『超時空要塞マクロス』『聖戦士ダンバイン』といった1980年代のテレビシリーズから、2024年に公開され大ヒットした映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』まで、さまざまなロボットアニメ作品に携わりつづけてきた宮武一貴さん。日本のメカニックデザインにおける先駆者といえる存在です。 御年75歳の宮武さんは、なぜ長きにわたって“未来のロボット”を描いていられるのか。 そのような唯一無二の存在になったのは、どんな子ども時代を送ってきたからなのか。 メカニックデザイナーの仕事論と人生論を伺いました。 宮武一貴(みやたけ・かづたか)さん メカニックデザイナー・イラストレーター・コンセプトデザイナー 1949年生まれ、神奈川県横須賀市出身、在住。本名は渡邊一貴。 東京農工大学大学院在学中にデザイン会社を設立(のちに「スタジオぬえ」へ移行)。 創設メンバーのひとりとして活動し、『超時空要塞マクロ