2012年9月 4日 23:00 Kindle/Kobo/iPhone/iPad、全4ハードへ最適化された電子書籍版『サエズリ図書館のワルツさん』についての詳細とそれぞれの組版についての解説 発売から少し経ってしまいましたが、紅玉いづきさん(@benitamaiduki)の最新作『サエズリ図書館のワルツさん 1』の発売を記念して、物語世界をより深く体験して頂く為に、そしてある種の小さな提案を投じる為に、 Kindle/Kobo/iPhone/iPad、全4ハードへ最適化された『サエズリ図書館のワルツさん』第一話+あとがきの試し読みpdfの無料配信を本日より開始しました。 詳細はこちらのお知らせを御覧いただくとして、ここでは事の経緯と、ちょっとマニアックな組版の話について語ろうかと思います。 すでに本作を読んでいただいた方はご存じかと思いますが、本作の舞台は電子書籍があたりまえに普及している
なんか混迷する電子書籍ですが、単純に課金決済付きのPDFが欲しかったりします。 わりとそれで大半の問題解決したりしない? こんなの ・ユーザーがPDFを開くと、PDF Readerでログイン認証がある。 ・ログイン後、Adobeクラウドサーバーをチェックし、そのユーザーに該当PDFの閲覧権があれば表示。 ・閲覧権がない場合 → 決済画面へ ・そもそもログインしてない場合 → 決済 & 会員登録画面へ で、AdobeがワンアカウントのトータルPDF決済システムを提供すればいいんじゃないかと。 この仕組みの利点 ・Adobeは決済から何パーか抜けばオッケー。 ・友達にPDFを配ってもOK → 友達も閲覧件がなければ決済画面が出るだけ ・ストアを持てないようなマイクロプレイヤーでも、PDF配るだけなのですぐに参入可能。 ・出版社も独自のストアをPDF置き場つくるだけで作れるよ。 ・機種変更しても
Adobe Readerの次期メジャーバージョンアップは、新しいサンドボックス技術を導入する予定で、この広く利用されているソフトウェアに対して急増している悪質なハッカーの攻撃に歯止めをかけることを目的としている。 このセキュリティ機能は「Protected Mode」と呼ばれるもので、Adobeのセキュリティ責任者Brad Arkin氏によれば、Google ChromeのサンドボックスやMicrosoft Office 2010のProtected Viewing Modeに似ている。 Arkin氏はインタビューの中で、このサンドボックスは2010年中にリリースされる予定であり、これはMicrosoftのPractical Windows Sandboxing技術に基づくものだと述べている。このサンドボックスはデフォルト状態で有効にされる予定で、PDFファイルのすべての操作を非常に制限さ
iPad の登場以降、日本でもようやく電子書籍ブームが到来してる。けれど、それと書籍のPDF化は別の話。本を裁断機にかけバラしてドキュメントスキャナでPDFにまとめ上げるというのは、iPad が出る以前からやっていた人はいたわけで。もちろん PDF を見るのが、パソコンからiPad に代わり、相性がよくなったというだけのこと。 これを「電子書籍」などと称されて間違ったイメージが作られてしまうと、電子書籍・電子出版の未来に暗雲が立ちこめてしまう。電子書籍の可能性はこんな程度のものではないのだから。 どんな情報システムでも、紙をそのまま画面上に「電子化」しただけものは大抵失敗する。電子化のメリットを活かせていないからだ。たとえば「電子カルテ」を、医師が記入する紙カルテをパソコンの画面に置き換えたものだと思っている人もいる。しかし、それでは電子カルテのメリットがまったく活かされていない。 電子カ
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