも誘いをかけた。回路の話とかが出てきた時、ぼくは全く分からないけど、ばーそんさんは詳しいから。

6/3 の 14:00 に最寄り駅で待ち合わせる。

会ってみると、ぼくより年配のとても物腰優らかな男性だった。

試聴

田中さんは CD を持参していたので、早速それを聴く。

CD

ヘレン・メリルのボーカルとか良かった。ハウルの動く城。映画はダイアナ・ウィン・ジョーンズの原作から離れてしまっていて嫌だったけど、サントラは良いね。エンディングの曲を聴かせてもらった (オーケストラあり、ボーカルありのクラシック寄りの曲だった)。

helen merrill ハウルの動く城 サウンドトラック

残るフュージョン、ジャズ系の曲はいまいち。音楽がイマイチなんじゃなくて、ぼくのオーディオ・システムに合ってない。一番のポイントは低音にキレがなくて、グルーヴ感 (というの?) が出なかったこと。サラリと聴く分には良いけれど、音楽の熱気が感じられなかった。

自分の守備範囲外の曲を鳴らすと、簡単にボロが出る。色々と勉強になるなぁ。まだまだ向上させる余地はある!

さて、オーディオ機器だけども、CD プレーヤーを 3 つの順番で聞いた。

  1. Esoteric X-1s
  2. 改造 CD プレーヤー
  3. Esoteric X-1s をトランスポートに田中さん自作 DAC

田中さん自作 DAC は、田中さんの音がした。彼の DAC を入れて聴くと、ジャズやフュージョンがより楽しく聴こえる。アンプやスピーカーが、ぼくの色で染まっちゃってるから難しいんだけど、それでも田中さんがどんな音楽が好きなのかが伝わってくる様な気がした。きっと、田中さんのオーディオ・システムで使ったら、それはもうジャズやフュージョンが楽しくなることが目に見える様だった。

途中、ばーそんさんが登場。案の定、古いスピーカーとか回路の話とかで盛り上がる。二人はとても楽しそう。ぼくは話に置いてきぼりにされた。うん。でも、田中さんも楽しく歓談できている様なので、ばーそんさんを招いたのは失敗じゃなかった。良かった。

DAC を繋ぐ時、RCA ケーブルをプリアンプに繋いだのだけど、音が片方に寄ってしまった。これはぼくの失敗。後日、RCA 端子を掃除したら音の寄りはなくなった。この点については田中さん、本当にごめんなさい。

あとがき

最後に田中さんに感想を求めた。

CD プレーヤーは「改造 CD プレーヤー」より Esoteric X-1s の方が好み。うん。田中さんの好みのジャンルには、Esoteric の方が合っていると、ぼくも感じた。自分にとってのベターが、他人のベターになるとは限らない。面白いねぇ。

それと、「ハウル」のサントラが良かったと。ちょっとクラシックの要素の入った曲だけれども、クラシックをメインにしているぼくのシステムで聴くことで、「クラシック音楽好いなぁ」と思って頂けたという。これは嬉しい反応。

今度、田中さんのお宅も訪問させて下さいね、と言ってオーディオ自宅オフ会を終えた。

現在のシステム

ラックは Quadraspire Q4D Vent、CDプレーヤー・プリアンプ間のケーブルは Jorma Design XLR No.2、プリアンプ・パワーアンプ間のケーブルは Jorma Design RCA No.2、スピーカー・ケーブルは Jorma Design No.3。

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