楽天は10月26日、消費者庁から景品表示法上、不適切な表示があったとして注意を受けたことを発表した。同社がカナダKobo.Incを通じて提供する電子書籍端末「kobo touch」を販売する際、同端末に対応した電子書籍数を「3万冊以上」と表記したが、実際に用意できたのは1万9265冊だったためだ。 消費者庁は18日、楽天に対して注意を与えたというが、サービス開始時の冊数に問題があったことを指摘したのみで、それ以外の表示については問題としていない。しかし、楽天koboの電子書籍数表示問題の本質は、発売時に実際の配信数よりも多い冊数を表示したことではない。 本当の問題は、同社が一貫して配信数が多く見えるよう、他社とは異なる基準で電子書籍数を増やしてきた経緯にある。そこには、消費者に良質のコンテンツを届けるという、本来あるべき電子書籍流通の姿は見ることができない。 現在、Kobo.Incが扱う電
ドローン屋のTerra Drone(テラドローン)、上場8日で「政府系助成金の不正受給」文春砲を被弾して株価墜落
2012年9月 4日 23:00 Kindle/Kobo/iPhone/iPad、全4ハードへ最適化された電子書籍版『サエズリ図書館のワルツさん』についての詳細とそれぞれの組版についての解説 発売から少し経ってしまいましたが、紅玉いづきさん(@benitamaiduki)の最新作『サエズリ図書館のワルツさん 1』の発売を記念して、物語世界をより深く体験して頂く為に、そしてある種の小さな提案を投じる為に、 Kindle/Kobo/iPhone/iPad、全4ハードへ最適化された『サエズリ図書館のワルツさん』第一話+あとがきの試し読みpdfの無料配信を本日より開始しました。 詳細はこちらのお知らせを御覧いただくとして、ここでは事の経緯と、ちょっとマニアックな組版の話について語ろうかと思います。 すでに本作を読んでいただいた方はご存じかと思いますが、本作の舞台は電子書籍があたりまえに普及している
2012年09月03日 楽天koboがまともに日本語書籍を集められないもう一つの理由 Tweet 前回、8月末6万冊の約束期限に対し姑息な手段に出た楽天koboにおいて、楽天koboの公開する数字がまやかしであることを示した。1日時点では6,440冊だったギターコード譜は、本日時点では13,000冊に増加している。楽天koboはギタリスト御用達ツールの座でも狙ってるのか。 楽天koboがまともに日本語書籍を集められない理由は、Amazon Kindleが近日発売のまま2ヶ月も経っている理由と共通している(さすがにまもなく発表されると期待しているが)。現時点においてKindleは米国では150万コンテンツを扱っており、先日サービスを開始したインドでは120万コンテンツから開始している。しかし、年内にも始まるとされる日本では、それだけのコンテンツを集めることはたとえAmazonでも困難だろう(
「koboイーブックストア」の「ジーン・マッパー」購入ページ。同書は複数ジャンルで上位ランク入りしている 著者が立ち上げた「Gene Mapper(ジーン・マッパー)」専用サイト。電子書籍はここから直接購入もできる。コボ、キンドルの両ストアへのリンクもある。 7月19日にサービスを開始したネット通販大手・楽天の電子書籍サービス「コボ」の書店で、これまで見たことがない著者の書籍が、複数ジャンルのランキング上位に入っているのを見つけた。作品の名前は「Gene Mapper(ジーン・マッパー)」、著者は「藤井太洋」。出版社名に「Taiyo Lab」とあることから、自己出版(出版社や編集者を介在させずに電子書籍を書き、売ることをいう)ではないかと推察できた。 8月22日時点で、同作は「SF」ジャンルの16位、「ハイテク」ジャンルと「科学技術」ジャンルでは1位にランクインしている(ただしその後、著者
kobo Touch――7月の電子書籍市場はこの話題一色だったといってよいだろう。さまざまな角度から語り尽くされた感もあるKoboの電子書籍サービスだが、ここで一度振り返ってみたい。 7月19日に発売された楽天の電子書籍リーダー「kobo Touch」。7月2日に行われた発表会の後からずっと、7月の電子書籍市場はこの話題一色だったといってよいだろう。 この種の端末としては異例ともいえるテレビCMなどのプロモーションも大々的に行われ、すでに10万台を突破したとされる販売台数だけをみれば、それまで電子書籍に興味のなかった層にも訴求したという意味で大きなインパクトがあったのは間違いない。しかし一方で、発売直後のトラブルもまた、大きなつめあとを残した。 発売後のトラブルというのは、主に初期設定の問題。端末を利用可能にするためにアクティベーションと呼ばれる認証の作業を行う必要があるが、ここでトラブル
楽天子会社のカナダKoboが7月19日に発売した電子書籍端末「kobo Touch」。7980円という挑戦的な価格が話題を呼び、三木谷浩史社長が店頭でトップセールスするなど鳴り物入りで登場したが、発売当日に手に入れたユーザーの一部は、「アクティベーションできない」「電子書籍が正常に表示されない」など不具合に悩んだ。楽天の直販サイトの端末レビュー欄には批判が殺到し、炎上状態になった。 一連の問題はなぜ起きたのか。楽天は、問題にどう対処していくのか。そして、直販サイトのレビューが閲覧できない状態になったのはなぜか――楽天デジタルコンテンツ推進室の本間毅執行役員に真相を聞いた。 アクティベーションできない……「大きなミスを犯してしまった」 ――kobo Touchのアクティベーションに失敗する人が続出しました。 多くのお客様にご迷惑をおかけしたと認識しています。Koboのサービスは19日午後3時
7月19日に販売開始した楽天(Kobo)の電子書籍リーダー「Kobo Touch」だが、あまり良い評判が聞こえてこない。「楽天みんなのレビュー」でも、☆1つのレビューが最多というのが本稿執筆時点の状況である(現在はメンテナンス中としてレビューが見れなくなっているようだ)。本稿では、Kobo TouchまたはKoboのサービスで起こった混乱について、筆者が考える課題などをまとめたいと思う。 使い始めるまでが大変 Kobo Touchを使い始めるためには、パソコンに「Kobo Desktop」というアプリケーションをインストールし、アクティベーション(端末認証)する必要がある。ところがこのKobo Desktopがうまくインストールできない、インストールできても楽天会員ログインができない、Kobo Touchのシステムアップデートができない、アクティベーションができない、といった諸々の症状に悩
7月19日に本格的な電子書籍サービスを開始する楽天(kobo)。7月18日には三木谷浩史氏自ら都内2個所で緊急店頭プロモーションを実施した。 楽天が7月19日、ついに電子書籍サービスを開始する。「社運をかけて取り組む」と強い意欲を示す楽天だが、前日の7月18日、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏自ら都内2個所で緊急店頭プロモーションを実施した。 楽天がカナダの電子書籍サービス事業者であるKoboの買収を発表したのは2011年11月。グローバルでサービスを展開するKoboは、カナダのAmazonとも呼ばれる企業だ。そのAmazonも電子書籍リーダー「Kindle」を近日発売とアナウンスしているが、楽天は先んじて電子書籍リーダー「kobo Touch」を7980円で販売、国内でのサービスを開始することになる(関連記事参照)。 kobo Touchの発売に当たって、丸善やジュンク堂、文教堂、TS
楽天は7月2日、電子書籍事業に関する記者発表会を開催し、昨年買収を発表したカナダの電子書籍事業者Koboが手掛けるサービスを国内でも展開することを正式に発表した。発表会に先立ってお伝えしたとおり、7月19日から端末の販売とストアサービス「Kobo イーブックストア」を同時に開始し、端末である「Kobo Touch」の価格は7980円。特設サイトでは予約受付が始まっている。 koboは現在、世界190カ国、900万人が利用する電子書籍サービスを運営。Kobo Touchなどの自社製品だけでなく、iOS、Android OS、Windows OS、Mac OS向けにもアプリを用意している。日本ではまずKobo Touchの提供から開始し、ほかのプラットフォーム向けのアプリも今後提供予定となっている。 日本市場に投入するKobo Touchは、グローバルモデルと比べハードウェアレベルでの違いは見
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