「自由に使える金を捻出したかった」 佐賀・鳥栖三養基地区消防事務組合は、許可なく副業をした30代男性の消防士長を停職1カ月の懲戒処分、指導、監督不適正として消防長ら上司4人を訓告処分とした。その副業先は女性用風俗店だった。 【映像】男性の人気副業? 「女性向け風俗」の実態 消防士長は無店舗型風俗店に登録。今年3月までに約10回、佐賀・福岡・熊本県内のホテルで女性向け性的サービスを含むマッサージ・有償通話サービスを行い約11万円の報酬を得ていた。 出張サービスは非番や休日に、店・顧客との日程調整は仮眠時間など勤務中にも行っていたが匿名の封書が組合に届いて発覚。本人に事実確認したところ認めたという。消防長は「住民の信頼を裏切る結果となり深く反省している」とコメントしている。 地方公務員法では営利目的の副業は禁止されているが、「女性用風俗」とはどのような仕事なのか。 東京に20店舗、全国に60店