今年2月にギネス世界記録に「世界最高齢の犬」として認定されたポルトガルの犬の「ボビ」が、このほど31歳の誕生日を迎えた。健康状態は良好で、100人以上が出席する誕生日会が企画されたという。 ギネス世界記録によると、ボビは「ラフェイロ・ド・アレンティジョ」と呼ばれる、ポルトガルで家畜を守るために飼われることが多い犬種。1992年に生まれ、今月11日に31歳の誕生日を迎えた。ギネス世界記録が認めた史上最高齢の犬だという。米CNNも「世界最高齢の犬が30代を楽しんでいる」と報じた。 飼い主のレオネル・コスタさん(38)はボビの長寿の理由について、ギネスの取材に「穏やかで平和な環境のおかげ」と話している。ボビは鎖につながれることなく、自宅付近の森を自由に歩き回ってきた。多くの動物に囲まれて育ったおかげで、「社交性がある」という。 最近は視力が低下し、歩きながら物にぶつかることも増えた。自宅の庭での