新潟空港(新潟市)で5日夜、韓国・仁川(インチョン)発新潟行きの大韓航空機が滑走路をオーバーランしたトラブルで、運輸安全委員会の調査官3人は6日、空港入りし、調査を始めた。 国土交通省新潟空港事務所によると、オーバーランした5日午後7時40分頃、空港周辺の天候は安定していた。着陸まで管制官と同機の間で異常を伝えるようなやり取りもなかったといい、調査官はトラブルの経緯や原因を調べる予定だ。 機体は6日未明、牽引(けんいん)車で駐機場に運ばれ、同空港は同日午前5時20分、約9時間40分ぶりに滑走路の閉鎖を解除した。この影響で一部路線に欠航が出ている。 同機は大韓航空と日本航空との共同運航だが、大韓航空によると、機長、副操縦士ら乗員9人はいずれも同社の従業員だった。5日夜に空港入りした李永龍(イヨンヨン)・駐新潟韓国総領事は記者団に対し、「(オーバーランに関して)着陸後に乗客らに十分な説明がなさ