「現在地」と IM (メール) の組み合わせも魅力的。さういふサービスは、Google Latitude が初めてじゃないけれど、今まで見事にポシャってた。一部の地域で盛り上がっても、他の地域じゃユーザーを獲得できないことが多くて、世界へと利用範囲が広がらなかったのが原因と聞く。国境のないインターネットと、「場所」に縛られるローカル・サービスの溝を埋めることが、スタートアップのベンチャーには難しいんでせう。その点、Google は違う。というのも、多くのユーザーを持っている上で、ローカル系サービスをスタートさせるから。
デバイスの対応状況にも依ると思うけど、Google Latitude は Twitter と同じ位いインパクトのあるサービスになると思う。
見た目は、アプリケーションの Google Talk とほぼ同じ。チャットする相手は、タブで表示される (Gmail Chat のやうに、ポップアップ・ウィンドウは現れない)。Google Talk ガジェットからは、メール及びチャットが可能。通話ボタンもあるけれど、ぼくの環境だと灰色表示でクリックできない。アプリケーション版の Google Talk がないと「通話 (Call)」は出来ないのかもしれない (Gmail Chat と同じやうに)。
Google Talk ガジェットのすごい所は、ガジェット内で動画を再生できること。上のビデオで実演しているやうに、チャット部分に YouTube のビデオの URL を入力すると、自動的にガジェット内でビデオ・プレーヤーが動き出す。Google Video の URL でも OK。他のビデオ・サイトは試してないので分からない。
同じやうに、Picasa Web Albums の写真の URL をチャットすると、写真のプレビューが見られるらしい。今、ぼくが試したら、上手くいかなかったけど... :p
(追記) Picasa Web Albums の写真は、http://picasaweb.google.co.jp では駄目で、http://picasaweb.google.com にしないとプレビューが表示されない (Thanks: Going My Way さん) Picasa Web Albums のプレビューでは、アルバム内の写真もスライド式に表示することができる。Brilliant!
まず、英語インターフェースの Google Personalized Home に入る。ガジェットの右上に注目。今まで「Edit」「-」「x」となっていた部分が、「▽」「-」「x」に変わってる。「▽」をクリックすると、プルダウン・メニューに二つのアイテム --- 「Edit settings」と「Send to a friend」--- が現れる (オプション設定のない Gadget の場合は、「Edit settings」は現れない)。
ところで、公式ページを見て頂くと分かることだけど、アマゾンサーチ・ガジェットには Google Analytics のトラッキング・コードが挿入されている。Google Analytics で集められたデータは、ガジェットの改善のために利用されるとある。
Google Analytics に、個人を特定する機能はなかったと思うけど、Google Analytics で情報を集められたくない方は、使わない方がよいでせう。
ガジェットに Google Analytics のコードを埋め込む件に関しては、hogematomo さん (アマゾンサーチの作者さん) と何度かメールで遣り取りをした。そして知ったのは、いくつかのガジェットが、既に Google Analytics の Urchin コードを入れているということ (ref. Google Analytics in Gadget)。
この置き時計。製品化されても、日本では使えないらしい。ただし、デザイン決定のためにトライアルとして Google Personalized Home 用の Gadget (Module) が用意されている。リリース直後は、日本との時差に対応しておらず、使い物にならなかったけど、最近その問題も修正されたっぽい。せっかくなので、インストール方法を解説しませう。
二つ目は、タブ機能の更新。旧 TV Japan ガジェットは、自前のコードによるタブ (Now, Next, Favorite, Seek) を用意していた。最近になって、Google Gadget API は「タブ」機能をサポート。TV Japan ガジェットも、この標準 API を使ってタブ機能が書き直された。
三つ目は、タブのテーマ・カラーを変えるオプション。Google Personalized Home は、タブごとにテーマ・カラーが設けられている。すなわち、一枚目は青、二枚目は緑、三枚目は赤、四枚目は紫といった按配。五枚目以降は、再び青に戻る。TV Japan 内のタブも、この Google Personalized Home の色に合わせられるよう、色変更のオプションが付いた (ただし、四枚目の紫色が用意されていない... これはバグ?)。
なお、「Tabs Library のカラーを適用」にチェックを入れると、TV Japan のタブは無色になる。
Google Personalized Home の良さは、ページを開いた時に、どんなエントリーがあるかを一望できる一覧性にあると思う。なので、タブでフィードを隠してしまうのは、その利便性を損う気がする。
だから、ぼくはタブの二枚目以降には普段表示しないやうなフィードを登録した。
今、ぼくは二つの Feeds in Tabs をロードしていて、一つ目には Le Monde (フランスのニュース)、FAZ.NET (ドイツのニュース)、London Review of Books (イギリスの本のレビュー)、How to of the Day (アメリカのライフハック) の 4 つを登録している。これらは、普段読まないけど、時間のある時に眺めたいフィード。
下記の Google Gadgets for your webpage で「Add to your webpage」ボタンをクリック。ガジェットの設定とプレビュー画面が現れるので、適当に設定して「Get the Code」。以上で、ガジェット埋め込み用の HTML コード (正確には JavaScript) を得られる。