ファイブスター物語/FSS第6話のエピソード『二羽の小鳥』はいろいろな二羽の小鳥たちがいました。それぞれに対になる小鳥たち。ジークとヨーン、リリとショーカム、そして茄里とクリス。ナカカラ様のご託宣により、彼女たちも二羽の小鳥として今後の長きに渡り、ファイブスター物語の魔導大戦終結からフィルモア帝国終焉への鍵を握る人物となることは明白になったように思います。そんな茄里、『三色の娘』について今回は書いてみたいと思います。 三色の娘/茄里・ブラウ・フィルモア エピソード『二羽の小鳥』では、なぜ茄里が何故にバルバロッサ家にいるのかは明言されませんでした。ただ三色の血の意味はドナウ帝国からつづくブラウ・フィルモアと太陽王国直系であるボルガ・レーダー、そしてその2者を調停するバルバロッサの血を持つ皇位継承権1位を持つ高貴な人物を指すというのは今回の『二羽の小鳥』で明かされています。もっとも三色の皇子ジ